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局地戦 矢野貴章 対 齊藤学

2017年03月19日 13時30分00秒 | アルビレックス新潟
日本サッカー界を代表するドリブラー横浜F・マリノスの齊藤学。
2017明治安田生命J1リーグ第1節の結果を伝える一般紙のスポーツ面はどこも、横浜が浦和レッドダイヤモンズを降したのは、齊藤学に因るところ大であったと報告していました。
浦和監督は、横浜に負けたというより、横浜の背番号10番に敗れた、とも述べています。

F・マリノスは第2節 対北海道コンサドーレ札幌も齊藤が牽引して勝利。
第4節で横浜に挑むアルビレックス新潟には、かなり不都合な齊藤の好調ぶり。
従って彼が足を痛めて対鹿島アントラーズ戦を欠場し、且つ、横浜が敗退したと知ったときは新潟に追い風が吹き出したと欣喜雀躍。
齊藤は故障しがちであり、一旦そうなると短期間で回復しない傾向にあるから、新潟とのゲームにも出てこないであろうと、希望的観測。
実際、報道では横浜監督は齊藤学に無理をさせないと記者に語りました。

が、ご存知のような事態に。
控え入りはあっても、先発起用は無いと構えていたのに。

齊藤の主戦場は左サイド。
新潟にとっては右サイド。
矢野貴章(きしょう)と加藤大(まさる)が横浜F・マリノスのキャプテンマークを巻く男を機能させなければ、彼らの得点奪取力を大きく削げます。
この局地戦が、少なくとも新潟が大量失点を喫するか否かを左右します。

果たして、御承知のように軍配は新潟に。
といっても、貴章は案の定、齊藤に手こずり、余裕の局地戦制勝とはいきませんでしたが、決壊には至りませんでした。
矢野が学をフェイントでいなして、青天井にさせた場面に痛快さを覚えたアルビレックス新潟応援者が拍車喝采。

しかし、この局地戦での勝利が、試合自体のそれに結び付かなかったのもまた事実。
そこはやはり、齊藤学の存在がデカかったからです。
貴章が高い位置に侵食して、厚みのあるサイド攻撃を仕掛ける回数はそうありませんでした。
これは、対齊藤抑止策があったからに違いなく。
齊藤学を自由にさせてしまったら、新潟には命取り。
いくら矢野貴章が運動量豊富でアップダウンを繰り返せても、その全てで齊藤を遮断することは不可能ですからね。

その観点で見れば、齊藤はいるだけで厄介な存在でした。


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