今夜は対川崎フロンターレ戦

アルビレックス新潟は等々力陸上競技場で負けてばかり、川崎フロンターレはデンカビッグスワンスタジアムで勝てないことが続いてばかり－
この由緒ある内弁慶の構図は、しかし新潟の近年の低迷とともに崩れました。
川崎の選手にも、スタッフにも、サポーターにも、最早デンカビッグスワンスタジアムに不得手感はないでしょう。

川崎側の“新潟アウェイだと勝てないんだよなあ”の苦手意識、“今度こそ新潟アウェイで勝たねば”の気負い、これが上手く作用して新潟はホーム川崎戦で常勝を誇ってきた面がありますが、今やその優位性はありません。

加えて、いま現在の新潟は負け癖がこびりついて、勝ち方の術を忘却。
孫子は勝負に当たって『勢い』の重要性を唱えていますが、アルビレックス新潟には『勢い』を生み出すきっかけすら、作れずにいます。

はっきり書いて、今夜の2017明治安田生命J1リーグ第21節、新潟が川崎に敗北する未来図しか妄想できません。
勝ってもらいたい、勝たねばならぬ、と心底願っても、頭の中の第三者が勝点3は得られない、と。

なんとか、この妄想が外れてくれることを。