映画的・絵画的・音楽的

映画を見た後にネタバレOKで映画を、展覧会を見たら絵画を、など様々のことについて気楽に話しましょう。

小さいおうち

2014年02月04日 | 邦画(14年)
 『小さいおうち』を、吉祥寺バウスシアターで見ました。

(1)山田洋次監督の新作ということで映画館に行ってきました(注1)。

 本作は、中島京子氏が直木賞(2010年上期)を受賞した同名の小説(文春文庫)に基づくもの。
 戦前の山の手(注2)の丘の上に建てられた赤い屋根の「小さなおうち」に住む一家〔夫・平井雅樹片岡孝太郎)、妻・時子松たか子)、長男・恭一〕と、そこに住み込んでいた女中・タキ黒木華)を巡るお話です。



 映画の冒頭では、タキの親戚の荒井軍治(注3:小林稔侍)や、健史妻夫木聡)と康子夏川結衣)が(注4)、火葬場の煙突から立ち上る煙を見上げています。
 荒井軍治が「一人で死んでたか、タキばあちゃんは?」と訊くと、康子が「こんなことになるなら。一緒に暮らそうと言ったのに、絶対に嫌だと言って」と答え、さらに軍治は「健史が第1発見者か?」と尋ね、健史が「うん」と応じます。そして、軍治は「俺もお前たちも、大分世話になった。俺、あのばあちゃんは死なないと思ってた」と言います(注5)。

 ついで、タキが暮らしていた家の整理をしている軍治ら3人のシーン。
 康子が、「健史にやってください」と書かれた紙が貼られた箱を持ってきます。健史がその箱を開けると、中からはノートや未開封の手紙が。
 ノートを見た健史が「おばあちゃん、自叙伝書いてる」と言うと、康子は「頭が良かったからね」と応じます(注6)。

 以降、映画は、老齢のタキ倍賞千恵子)がノートに書き綴った自叙伝を読むという形で展開しますが、途中で何回か、タキが、甥の息子の健史にけしかけられて自叙伝を書き進む場面が挿入されます(注7)。



 とはいえ、映画の大部分は、昭和10年ころから終戦直前までの平井家で起きたことが描かれます。
 なかでも、雅樹が勤務する玩具メーカーに入社した美大出のデザイナー・板倉吉岡秀隆)を巡る恋愛事件に焦点があてられます。



 さて、その話とは一体どんなものだったのでしょうか、………?

 細かいことをいうと色々難点がある感じですが、昭和10年ころから終戦直前までの日本の雰囲気が、従前の軍国主義一色という描き方からはずれて斬新な視点から描かれています。さらに、その雰囲気の中にミステリアスで謎めいた話が仕込まれていて、それがラストの方で解き明かされていくという構成も面白いと思いました。

 俳優陣も皆好演していますが、特に、松たか子の着物姿は、さすが梨園で育った役者なのだなと目を見張りましたし、黒木華の演技にも感心いたしました(注8)。

(2)本作は、原作をかなり忠実に実写化しているものの、重要な点で設定を変更しているように思われます(映画と原作とは別物ですから、そのことに自体には何の問題もありません)。
 というのも、本作では時子と雅樹(注9)との間にできた子供に見える恭一について、原作では、時子の連れ子で、その父親は事故死(「雨の夜に工場の外階段で足を滑らせた」P.22)を遂げていると述べられているのです。
 さらに、タキは、「旦那様からは、男の人の匂いがしなかった。ああ、そういうことだったのだと、わたしはあの時(タキと雅樹が二人だけで「小さいおうち」で暮らしていた2週間)に初めて気づいた。奥様が再婚してから赤ちゃんに恵まれなかったのには、理由があったのだと。旦那様は私を、一度も変な目でごらんになったことがない」などとノートに書いています(P.64)。
 この点が重要なのは、原作においては、これが時子と板倉の恋愛事件の伏線になっていると考えられるからです。
 逆に、本作の場合、なぜ時子が突如としてあれほど板倉にのめり込んでしまったのかについて、その背景が大層曖昧にしか描かれていないように感じられるところです(注10)。

(3)もう一つだけ言うと、本作のタイトルは「小さいおうち」とされ、タキが小説家(橋爪功)の妻(吉行和子)に連れられて平井家に初めて行くシーンから、映画の大部分はその家の中の出来事として描かれています。
 それで、否応なくその家自体にも注目せざるをえないところです。
 まして、その家は赤い三角屋根のモダンな建物であり、デザイナーの板倉が「この家、どんな人達が住んでいるのかと、前から興味があった」とタキに言っているくらい目立つ存在なのです。



 にもかかわらず、昭和10年に建てられたと説明があるだけで、どうしてこんな斬新なデザインの家が建てられることになったのかの経緯が何も語られないのは、至極残念な気がしました(注11)。

 そういえば、亡くなったタキの遺品の中に、タキの寝室の壁にかけられていた“赤い屋根の家を描いた絵”があり、それを健史達は簡単に廃棄処分にしていましたが、この絵は、本作の「プロダクションノート」によれば、「それは板倉正治が描いた大切な絵」なのです。
 ということは、タキは戦後に、戦地から戻ってきた板倉と連絡を取り合っていたということではないでしょうか(注12)?

(4)渡まち子氏は、「時代が許さなかった恋愛を静かにみつめるまなざしを強く感じる作品に仕上がっている。倍賞千恵子、吉岡秀隆ら、山田組おなじみの俳優が安定感を与えている。和洋折衷の昭和モダンを再現した美術が味わい深い」として65点をつけています。
 また、秦早穂子氏は「ひとりの女が片隅から見ていた事実と真実。その記憶を通し、伝えたいものは何か? 戦争に巻き込まれながらも、生きようとした人間の息遣い。原作中島京子。監督・脚本山田洋次。彼の最近作の中で最も芯がある。老若ふたりのタキを演じる、倍賞千恵子と黒木華が光る」と述べています。
 さらに、村山匡一郎氏は、「山田監督には珍しく不倫という家族の秘密が物語の書くとなっているが、妙味は時子に憧れるタキが板倉に恋心を抱いていたこと。彼女の秘められた愛と嫉妬が家族の秘密を明かす謎解きに一種のサスペンスの味わいを加えて面白い」として★4つをつけています。
 ただ、相木悟氏は、「新しい視点で過去に切り込み、現代を照射する意欲的な一作ではあるのだが……」と疑問を呈しています。



(注1)山田洋次監督の作品としては、最近では、『おとうと』や『東京家族』を見ています。

(注2)原作には記載がありませんが、本作で平井雅樹が差し出す名刺に「大森區雪ヶ谷」とあったように思います。

(注3)原作によれば、タキの甥で、タキの姉の息子(P.301)。
 ちなみに、原作では、タキは6人兄妹で、兄2人、姉2人、それにタキと妹。

(注4)映画のオフィシャルサイトの「キャスト」によれば、「新井健史 妻夫木聡」「荒井康子 夏川結衣」となっていますから、たぶん二人は軍治の子供とされているのでしょう〔この場合、軍治がタキの姉の息子なのか妹の息子なのかによって、健史にとってタキが“大伯母”になったり“大叔母”になったりするのかもしれません〕。
 ですが、原作によれば、二人はタキの妹の孫、すなわち軍治とは別の甥の子供(P.281)とされていて、軍治の子供ではありません。

(注5)原作では、荒井軍治について、「法事でもなければ(健史は)挨拶もしない相手」とされていますし、さらにまた、彼は、戦時中と終戦後の一時期はタキと一緒に暮らしていたものの、その後疎遠になっていたと述べられていますから、映画のように、タキの葬式で久しぶりに顔を会わせた二人から、軍治が事情を説明してもらってもおかしくはないと思われます
 でも、映画では、そんな疎遠な親戚の軍治が、葬儀の後、康子と健史と一緒になって親しげにタキの遺品の整理をしています。このシーンからすると、軍治と健史・康子は親子関係にあるように見えてしまいますし、現にそういう設定なのでしょう。しかしながら、その場合には、軍治がタキの死んだ時の有り様を火葬場で初めて二人に尋ねるというのはおかしな感じになってしまいます(当然のことながら、健史はタキの死を葬儀の前に父親に報告しているでしょうから)。

(注6)映画の中の健史は、タキが自叙伝をノートに書いていることは十分に知っていましたから、この台詞には違和感を覚えますが、原作によれば、ある時からタキはそれを隠してしまい、健史もノートの在処がわからなかったようです。そうだとしたら、本来的に健史の台詞は「こんなところに隠していたのか!」ぐらいになるのではないでしょうか?

(注7)タキが書いた自叙伝通りに戦前の有り様を描くと、現代人が違和感を覚えると考えたのでしょうか、本作では(原作もそうなっているのですが)、タキの書きぶりについて健史にいろいろ批判めいたことを言わせています。
 例えば、昭和11年、アジアで初めてのオリンピックが昭和15年に東京で開催されることが決まり、主人の雅樹が「これで会社の玩具がどんどん売れる」「キューピーがアメリカですごい売れ行きだ」などと興奮していた様子をタキがノートに書いたところ、大学生の健史は、「昭和11年といえば2.26事件があり、軍国主義の嵐だった。その頃に日本人がそんなに浮き浮きしているはずがない。美化しないでありのままに書くべき」とケチを付けます。
 ですが、学校で現代史のことを習わないのが通例の現代の若者が、2.26事件のあらましはともかく、それが起きた年号を正確に知っているはずがないように思えますし、そんなことが健史の口から言われると、むしろタキの描いている方が実際のことであり、その批判は、戦後流布している杓子定規な見方を単にオウム返しにしているにすぎないと思えてきます。
 あるいはまた、健史の批判を、本作に対して起こりうる批判の先取りと受け止めることもできるかもしれません(丁度、『R100』の中に、同作の試写を見て酷評するプロデューサーを登場させているのと類似しているようにも思われるところです)。

(注8)最近では、松たか子は『夢売るふたり』〔このエントリの(2)を御覧ください〕、黒木華は『シャニダールの花』、片岡孝太郎は『終戦のエンペラー』、妻夫木聡は『ジャンジ!』でそれぞれ見ました。

(注9)本作の雅樹の年格好はわかりませんが、原作では時子よりも「十幾つも年上で中年」とされています(P.28)。また、「旦那様は老け顔だったので、下手をすると親子のように見えることがあった」ともタキは述べています(P.169)。

(注10)これは映画を見る方が想像すればいいことかもしれません。強いて挙げれば、時子は、板倉の若さと芸術家肌のところ(美大出のデザイナーですし、ストコフスキーを知っているなどクラシックにも精通していたり、『オーケストラの少女』という映画を二人は見ていたりします)に惹かれたというところでしょうか。

(注11)この赤い三角屋根の洋館は、劇場用パンフレット掲載の「時代にまつわるキワード」にある「文化住宅」に該当するようで、また同じパンフレットに掲載されているインタビューにおいて、美術担当の出川三男氏は、「当時のモダンな家の典型的なパターンだった」とか、「昭和初期に出た建築雑誌とかそういうものを調べたら、まさにああいうおうちがいっぱいあるんです、図面の中に」と述べていますが、それでも当時は板倉が注目するくらい目立つ存在だったのではないでしょうか?
 にもかかわらず、原作においても、普通のサラリーマンにすぎない平井雅樹が、時子とのお見合いの席で、「すぐにも家を建てます、赤い瓦屋根の洋館です」と言ったと書かれているだけで(P.24)、どうして普通の日本家屋ではなく洋館を建てることにしたのかは何も述べられておりません。

(注12)この絵のことは原作には出てきません。多分、原作の世界では、タキは、板倉の行方が分かったとしても(復員後の板倉は名の知れた漫画家となりましたから)、連絡をとらなかったのではと想像されます。もし、連絡をとっていたら、「小菅のジープ」(映画では省略されています)を板倉に手渡していたはずで遺品に残っていなかったでしょう。それに何よりタキは、板倉ではなく、「小さいおうち」の時子を愛していたように原作では仄めかされているからです(そのことは板倉も感づいていたようです)。
 他方、本作では、むしろ、時子のみならずタキも板倉のことを想っているかのように描かれています。それで、戦後タキは板倉と連絡を取り合い、この絵も譲ってもらったのだと思われるところです。でも、仮にそうだとしたら、おそらくタキの胸の内にだけ秘められた想いだったにしても、ノートの書き方も多少変わってくるのではないか、遺品にそれをうかがわせるものがもっとあってもいいのではないか、などと考えてしまうのですが。



★★★☆☆☆



象のロケット:小さいおうち
『映画・DVD』 ジャンルのランキング
コメント (6)   トラックバック (45)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« トリック劇場版 ラストステージ | トップ | ビフォア・ミッドナイト »
最近の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
、すごーいエネルギーに感動しました。 (70歳ー旅の途中)
2014-02-07 05:27:59
goo様のお勧めでとどりつきました。
またときどきお邪魔しますね。ありがとうございました。私も見ました。
Unknown (クマネズミ)
2014-02-07 21:30:18
「70歳ー旅の途中」さん、コメントをありがとうございます。
拙文をお読みいただきありがとうございます。
これに懲りずにまたお立ち寄り下さい。
相当なクマネズミさんの力作 (iina)
2014-02-11 08:55:38
ずいぶんと細々としたことまで、丁寧に映画と小説の印象を書かれています。注釈まで付した力作です。

少し考えすぎかなと思うものの、指摘されてみると、そんな風にとらえる方がいるのだなと思わされました。

終盤は、かなり巧妙な仕掛けが用意してあったのだなと思いました。
Unknown (クマネズミ)
2014-02-12 20:21:50
「iina」さん、TB&コメントをありがとうございます。
拙文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
細部に分け入ったりすると、小説は小説なりに、映画は映画なりに、様々なことを考えて作られているのだなと分かりました。
Unknown (ふじき78)
2014-03-16 10:48:18
小説の旦那様が男なのに男でないと言うのはちょっとビックリしました。でも、上手い設定だ。映画で採用しなかったのは黒木華の松たか子に対する罪同様、松たか子の夫に対する罪を強調したかったのでしょうね。・・・そうすると中島朋子の百合設定も意味深だ。一緒に削っちゃうべきだった気もします。
Unknown (クマネズミ)
2014-03-17 17:56:33
「ふじき78」さん、TB&コメントをありがとうございます。
おっしゃるように、「中島朋子の百合設定」も「一緒に削っちゃうべきだった気も」します。
この設定は、黒木華の松たか子に対する密やかな想いがあってこそ意味があるように思えるところなので。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

45 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
映画『小さいおうち』観てきたよ〜 (よくばりアンテナ)
山田洋次監督最新作。 公式HPはコチラ。 あ、なんと、私、山田洋次監督作品を劇場で観るの初めてだ・・・・(;゚∀゚) いつも地上波で放送されてから見てるな。 原作の記事はコチラ。 今回は妻夫木聡くんは大伯母のタキさん(倍賞千恵子)の自叙伝の中へ導く...
映画「小さいおうち」を観ました!!(2014-01) (馬球1964)
映画「小さいおうち」を観ました!!
小さいおうち (あーうぃ だにぇっと)
小さいおうち@歌舞伎座
「小さいおうち」 (2014 松竹) (事務職員へのこの1冊)
原作はミステリ的色彩が濃いものだった。それは…… ・主人公である山形出身の女中、
小さいおうち〜長く生き過ぎた変われない私 (佐藤秀の徒然幻視録)
公式サイト。中島京子原作、山田洋次監督。松たか子、黒木華、片岡孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木聡、倍賞千恵子、橋爪功、吉行和子、室井滋、中嶋朋子、林家正蔵、ラサール石井、あき ...
小さいおうち (花ごよみ)
中島京子の直木賞受賞作の 小説を映画化。 監督は山田洋次。 小さなおうちの主婦、 時子には松たか子。 小さなおうちの女中で、 昭和のタキには黒木華。 後の平成のタキには倍賞智恵子、 家の主人、雅樹に片岡孝太郎、 雅樹の部下の板倉正治には吉岡秀隆、 タキの親...
小さいおうち (to Heart)
製作年度 2013年 上映時間 136分 原作 中島京子 『小さいおうち』(文藝春秋刊) 脚本 山田洋次/平松恵美子 監督 山田洋次 音楽 久石譲 出演 松たか子/黒木華/片岡孝太郎/吉岡秀隆/妻夫木聡/倍賞千恵子/橋爪功/吉行和子 健史(妻夫木聡)の親類であった、タキ(倍賞千恵....
小さいおうち (昼寝の時間)
2014年 日本 136分  公式サイト 原作:中島京子「小さいおうち」(文春文
小さいおうち/映画 (あるがまま・・・)
小さいおうち公式HP 名匠・山田洋次の82作目となる監督作で、第143回直木賞を受賞した 中島京子の小説を映画化。昭和11年、田舎から出てきた純真な娘・布宮タキは、 東京郊外に建つモダンな赤い三角屋根の小さな家で女中として働き始める。 家の主人で玩具会社勤務の平....
小さいおうち (萬歳楽の酒飲み日記)
公式サイト  http://www.chiisai-ouchi.jp/ 予告編にはピンとくるものが無かったんだけど、山田洋次監督作品ならばハズレはないだろうと思い、鑑賞してきた。 原作の第143回直木賞を受賞した中島京子の小説は未読。 健史(妻夫木聡)の親類であった、タキ(倍賞...
『小さいおうち』 2013年12月26日 歌舞伎座 (気ままな映画生活(適当なコメントですが、よければどうぞ!))
『小さいおうち』 をプレミア試写会で鑑賞しました。 新しくなった歌舞伎座で映画上映は初めてとのことでした。 登壇者は豪華絢爛大勢でした。  松たか子、黒木華、吉岡秀隆、倍賞千恵子、橋爪功、吉行和子、室井滋、  ラサール石井、小林稔侍、夏川結衣、中嶋朋子、...
【小さいおうち】小百合のおうち (映画@見取り八段)
小さいおうち    監督: 山田洋次    出演: 松たか子、倍賞千恵子、吉岡秀隆、黒木華、妻夫木聡、片岡孝太郎、橋爪功、吉行和子、室井滋、木村文乃、夏川結衣、中嶋朋子、松金よね子、笹野高史、ラサール石井、林家正蔵、螢雪次朗、市川福太郎、秋山聡、あき竹城、...
『小さいおうち』 (2014) (相木悟の映画評)
激動の時代、中流家庭のひみつが投げかけるメッセージ! 新しい視点で過去に切り込み、現代を照射する意欲的な一作ではあるのだが…。 本作は、直木賞を受賞した中島京子女史の同名小説の映画化。メガホンをとったのは、82作(!)もの作品を連綿と紡いできた生ける...
小さいおうち (そーれりぽーと)
松たか子が面白そうだったので『小さいおうち』を観てきました。 ★★★★ 切な過ぎるわー。 こんなに切なくなる話は、主人公のお婆ちゃんと同じ年代の方はご覧になられない方が良いかも、むちゃくちゃ重い気持ちになりそうで。 うちの婆ちゃんが観に行くとかって言って...
小さいおうち (映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評)
小さいおうち (文春文庫) [文庫]名匠・山田洋次監督が、中島京子の同名小説を映画化したラブストーリー「小さいおうち」。戦前のモダンライフが魅力的に描かれている。現代。健史は ...
『小さいおうち』 (京の昼寝〜♪)
□作品オフィシャルサイト 「小さいおうち」□監督 山田洋次□脚本 山田洋次、平松恵美子□原作 中島京子□キャスト 松 たか子、黒木 華、片岡孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木 聡、倍賞千恵子■鑑賞日 1月25日(土)■劇場 TOHOシネマズ川崎■cyazの満足度 ...
小さいおうち (Akira's VOICE)
この世は小さいおうちの集合体なんだな。  
映画「小さいおうち」 (しづのをだまき)
2014 松竹 136分 
小さいおうち (心のままに映画の風景)
大伯母・布宮タキ(倍賞千恵子)が亡くなり、晩年つづっていた自叙伝を託された大学生の健史(妻夫木聡)は、若かりしタキの秘密を知ることになる。 昭和初期。 山形から東京に出てきたタキ(黒木華)は、赤い三角屋根のモダンな屋敷を構える平井家の女中として働...
『小さいおうち』 (こねたみっくす)
小さいおうち。それはタキちゃんが守りたかった大切な時間。 第143回直木賞を受賞した中島京子先生の原作を山田洋次監督が映画化したこの作品は、「さすが名匠!」と言わんばかり ...
「小さいおうち」 (ゆっくり歩こ。)
山田洋次監督作品 私は・・・ 「たそがれ清兵衛」のエンディングのときのような静かな感動がありました 特に盛り上げる作りでもなく、なんつぅんでしょ、ごくごく淡々と・・・ なんですが泣けてくる。。 みたいな  平井家に女中として勤めたタキさんの 死ぬ....
小さいおうち ★★★★ (パピとママ映画のblog)
第143回直木賞を受賞した中島京子の小説を、名匠・山田洋次が実写化したラブストーリー。とある屋敷でお手伝いさんだった親類が残した大学ノートを手にした青年が、そこにつづられていた恋愛模様とその裏に秘められた意外な真実を知る姿をハートウオーミングかつノスタル....
小さいおうち (2013) 136分 (極私的映画論+α)
 現在の感覚では決して小さくはないんだけど(笑)
静かに反戦を謳う〜『小さいおうち』 (真紅のthinkingdays)
 昭和初期、山形から東京へ女中奉公に出されたタキ(黒木華)は、赤い屋根瓦 がかわいい山の手の 「小さいおうち」 に雇われる。そこには、まだ若く美しい 時子奥様(松たか子)がいた。  山田洋次監督の映画を初めて観た。感動しました。  原作は、直木賞...
山田洋次監督『小さいおうち』松たか子、黒木華、吉岡秀隆、倍賞千恵子、妻夫木聡、片岡孝太郎、他 (映画雑記・COLOR of CINEMA)
2010年・第143回直木賞を受賞した中島京子の同名小説を山田洋次監督が映画化『小さいおうち』(脚本・山田洋次、平松恵美子)。音楽・久石譲物語・健史(妻夫木聡)の大伯母で、先日亡くなったばかりのタキ(
『小さいおうち』('14初鑑賞11・劇場) (みはいる・BのB)
☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10) 1月25日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター9にて 16:05の回を鑑賞。
ショートレビュー「小さいおうち・・・・・評価額1650円」 (ノラネコの呑んで観るシネマ)
彼女が、本当に隠していた事。 ある老女の心の内に70年間秘められていた秘密を巡る、ミステリアスな心理ドラマだ。 山田洋次にとっては、挑戦的な新境地と言っても良いと思う。 舞台は昭和10年代、東京山の手の住宅地に建つ赤い屋根の小さな洋館。 山形の寒村から上...
『小さいおうち』 (2014) / 日本 (Nice One!! @goo)
監督・脚本: 山田洋次 原作: 中島京子 出演: 松たか子 、黒木華 、片岡孝太郎 、吉岡秀隆 、妻夫木聡 、倍賞千恵子 公式サイトはこちら。 昭和11年、田舎から出てきた純真な娘・布宮タキは、東京郊外に建つモダンな赤い三角屋根の小さな家で女中として働....
『小さいおうち』 (ラムの大通り)
----『小さいおうち』−−。 “山田洋次監督が挑む、新しい世界”って、どういうこと?、 山田洋次監督の前作って『東京家族』。 その前も 『母べえ』だの『おとうと』だのって “家族”の話ばかりのような気がするけど…。 「う〜ん。 ぼくも観る前まではそう思っていた...
小さいおうち (もののはじめblog)
山田洋次版『東京家族』の家族構成とおりお爺さんが橋爪功、お婆さんに吉行和子。孫の妻夫木 聡は「ジャッジ」主演に続いての参加。 そして、寅さんの妹役の倍賞千恵子が秘密を隠した年寄りを演じ、若いころの小さなおうちの女中役は黒木華だったが、ぴったりあっていた。...
「小さいおうち」:謎解きではなく・・・ (大江戸時夫の東京温度)
映画『小さいおうち』は山田洋次らしくもあり、らしくもなしという佳作。まあ客席に身
「小さいおうち」 (お楽しみはココからだ〜 映画をもっと楽しむ方法 )
2014年・日本/松竹=住友商事=テレビ朝日他配給:松竹 監督:山田洋次原作:中島京子脚本:山田洋次、平松恵美子撮影:近森眞史音楽:久石譲名匠・山田洋次の82作目となる監督作で、第143回直木賞を受賞
映画「小さいおうち」感想 (帰ってきた二次元に愛をこめて☆)
大げさな出来事や奇抜な仕掛けで驚かす映画ではない。淡々と日常を描きながら、その輪郭は鋭い線で描かれている。そして何気ない積み重ねが、後に大きな出来事になっていく。このあたりの上手さは山田洋次監督らしい。 小道具も周辺の町や人の作り方も、隅々まで神...
映画・小さいおうち (読書と映画とガーデニング)
2014年 日本原作 中島京子 物語の時代背景は1935年(昭和10年)から終戦直後、そして2000年(平成12年)から2009年(平成21年)頃ふたつの時代が交差しながら、やがてひとつにつながっていく様が描かれる 東京郊外のモダンな家で起きた、ある恋愛事件の秘密を...
小さいおうち (とりあえず、コメントです)
中島京子著の直木賞受賞作を山田洋次監督が映画化したドラマです。 原作は未読ですけど、オレンジ色のチラシを見ていたので、どんな作品だろうなと気になっていました。 タイトルから想像するよりも、もっと大人な雰囲気の愛と人生の物語でした。
『小さいおうち』 原作を離れて「失敗作」を撮る理由 (映画のブログ)
 【ネタバレ注意】  山田洋次監督の『小さいおうち』を鑑賞して、こんなことがあるのかと驚いた。  本作は中島京子氏の小説に基づいて山田洋次監督と平松恵美子氏が脚本を書き、山田洋次監督みずからメガホンを取った作品だ。決して山田洋次監督のオリジナル企画で...
小さいおうち (ケントのたそがれ劇場)
★★★★ 製作:2013年 日本 上映時間:136分 監督:山田洋次  直木賞作家中島京子の小説を、山田洋次監督によって映画化された作品である。 まだ太平洋戦争前の昭和11年のお話である。当時ではモダンな創りの赤い三角屋根の小さな屋敷。そこに住むおもちゃ会
「小さいおうち」 小さい罪 (はらやんの映画徒然草)
こちらの作品は観る予定ではなかったのですが、出演している黒木華さんがベルリン映画
「小さいおうち」おうちの秘密を知った先にみた暗黙の了解の守秘義務を守り通した女中の中の女中 (オールマイティにコメンテート)
「小さいおうち」は中島京子原作の作品を山田洋次監督で映画化した作品で、田舎から都会に出てきた女性が女中としてある小さなおうちに奉公し、そこで起きた出来事を亡くなる直前 ...
『小さいおうち』をトーホーシネマズ府中8で観て、黒木華ええのうふじき★★★★ (ふじき78の死屍累々映画日記)
五つ星評価で【★★★★黒木華だなあ】    もちろん、断然タキちゃん派です。 器量が悪いなんて本人に言わせるのは酷なシナリオだなあ。 確かに整っていると言うよりは、昔風 ...
小さいおうち (映画の話でコーヒーブレイク)
今年の初め劇場公開された山田洋二監督の作品で、黒木華さんがベルリン国際映画祭で 最優秀女優賞銀熊賞受賞です。 直木賞を受賞された中島京子さんの小説の映画化だそうです。 テレビで何度もCMが流れたので気にはなっていたのですが…やっとDVDにて鑑賞。     **...
「小さいおうち」 2014年 監 山田洋次 (トリ猫家族)
 前情報を入れずに見てみました。おもしろかったわ〜見て良かった。 原作も買ってきちゃった〜\( ̄▽ ̄)/ これから読むぞ。 HPはこちら  健史(妻夫木聡)とその一家が亡 ...
小さいおうち (タケヤと愉快な仲間達)
監督:山田洋次 出演:松たか子、黒木華、片岡孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木聡、倍賞千恵子、橋爪功、吉行和子、室井滋、中嶋朋子、林家正蔵、ラサール石井、あき竹城 【解説】 第143回直木賞を受賞した中島京子の小説を、名匠・山田洋次が実写化したラブストーリー。とある...
映画 小さいおうち (こみち)
JUGEMテーマ:邦画     昭和初期の不倫を扱ったちょっと暗い感じのする映画でした。   見ているだけでちょっと滅入ってしまうのが難点ですね。   暗い時代が舞台なので当たり前かもしれませんが &nbsp...
「小さいおうち」上流家庭の女中が見た戦前の世界 (Wandarlust! 映画とドラマ、ダラダラ英語雑記帳)
小さいおうち [DVD] 小さいおうち 2014年 日本映画 監督:山田洋次 脚