映画的・絵画的・音楽的

映画を見た後にネタバレOKで映画を、展覧会を見たら絵画を、など様々のことについて気楽に話しましょう。

抱擁のかけら

2010年03月04日 | 洋画(10年)
 『ボルベール』、『エレジー』や『それでも恋するバルセロナ』で見た妖艶なペネロペ・クルスの映画だというので、まあ前田有一氏が言うように「罪作りなおっぱいの物語」かもしれないと思いつつも、映画館に足を運んでみました。

(1)この映画は、どうしてどうして、なかなか骨太の手強い作品となっています。
 むろん、ペネロペ・クルスは、二人の男性から愛される役柄であって、「罪作りなおっぱい」が映し出される愛欲シーンに欠けるわけではありません。
 ですが、ヒロインのレナを愛する二人の男性のうちの一人ハリー・ケインは、視力を失った脚本家ながら、14年前まではマテオ・ブランコと名乗る映画監督だったという設定になっています。
 そして、14年前にマテオが制作した映画は、公開されると大変な酷評を受けてしまうのです。その一部は、この映画の中でも映し出されるところ、確かにどうでもいいような酷い内容です。ところが、ラストになって、ケインの関係者が編集し直したものが映画の中で映し出されると、同じ場面ながら、実に傑作なコメディとなっています。
 また、この映画の中では、レナとマテオが、一緒にクラシカルな映画『イタリア旅行』(ロッセリーニ監督、1954年)を見るところ(注)、イングリッド・バーグマンが涙する場面が映し出されます。それを見たペネロペ・クルスが感動するのですが、その全体をまた映画館の観客が見ることになるという複雑な構造になっています!
 それに、レナを愛するもうひとりの男性エルネストの息子が、父親に命じられて、マテオ・ブランコの映画制作風景をVTR撮影し、その映像をエルネストが見るという場面があります。この場合、嫉妬に駆られたエルネストは、読唇術を心得た女性を使って、マテオがレナに何を話したのかを解明しようとします。
 要すれば、この作品は、確かにペネロペ・クルスの美しさ(「罪作りなおっぱい」)を映し出してはいるものの、決してそれにとどまらず、映像とは何か、映画とは何かといった問題を、さまざまの入れ子構造の場面を通じて観客に突きつけているのではないかと思いました。

(注)ちなみに、最近読んだ『荒木経惟 つひのはてに』(フィリップ・フォレスト著、澤田直・小黒昌文訳、白水社、2009.12)では、写真家アラーキーの『センチメンタルな旅』(1971)は、「まちがいなく「イタリア旅行」を暗示するところがある」と述べています(P.60)。

(2)こうした“入れ子”構造(自己言及的な構造)は、今更プルーストの『失われし時を求めて』を持ち出すまでもなく、小説の世界ではすでにおなじみとなっていて、また映画の世界でもいくらでも前例を見つけ出せるでしょう。
 少し昔でいえば、たとえば『カイロの紫のバラ』(ウッディ・アレン監督、1985年)では、映画館で上映されている同盟の映画から登場人物がこちらの世界に飛び出てきたりします。
 また、三谷幸喜監督の『ザ・マジックアワー』(2008年)でも、映画の中で、劇映画が制作されている場面が映し出されています。
 ただ、今回の『抱擁のかけら』では、さまざまのメディアの映像、すなわち劇中で制作されている映画のみならず、クラシカルな映画のものやVTRによる映像までも使われている点が特徴的なことだと思われます。

(3)評論家の皆さんはまずまずの評価です。
 渡まち子氏は、「本作の個性は、映画という虚構の中にさらに真偽を仕込む複眼の視点。加えて言えば、同性愛を公言するアルモドバル(監督)特有の、同性と異性の二つの愛のバランスも。多重多層的な構成は、観客を困惑させると同時に、めくるめく陶酔へと誘う」として70点を、
 福本次郎氏も、主役の男性が、「ある男との出会いを通じて生きる力を取り戻す過程を、幾重もの秘密と嘘、謎と伏線で包み、愛という最もミステリアスな心の真実に迫っていく。現在と過去が頻繁に行き来する中で、諦観と希望、喪失と再生が見事なコントラストで描かれる」として70点を、
それぞれつけています。

 ただ、前田有一氏は、「相変わらず上手な映画作りだが、逆に言えばすべてが予想の範疇。個人的には、驚きも新発見もない平均的な作品となった」として55点しか与えていません。
 マア、すれっからしの前田氏にしてみれば、この映画の入れ子構造など「驚きも新発見もな」く退屈なだけなのかもしれませんが、寂しいことです!


★★★☆☆

象のロケット:抱擁のかけら
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1 コメント

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TB下さり、ありがとうございました‼ (フェイ)
2010-03-07 00:19:52
いつもザックリ記事な私なので…
レビューを読ませていただき、感心するのみですが(^^ゞ
昔『オール・アバウト・マイ・マザー』というこの監督の作品を観ました。ペネロペ・クルスはあの役が断トツで、アメリカ映画での彼女は良くなかったんです(個人的にですが^^;)
古巣スペインでのこの監督とは相性も良くとてもいい感じだと思いました!
エージェント役の女優さんにクギ付けではありましたが…(笑)
サスペンスになってるし、飽きずに楽しめた映画です。

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