ガンダムな日々

とりあえず、ガンダムSEED DESTENYも始まったので、ガンダム専用のブログもありかなと。

機動戦士ガンダム SEED DESTINY 第08話 「ジャンクション」 感想

2004年12月06日 | ガンダム SEED DESTINY
今回は、キラ・アスランの会話あり、ラブコメあり、旧主人公・現主人公の接触ありと祭り要素
盛りだくさんの回でした。皆さん失神しないように。
なので、ストーリー追いは軽めにして、感想を多めに。
てか話は直接見て堪能してくれ。
そんな感じでの第8回。

ミネルバは、オーブへ入国。場所はオノゴロ島。モルゲンレーテの本部がある(たぶん)島です。
ここで、修理を受ける模様。
本来ならカーペンタリア基地でやるべきなんでしょうが、情勢が情勢だけに、とっとと直したほう
が安全なのと、カガリをつれてきた見返りみたいな感じで修理を受けたのではないでしょうか。

カガリの出迎えには、現オーブ宰相のウナト・エマ・セイランと、絵に描いたようなバカ息子の
ユウナ・ロマ・セイラン以下オーブの閣僚が数名。型通りの挨拶が終了した後、カガリを行政府へ
拉致。大西洋連邦との新たな同盟締結についての話し合いがされます。
大西洋連邦の根回しはとても早く、今回の事件の真実はすで公表されており(先週の写真ね)地球
全体で知らないものはいない状況になってました。
ブルコスのあおりもあったのでしょうが、反プラントというよりか、反コーディネーターの機運が
最高潮に達している模様。
そんな中で、カガリの理念を冷静に否定する、現宰相のウナト親父。
「理念も大事だか、誰と痛みを分かち合うべきか、十分に考えるとき」だと。

一方、アスランは車でお出かけ。一路キラの元へ。
キラ達は、家が流されたらしくオーブのどっかにお世話になってる模様。
そのどっかの家に行く途中の海岸で、キラとラクスおよび取り巻きの子供達を発見。子供に人気の
アスラン。
これでは話もできないので、ラクスが気をきかして子供達をつれて退散。
アスランは、今回の事件を自分の目で見、聞いたことをキラに話します。
そして「何とどう戦わなければいけないかの答えが未だ見つからない」とこぼします。
キラは、そんなアスランの肩に手を置くだけしかできませんでした。

次の日、アスランは2つ決心をします。
1つめは、アスラン・ザラとしてアレックスとして、今できることをやるためにプラントへ行くこと。
2つめは、カガリへのプロポーズでした。
流石のアスランも、ユウナのカガリへのハンギングは心穏やかではなかった模様。
カガリ照れまくり。なんかほのぼの。
一方、ミネルバでは修理期間中の上陸許可が降りたため皆さんお出かけ。
シンは、オーブの慰霊碑のある場所へ1人向かいます(とうぜん回想シーン多め)。
そこには、キラがいました。新主人公と旧主人公とのファーストコンタクトですね。
キラは、慰霊碑を見に来るのは初めてとのこと。
キラの「(慰霊碑の周りに)せっかく花が咲いたのに、(ユニウス7落下の影響で)波をかぶったから
また枯れちゃうね」の言葉に、「ごまかせないってことか、いくら綺麗に花が咲いても人はまたふきと
ばす」と返すシン。
キラは、その言葉からシンの心に秘めたものを何か感じ取ったようです。
立ち去るシン。

最後、オーブ閣僚がカガリに以下のことを伝えます。
「大西洋連邦、並びにユーラシアを始めとする連合国は、以下の要求(どうな要求か説明なし)が受け入れ
られない場合、プラントを地球人類に対する極めて悪質な敵性国家とし、これを武力でもって排除すること
も辞さないとの共同声明を出した」と。
だんだん、ブルコスの描いたシナリオどおりになってきました。
必然的に巻き込まれていくオーブ。苦悩するカガリ。

・新キャラ登場
オーブの現宰相のウナトとその(バカ)息子ユウナが出てきました。
現宰相の登場で、カガリはお飾りの代表なんだなぁとわかりましたね。
実質、権力を握ってるのはウナトだと思われ。
ユウナをカガリの婿として送り出して、権力を磐石にしたいのだろうなと簡単に想像できてしまうほど。
う~ん、分かり易すぎ。
でも、言ってることはもっともなので、ただの権力志向のオヤジではない模様。
てか、民主主義の落とし穴をうまく使ってるなぁと。なんていっても「多数派独裁」が民主主義だし。
今後、戦争状態に突入したらカガリの身がヤバそうです。

・旧種キャラ登場
今回は、マリューとバルドフェルドが登場。
バルドフェルドの現職業はわかりませんでしたが、マリューはモルゲンレーテの造船課でマリア・ベルネスの
偽名で働いているようです。
まぁ、敵前逃亡してるわけだから本名はつかえないしね。
それに、艦長やってたのはたまたま一番階級が上だったからなわけで、元々は技術士官だし。

・アスランの決意
今クールは、アスラン中心で回ってるので、クール後半に来てまぁ当然と言えば当然なんですが。
アーモリーからオーブまで、全ての事件を体験してきて、未だにナチュラルとコーディネーターの間の溝は深
いことを思い知らされ、偽りの平和とまでは行かないまでも、それに近いものだったと分かったわけで。
今まで、表には出ずにあくまでカガリの補佐的な役割を演じてきたけど、ことここに至ったときに自分にも何
かできることがあるのではないかと。
プラントのアスラン・ザラとしてでもいいし、オーブのアレックス・ディノとしてでもいい。
今自分にできることをやる。まだ見つけられていない「何とどう戦わなきゃいけないか」を探す。
そんな決意ではないかと思います。
前SEEDではあまり能動的に動かなかったアスランが始めて自分から動き出したわけですね。

・カガリの苦悩
ウナトの言う「誰と痛みを分かち合うか」とは決して「報復を叫ぶ人たちと一緒になってプラントを憎むこと
ではないはず」と考えるカガリ。
しかし、世界はプラントを憎む方向へ進んできている中、その考えは異端になっていきそうな感じです。
かつ、オーブは民主国家なので、いかにカガリが叫ぼうとも世論がプラントを憎む方向へ行ってしまえば、もう
何もできません。
例え、カガリの意思がオーブの意思になったとしても、世界的にみれば異端なわけで、そうなると前回みたいに
オーブが戦場になると。
理想と現実の板ばさみですね。
でも、ここを乗り切れば優秀な指導者になれると思います。がんばってほしいです。

・キラ
え~、ほんとに隠居してました。
まぁ、他の前主要キャラ達(アスラン→ザラ元議長の息子、ラクス→クライン元議長の娘、カガリ→オーブ代表
の娘)と違い、単なる工業カレッジの学生だったので、表に出ても「あんた誰?」といわれるのがオチなので、
関わってないのは当然と言えば当然なんですが。
で、未だに何かを守るためとは言え、自分が戦ったことを後悔し続けている模様。
それは、慰霊碑を自分からちゃんと見に来たのは初めてであることからわかりますね。
いくら理想を叫んでみても、自分が人を殺したという事実は変わらないわけで。
かつ、その理想のためにオーブが戦場になり、民間人、軍属、オーブの閣僚が死んだわけです。
そんな人が祀ってある場所に、生き残った者がのうのうと行くということは結構勇気がいることだと思います。
このまま戦争に突き進んでいく中、キラはどのような行動を取るのでしょうか。
アスラン同様、今自分にできることをするために、戦いの舞台へ帰っていくのでしょうか。
次クールに期待です。

最後に今回の名言。
「先のことはわからない。今を信じてやっていくしかない」(マリュー・ラミアス)

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (sede)
2004-12-06 00:55:00
TBありがとうございました。



>カガリはお飾りの代表



確かにそんな感じがしてましたねぇ・・・。カガリはまだまだ冬の時代が続きそうなので、なんか応援したくなってきましたよ。



>(キラ)戦いの舞台へ帰っていくのでしょうか。



私個人としてはぜひキラには戦場に戻ってもらいたいです。やっぱりキラが再び戦う姿を見たいんですからね。それに、キラがカガリとかと一緒に政治活動とか始めても映像として地味な感じがしますし、キラはやっぱりガンダムで戦ってナンボのキャラだと思います。
コメントありがとうございます。 (レーゼ・アウス)
2004-12-06 10:05:57
>キラはやっぱりガンダムで戦ってナンボ

そう思います^^

でも、マルキオ師に弟子入りして世界各国へ布教の旅へなんて

ことにならないように祈ってます^^



気になること (祐理)
2004-12-18 11:57:08
こんにちは。初めてここにきました。私が気になったのは、キラとラクスはちゃんと恋人になったのか、ということです。私はこの二人が大好きなので、ちゃんと恋人同士になってくれるとありがたいんですけどね。どうなんでしょう。アスランとカガリのように、一緒にはいるものの、なんだか会話も少ないような・・・。って感じがするんですけど。でもラクスはキラのこと、好きというのは伝わってくるんですけど、キラは・・・?みたいな。皆さんはこの二人のことどう感じましたか?それから、キラとアスランは、また戦場に戻るのでしょうか。オープニングの映像では、アスランは新しい機体がありましたよね、赤いやつ。キラはフリーダムでシンと向かい合ってるところがありましたけど、あれはどういうことなのでしょうか・・・。気になることがたくさんあります。