花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

グランプリ?

2016年11月30日 | 研究
発表は朝9:30から夕方まで続きます。
参加校は高校9件、大学9件の全部で18件もあること、
発表時間は8分と短いのですが、
これに対する質疑が同じぐらいの時間設けられていることが理由です。
大学の教授陣の質問は的を得ており、すぐ弱点を突かれます!
おそらく発表者にとっては公開処刑。
長く辛い時間が続きます。
すべての発表が終わると講演会。
その後は審査員の方々も加わり懇談会となりますが
みんな仲良くなり、内気な名農も他校生と楽しそうに話しています。
きっと同じ修羅場を体験した仲間同士。
開放感に包まれ、心地よい時間を味わっているのだと思います。
さて結果はなんと高校の部でグランプリ受賞。
昨年に引き続き2連覇を達成しました。
内容はかつてここでも紹介したことがある「ふき」。
アク抜きしなくても生で食べることができるふきの開発です。
2年かけた成果がやっと認められました。
またカブの研究も奨励賞を受賞しました。
今回の高校の部門は半数が国立高専。
かなり高度な技術開発をしていただけに
あきらめていたところ、こんなご褒美をいただいた3年生4名。
晩秋の京都で良い思い出を作ることができました。

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2 コメント

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流石! (名農応援隊)
2016-11-30 10:11:51
グランプリ連覇、おめでとうございます。
何度目の受賞でしょうか...
フキの研究でしたか、どんな内容なのか想像もつきませんが、美味しく食せるのであれば、是非試したいものです。
これからも生徒の探求心に火を付ける先生のオリジナリティ溢れた研究に邁進して下さい。
できることなら、後継者づくりも...
チャレンジする楽しさ (案内人)
2016-11-30 19:07:20
ふきの軟白栽培、つまりふきをウドのように
生でシャキシャキと食べちゃおうという研究です。
ちょっとコツはありますが、
茹でなくても食べられるというのは驚きです。
来年は少し多く作ってみようと思います。
さてこのところ後継者ということばをよくいただきます。
しかしこればっかりは難しい課題です。
みんなプライドもあるし個性もあります。
真似ろっていわれればいわれるほど、やりたくなくなるものです。
でも心のどこかで「今に見てろ」という思いはあるはず。
おそらく私たちが去ったら、ニューフェイスが
新しい分野で新しい方法でどんどんあらわれてくるはずです。
早く後継者を育てるには、早く消えることかもしれません。

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