蓄音機でジャズを聴く!

蓄音機とジャズを中心に、日々の出来事をつづる。

今週の一(?)枚

2017-01-14 11:07:12 | ジャズ
小岩のジャズ喫茶「フルハウス」で「オール・オア・ナッシング・アット・オール」を聴いてヴァーヴ時代のビリー・ホリディに対する自分の偏見に気づいて以来、ビリーのヴァーヴ盤を全て集めることにして1年余。

5枚程入手しましたが、道半ばといった状況です。

そんな折、えらいものが買えてしまいました。



年が明けて仕事が一段落した帰りに、今年初めてお茶の水のディスクユニオンに寄ってみました。

最近はもう欲しいレコードが限られていて、レコード屋さんに行っても手ぶらで帰ることも多いので、あまり期待もせずにあちこち見て回っていると、レジ前のボックスセットが置かれているコーナーに緑色の分厚ボックスがあるのに気が付きました。

「もしかして。」

と思って手に取ると、思った通りでした。

「ビリー・ホリディ・オン・ヴァーヴ 1946-1959」



ヴァーヴ・レーベルにおけるビリーの全吹込みを網羅した10枚組です。

しかも、値段を見てびっくり。

1667円。

いくらなんでも安すぎます。

帰りのバスの中で、心配になって枚数を確認したほどです。

ちゃんと10枚揃ってました。

このセットが欲しかったのは、大和 明氏による詳細なディスコグラフィが付いているの知っていたからでもあります。



ヴァーヴ時代だけではなく、ビリーの全キャリアに録音された(可能性のあるものも含め)演奏・インタヴューが網羅されています。

これだけでも値段以上の価値があります。

思いがけないお年玉でした。

実は、その日は寄らずに帰ろうかとも思いました。

いや、寄ってよかった。

労せずしてヴァーヴのビリー・ホリディの全レコードが手に入ったわけですが、そこはそれ、残りのアルバムはもちろん探し続けます。




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