映画的・絵画的・音楽的

映画を見た後にネタバレOKで映画を、展覧会を見たら絵画を、など様々のことについて気楽に話しましょう。

花のあと

2010年04月14日 | 邦画(10年)
 『花のあと』を丸の内TOEIで見ました。

 数寄屋橋近くにあるこの映画館の存在自体は知っていましたが、入るのは今回が初めてです。暇な時間ができたので、そんな映画館を開拓するのも面白いと思い、また久し振りに時代劇を見てみるかということもあり、有楽町まで出かけてみました。

(1)映画は、藤沢周平の短編小説に基づき、実に手際よく制作されています。すべてのエピソードに無駄がなく、ラストのハッピーエンドに向かって整然と集約されていきます。見終わると、実にスカッとした気分になること請け合いです。

 この映画は、従来の時代劇では珍しく女性が主役です。そして、その主役の以登を演じる北川景子の「凛々しさ」が、映画の大きな売り物といえるでしょう。特に、正式に髷を結っている時よりも、孫四郎(宮尾俊太郎)との手合わせのときとか藤井勘解由(市川亀治郎)との果し合いの際の若衆姿の髷の方がずっとよく似合っているな、と思いました。

 全体的には、江戸時代の雰囲気を踏まえているのでしょう、現代物のようにスピーディではありません。たとえば、女性が襖の開け閉めするときの動作が如何にもという感じで、こうした緩慢な動きを言い募る向きがあるかも知れませんが、まさにそういった細かい仕草をも全然蔑ろにしていない点に、この作品の美質を読み取るべきではないかと思いました。

 その結果なのかも知れませんが、全体として、静止画像の積み重ねとして映画が出来上がっているような感じも受けました。特に、山形の自然の四季折々の風景がふんだんに取り入れられていることもあって、殺陣のシーンも、激しいアクションというより、歌舞伎の型が次々と披露されているような感じです。
 下手をすると、山形県のPR映画、北川景子のPVになりかねないところでしょうが、そこは以登の許嫁である才助に扮する甲本雅裕の素晴らしい演技(一方で単なる大飯食らいでありながら、他方で細心の注意を払って人間関係を構築できる人物を演じるのですから!)もあって、一つの映画作品として上手くまとめられている、と思いました。

(2)藤沢周平の原作を読むと、映画で監督が何を強調したかったのかがわかるような気がします。
 映画は原作をかなり忠実になぞっています。映画において、藤村志保が担当している語りの部分は、ほぼそっくりに原作でも書き込まれていますし、以登などのする会話についても、原作通りのものが台詞に採用されているように思われます。
 むろん、違う点はいくつもあります。たとえば、孫四郎が幕府に届けた文書は、映画では、藩の財政にかかわる大層重要な書簡ですが、原作では単なる家老が作成した回答書にすぎません。

 ただ、最も大きく異なるのは、主人公・以登の容貌です。すなわち、原作では、「以登は美貌ではなかった。細面の輪郭は母親から譲りうけたものの、眼尻が上がった眼と大きめの口は父親に似て、せっかくの色白の顔立ちを損じている」と書いてあるのです。
 そういうところからすると、この映画を監督した中西健二氏らの制作側は、北川景子を主役に据えることで、満開の桜、雄大な月山の眺め、などに十二分に対抗できる美しさを主役に求めたものと思われるところです〔以登が儚い恋心を抱く相手の孫四郎に、バレエダンサーの宮尾をあてたところにも、そうした傾向はうかがわれるのではないでしょうか〕。
 そんなことをすれば、この作品が、単なる絵葉書映画、名所案内映画になりかねないところを、上でも述べましたが、才助を演じる甲本雅浩らの好演で、いい映画に仕上がったといえるのではないでしょうか?
 ただ、原作では、以登は才助のことを「人物が軽々しい代わりに、この手の小細工に長けていた」などと、あまり評価していないように書かれてはいますが(尤も、それは口先だけのことで、内心は頼もしく思っていたのでしょう!)。

(3)映画評論家の間では評価が分かれるようです。
 一方で、渡まち子氏は、「一瞬の恋、正義の剣、穏やかで深い愛。桜で始まり桜で終わる物語の余韻にずっと浸っていたくなる。出演はせず語りだけで参加する名女優・藤村志保の柔らかな声が、映画の大きな魅力のひとつであることは言うまでもない」として70点を与え、
 他方では、前田有一氏は、この映画は、「典型的なファンタジー時代劇」で、「ここには、失われた(と現代人が勝手に思っている)日本人の良さなるものが思いきり美化されて描かれ、そのまっすぐな登場人物たちの心、行動に迷わず涙することが出来る」ものの、「上映時間をあと20分ほども縮め、北川景子のアクションにも気を使ったらさらに良くなったはずだ」として40点しかつけていません。

 このところ、前田氏は映画というものを隅々まで見切ってしまっていて、映像の取り方といった方面までいろいろ口を差し挟むことが多いように思われ、この映画についても、「男性用より短め軽めにあつらえた模造刀を与え、カットを短く割り、構図やカメラワークを工夫するなど、現代ではいくらでもごまかしのテクニックが存在する」のだから、北川景子のアクション・シーンについてはもっと気を使うべきだと述べています。とはいえ、殺陣シーンが実際の切り合いとは全然別なものであって、工夫の加え方も程度問題にすぎないことくらいは、観客もよく弁えているのではないでしょうか?


★★★☆☆



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映画「花のあと」 (narkejp)
2010-04-14 19:29:19
「電網郊外散歩道」のnarkejpです。トラックバックをありがとうございました。原作も飄々とした味が好きな作品ですが、映画もなかなか良かったと思いました。北川さんが最初に木刀を振るところは、もう少ししっかりしてほしいと思いましたが、最後の殺陣のところは、なかなか頑張ったね~とほめてあげたいと思います(^o^)/
TBありがとうございます (ketchup36oz)
2010-04-14 21:34:42
花のあと…僕も、とても楽しめた、いい映画だと思います。北川景子の起用も、大正解だったと。
殺陣について、特に知識もない素人の方々がいろいろ言っているようですが、専門的な立場から見ても驚くほどしっかりとした立ち回りで演じています。随分と稽古を積んだのだろうな、と役者根性に関心した次第です。
花が散って実が残る (桜ん坊侍)
2010-04-15 14:53:06
  そもそも映画、小説にかぎらず、時代劇フィクションを好みませんし、藤沢周平氏の小説も、そうした観点でまるで読みませんから、これまで映画化されてきた藤沢作品も一切観ていなかったのですが、この映画ではヒロインがなかなか凛々しく美しいとの話を聞き、観に行った次第です。原作が短編だそうですが、映画化されたものはストーリーの膨らましが多少あっても、その意味で簡潔明瞭、完全な勧善懲悪、ハッピーエンドの作品となりました。
  だから、映画を難しく考える向きにはあまり評判が良くなさそうな感じは分かります。
私にとって本当に久しぶりの時代劇でしたが、実のところ、これはこれで良いなぁと感じるものがありました。例によって、東北の小藩海坂藩のエピソードということなのですが、実際の舞台の庄内鶴岡の風景が綺麗にでてきます。酒田市には1回か2回行ったことがあり、酒井氏の城下町で落ち着いた土地という印象がありました。それでも、風景にはまったく期待していなかっただったのですが、題名にあるような桜の花の重要な場面がかなりあって、一足先に花見をしてきた気分です。
  ヒロインの北川景子さんには、当初の動きに若干のぎこちなさも感じない訳ではありませんが、むしろその凛々しさ、初々しさを感じ、いまの若手の女優の殆どにあっては、なかなか見られない点ですから、それだけで印象点が上がります。
 また、その活動を支える許嫁・夫役の甲本雅裕さんの飄々としながらも深みのある味わいもおもしろく、これら人物を支える脇役もなかなかしっかりしていて、それなりの面白さを感じてきたところです。ゆっくりした静かな展開に対して、退屈さを感じる批評も見られますが、この辺は、批評者の人柄や性格に起因するものと思われ、やはりこの映画もたんなる映画評価ではなく、評価の記事は書き手・受取手のほうの人物をさらけ出すことにつながるように感じるものです。
  多少日本に興味がありそうな、あるいは知日派的な欧米の人が観たらどう感じるのか知りたいという気もする映画でした。当時の時代感覚を含め、この映画がよく理解されるのなら、国際市場に出しても良さそうに感じます。国内的にも、もう少し観客動員をして、興行成績があがっても良さそうな内容でした。
  北川景子さんは、「間宮兄弟」「ハンサム★スーツ」「わたし出すわ」という映画やTVドラマの「モップガール」で何度か観ていましたが、実のところ、これらではあまり魅力的とは感じなかったものでしたが、今回の映画は彼女の新しい魅力を引き出したように思われます。
当時の日本 (クマネズミ)
2010-04-17 06:16:25
 「桜ん坊侍」さん、目配りのヨク利いたコメントをいただき、誠にありがとうございます。
 ヒロインの北川景子についての論評などまさにその通りだと思いました。
 ただ一点、、「当時の時代感覚を含め、この映画がよく理解されるのなら、国際市場に出しても良さそうに感じ」るということについては、若干ながら異論があります。
 というのも、この映画は、私には、昔の日本というよりも、現在の日本の置かれている状況をそのまま反映しているように思えて仕方がないからです。すなわち、この映画では「変化」ということが完璧なまでに排除されています。何か事件があっても、とどのつまりはすべて予め決められた状態に収まってしまう、それが結局のところ望ましいとのだ、として描かれているように思われます(それに、元々「変化」をもたらす要因となるようなものは描かれてはおりません)。
 仮にそうだとすれば、この映画は、現在の激動する日本の社会を嫌がって、それと対極的なものを理想郷として作り上げ、それをファンタジックに描き出そうとしているのでは、と思えてしまいます。
 ですから、これが昔の日本のありのままの姿だとして国際市場に売りに出すと、あるいは誤解される恐れがあるのではないか、と思われるのですが。
 尤も、どんな制作物であっても(映画のみならず、小説でも絵画などでも)、現在を離れて作られるはずはないのであり、また現実そのものを描くことは元々不可能なのですから、そんなことに一々拘っていては国際市場に売りに出す物などなくなってしまうとも考えられるのですが!
 

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