花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

南部町は花盛り!

2016年05月12日 | 学校
久しぶりの第1農場です。
8年ぐらい前はほぼ第2と3農場、
4年ぐらい前は第1農場で主に授業をしていましたが
ここ数年は校舎そばの環境システム科の温室が
フィールドとなったため、最近は農場に行くことが少なくなりました。
さてご覧のとおり、第1農場ではサクランボやモモなど果樹の花が咲いています。
数年前、チームはこの花一杯の農園で披露宴をあげようという
ビジネスプランを考え、コンテストで最優秀賞をいただきました!
でもこのアイデアは特別なものではなく
満開の花の中に入るとだれでもそう考えると思います。
それだけ非日常の不思議な空間なのです。
この日は遠くにゆったりそびえる名久井岳も見え
とても気持ちのよいのんびりした空気が流れていました。
とはいっても農場の中はまもなく摘花作業に追われるはず。
余分な花を摘んでは実らせ、実らせてはまた余分な果実を摘む。
秋の収穫まで毎日忙しい作業が待っています。
さて野菜苗販売が終わったと思ったら
今日と明日は1年生が終日、地元農家のお手伝いをする農作業支援活動。
こちらも大忙しの名農生です。
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史上最大の作戦

2016年05月12日 | 研究
チームの2年生女子が一生懸命やすりをかけたハスの種子。
水につけて数週間たちました。
するとどうでしょう、中から何か出てきました。
緑色ということは根ではなく間違いなく葉です。
やっと顔を出してきました!
この苗は、今年1年は鉢に入れてチームの温室前で育てる予定です。
ハスがどのようにして大きくなっていくのか興味津々の2年生。
しかしハスを使った活動はこれではありません。
チームはハスを主役にした社会貢献活動を計画しているのです。
そんなわくわくのビッグイベントは
2年生によって本日に決行される予定です!
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食べ物の恨み

2016年05月12日 | 研究
チームでは生で食べられる植物を栽培することはあまりありません!
あったとしても実験用であり、食べてしまうと担当者が
論文を書けなくなるので口に入れることはなかなかないのが実態です。
そんなストレスからか昨年、ミニイチジクを導入しました。
研究でもなんでもなく、食べるために手に入れました。
なぜならイチジクは暖かな関東あたりが栽培北限とされ
さすがの果樹地域の南部町でも見たことがありません。
そのためイチジクを食べたことのないメンバーがほとんどです。
そこで実際に温室で作ってみようと昨年、
2年生に管理をお願いしたのですが、
なんとすべての実が夏に落果してしまいました。
これには2年生も頭を抱えてしまいました。
うらんでもうらみきれないという気持ちだったのでしょう。
何としても食べたいと考えた2年生は昨年の冬、
鉢をふたまわりも大きなものに替えました。
何としても食べようという気持ちが出ています。
イチジク栽培は経験がないのでよくわかりませんが
最初の数年は実がつかないとか落果するという話もあります。
昨年の2年生もこの春3年生となりました。
最後の年、リベンジは果たせるでしょうか。
さて昨日は名農の野菜苗販売の最終日。
雨にもかかわらずたくさんのみなさんがご来場くださいました。
ありがとうございます。
雨の中を並んで購入された苗、しっかり育てたいものです。
そして来年度もよろしくお願いします。
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