花のたより☆山のふみ ~青森県立名久井農業高等学校~

青森県の小さな学校「名久井農業高校」の美しい自然と植物研究グループ「チームフローラフォトニクス」の取組みを紹介します!

南部の柿の物語

2017年01月30日 | 学校
大型水耕温室の脇につり下げられた妙丹柿。
皮をむかれ干し柿にされています。
見たところすっかり小さくなっていてもう出来上がりのような気がします。
まだ食べないんでしょうか?
名久井農業高校のある南部町は江戸時代からの妙丹柿の産地。
渋柿のため干し柿の生産地でもありました。
ところがこの農村文化は急激にすたれてきています。
なぜならば世の中に甘い食べ物がたくさん増えていること 、
さらに農村は高齢化しているため
高い木に登って苦労して干し柿作りをする人が減っているのです。
食べてくれない、作るのが手間。
つまり消費者にも生産者にも嫌われた悲しい柿なのです。
このように食べ物として人と共存してきた作物は
食べられなくなると絶滅してしまう危険性がでてきます!
柿は日本原産の貴重な果物。
青森あたりが北限であると言う人もいます。
種を守るためにも食べなければなりません。
そこで立ち上がったのが地元の企業「なんぶ農園」さん。
かつてチームフローラが開発し、テクノ愛でグランプリを受賞した
柿の渋抜きのアイデアを同じ名農の生物工学班が進化させた技術を使って
渋抜きし、とうとう加工品として本格販売が始まりました。
冗談抜きでチョコディップした柿はお洒落で美味しいので
ぜひ機会があったら食べてみてください。
なんぶ農園のホームページで動画も見れるのでこちらもご覧下さい。
なおこのところ柿の渋抜きの問い合わせが全国からチームに何度かきています。
全国どこでも柿の抱えている課題は同じなのかもしれません。
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学校
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2 コメント

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Unknown (名農応援隊)
2017-01-30 10:03:13
久しぶりに妙丹柿の物語を拝見しました。併せて、南部農園のHPも拝見しました。懐かしい顔もありましたね。
まさかチップとして販売されているとは思いませんでした。見た目も美味しそうで、なかなかの出来映えでは?
アイデアが商品になるというのは、嬉しいことです。
一度食してみたいと思います。
お洒落でびっくりします (案内人)
2017-01-30 18:53:42
いただいて食べたことがあります。
確かに干し柿ではあるのですが
美味しいのでびっくりしました。
またオレンジのきれいな果肉に
ダークチョコとホワイトチョコがディップされていて
本当にこれが田舎くさい妙丹柿だとは思えません。
お客様に自慢して出せるので
ぜひ通販で手に入れてみてください。
おそらくいつでも売ってはいないはずです。

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