アジアシリーズに行ってきました

ロッテ初代アジア王者！ベニーＭＶＰ

鯉チロー@東京出張中です。

今日、夜に時間ができたので、思い立って東京ドームにアジアシリーズを見てきました。

球場に入ったのは試合開始ちょっと前なのですが、２階席まで結構人が入っていて、一人なのに席を探すのが難しい状況でした。そして、外野席はもちろんのこと、２階席までマリーンズファン一色で、まるでメジャーリーグの球場に来ているようでした。
（写真を撮ったのですが、出張中のためアップロード用のケーブルがありません。ひょっとしたら後日アップするかも。）

なんとか２階席のバックネット裏に場所を確保。一人でゆっくり見ようと思ったのですが、隣の席もじきに埋まり、手を伸ばすどころではありませんでした。
間違いなく巨人戦より観客入ってます。

さて、ロッテの相手は韓国の三星ライオンズ。元中日のソン・ドンヨル監督が率いる韓国の名門チームです。試合の前にマスコット同士のちょっとしたやり取りがあったのですが、この韓国から渡ってきたマスコットが凄い。

２匹いたのですが、片方はこんな感じ。



まぁライオンと言うより金髪の太ったアンちゃんです。
しっぽと耳がかろうじて動物の魂を残している感じ。


もう一匹。どうやら彼らは男女ペアのようですが・・・



野球のマスコットなのに何故か
とっても美味しそう。


彼ら、その明らかに重そうな体型に似合わず結構軽やかな動きをします。試合の合間には、突然マスコットの首を取って、中の人剥き出しのままバク転のパフォーマンス！
子供の夢を壊してまでも、身体能力を見せつけるのが韓国流。


試合は俊介の先発だったのですが、あまり調子は良くありませんでした。毎回のようにスコアリングポジションにランナーを送ります。５回までに８安打ですから、いかに我慢の投球だったかがわかります。
しかし、見ている方はそんなに打たれる気がしませんでした。一つは打者があまり知っている打者ではないということでしょう。それに、三星側に粘りがないんですね。せっかくのチャンスなのに、あっさり見逃したり、ポコンと打ち上げたりとなんとなくイニングが終わってしまいます。（そうさせてしまうロッテバッテリーを褒めるべきなのかもしれませんが。）

一方ロッテは５点のうち４点が２アウトから。
集中力、選手層、そして応援すべてが日本のチャンピオンにふさわしいチームでした。
ロッテの応援は２階席から見ているとやっぱり凄いです。まさに、球場全体がうねるという感じです。アウェイの三星の応援は単調に聞こえます（本場の応援を聞いていないので比較はできませんが）。

関係ないですが、アジアの人がカープのスクワットを見たらどう思うのでしょうか。
「修行」と思われたら嫌です。

最終回は４点差でコバマサ登場。
このシチュエーションに球場中の誰もが、妙な一体感を覚えます。
そしてまた本当にシナリオでもあるかのように２点を取られ、１・２塁。一発が出れば逆転というところまで追い詰められますが、最後はなんとか抑えました。終わってみれば１３安打の三星と６安打のロッテ。実力差がそれほどあったわけではなかったと思います。

いろいろとピンチの場面もありましたが、それでも最後に王者になったのは千葉ロッテ。おとなしく一人で試合を見ていた私も、最後はちょっと熱くなってしまいました。

チームが愛され、成長し、栄光を勝ち取る。
ファンとチームの関係として、理想形がここにあったような気がします。