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映画を見た後にネタバレOKで映画を、展覧会を見たら絵画を、など様々のことについて気楽に話しましょう。

ヒメアノ~ル

2016年06月28日 | 邦画(16年)
 『ヒメアノ~ル』をヒューマントラストシネマ渋谷で見ました。

(1)吉田恵輔監督の作品ということで映画館に行ってきました。

 本作(注1)の冒頭では、岡田濱田岳)が用具を使ってビルの窓を拭いています。
 すると、先輩の安藤ムロツヨシ)が、「岡村君、ストップ!」と声をかけてきます。
 岡田が「岡田です」と注意すると、安藤は岡田の靴で汚れてしまった床を指差して「余計な仕事を増やすなよ」と言うので、岡田は「すみません」と謝ります。でも安藤が「反省しているように見えない」と怒るので、岡田は「すみません、生まれつきこういう顔なんで」となおも謝ります。

 休憩時に岡田は安藤に、「趣味は?」とか「彼女は?」と尋ねると、安藤は「何もない」と答えます。さらに岡田が、「自分も何もしていません。毎日、ダラダラしています。もやもやした感じがしないですか?」と訊くと、安藤は「不満のない人なんかいないよ。その不満を動力にして生きている」と答えます。そして、安藤は、「俺は毎日恋をしている!」と言います。

 そして、ファストフード店の場面。
 岡田が「どの子ですか?」と尋ねたのに対し、安藤が「あの子だ」と言うので、岡田はその店員(阿部ユカ佐津川愛美)を見ます。たいそう可愛い子なので、「とうてい無理。動物としてカテゴリーが違う」などと言ってしまいますが、安藤は「動物として希望をなくしたらオシマイだ」と答えます。
 次いで、店の外の椅子に座っている男(森田森田剛)を見て、安藤は「あいつはいつも良からぬ目で彼女を見ている」と言います。
 その男を見た岡田は、「森田君じゃないかな」と言ってその男の元に行って、「森田君、岡田。高1の時同じクラスだった。なんか雰囲気変わったね。この店よく来るの?あそこにいる先輩が、君がよくこの店に来ると言っていたけど」と言うと、森田は「いや、来ないよ」と答えます。

 こうして本作の主要な4人が登場しますが、さあこれから物語はどのように展開していくのでしょうか、………?

 本作は、古谷実の漫画作品を実写化したもので、一方で、主人公と職場の先輩と若い女性との関係が描かれ、他方で、主人公の高校時代の同級生のことが別の話として映し出されながら、後半になると一気に主人公らの関係に入り込んできます。この同級生は、高校時代に酷いいじめを受けたことが契機となってサイコキラーになっていて、無闇矢鱈と人を殺していきます。さあ、主人公らはどうなるのでしょうか、…といったところですが、主人公と若い女性との関係がごくごく平凡なレベルで描かれるのに対して、サイコキラーが行う殺人は陰惨極まりないものばかりで、そのギャップの大きさに見る方は圧倒されてしまいます。

(2)吉田恵輔監督の従来の作品では、『なま夏』(2006年)の益雄三島ゆたか)とか、『机のなかみ』(2006年)の馬場あべこうじ)、『純喫茶磯辺』(2008年)の裕次郎宮迫博之)、『さんかく』(2010年)の百瀬高岡蒼甫)といった大層特色のある登場人物が、作品をとても面白くしていました(注2)。
 それが『ばしゃ馬さんとビッグマウス』(2013年)や『麦子さんと』(2013年)では、そういった型破りの登場人物のウエイトが低下してきて(注3)、前作の『銀の匙』(2014年)ではスッカリ影を潜めてしまいました(注4)。
 ところが、本作は、以前の吉田作品の路線に戻るだけではなく(注5)、そこでも見られなかったほど酷く異常な人物を描いているので、見ている方は驚いてしまいます。
 なにしろ、本作に登場する森田はサイコキラーとされ、例えば、何の関係もない家に上がり込んで、その家の妻を殺し、テーブルに置かれていた料理を食べている最中に夫が戻ってくると、その夫を殺し、更には見回りに来た警官までも殺害してしまうのですから酷いものです(注6)。



 それを増幅するのが、岡田や安藤の描き方。



 フリーターで清掃会社の清掃員として、夢も希望もなく、ただ不満を一杯抱えながら、毎日働くだけの生活を送っています。これは、『机のなかみ』のフリーターの馬場とか『さんかく』の百瀬と類似する面があるように思われます。
 本作では、一方で、この2人のどうしようもないダメさが面白く描かれているからこそ、他方で、サイコキラー森田の途轍もなさが浮き彫りになると思います。

 そこで、阿部ユカです。



 本作は、阿部ユカと岡田と安藤の三角関係が描かれています。
 そしてそうした関係は、吉田監督の以前の作品にもよく描かれていました(注7)。
 といっても、以前の作品では男1に対して女2の三角関係が中心的でしたが、本作では変形されて、女1に対して男2になっています。
 さらに、本作の場合、安藤は阿部ユカを強く片思いしているだけで、実際の関係を持つには至りません。
 ただ、そういう存在としては、もう一人森田がいるでしょう。最後を除いては彼女と関係を持つに至りませんが(注8)、彼は阿部ユカにしつこくつきまとうのですから。

 そういう彼らを差し置いて阿部ユカは、特段その気がなかった岡田を自分の方に顔を向けさせ(注9)、一緒に暮らすようになります。可愛子ちゃんにしか見えない阿部ユカですが、実は「10人ちょっと」と寝たことのあるしたたかな女(注10)であることが見えてきます(注11)。
 本作は、サイコキラーとしての森田の描写は圧倒的なものがあるとはいえ、さらに、阿部ユカを巡る男3人についての作品としても見ることができるのではないでしょうか?

 最近の3作では“ハートフル”な傾向が強くてやや残念な感じが否めないところ、本作では、以前の路線を引き継いで更にその上を歩もうとする姿勢が見て取れて、今後の吉田監督の作品が大いに期待されます。

(3)渡まち子氏は、「本作のタイトルが映画のはじめではなく中盤に突然挿入されるのは、日常と非日常の2つの相異なる世界は、実は表裏一体でいつでも混じり合うのだという強烈なメッセージに思えた。暴力や流血が多いので見る人を選ぶ作品だが、一見の価値があるのは間違いない」として70点をつけています。



(注1)監督・脚本は吉田恵輔
 原作は、古谷実著『ヒメアノ~ル』(講談社)(古谷氏の漫画を実写化した作品としては、『ヒミズ』を見ています)。

 なお、公式サイトでは、タイトルについて、「“アノール”とはトカゲの1科である。イグアナ科アノール属に含まれるトカゲの総称。165種ほどがある。(ヒメアノール=ヒメトカゲ)となるが、“ヒメトカゲ”とは体長10cmほどで猛禽類のエサにもなる小型爬虫類。つまり、“ヒメアノ~ル”とは強者の餌となる弱者を意味する」と述べられています。

 また、出演者の内、最近では、濱田岳は『信長協奏曲』、ムロツヨシは『幕が上がる』、駒木根隆介は『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』、佐津川愛美は『グラスホッパー』、山田真歩は『ばしゃ馬さんとビッグマウス』で、それぞれ見ました。

(注2)『机のなかみ』と『純喫茶磯辺』についてはこの拙エントリを、『なま夏』についてはこの拙エントリの「注2」をご覧ください。

(注3)『ばしゃ馬さんとビッグマウス』に登場する天童安田章大)のビッグマウスぶりとか、『麦子さんと』における主人公の母親の彩子余貴美子)の傍若無人ぶりが目に付くくらいです。

(注4)『銀の匙』についての拙エントリの「注5」をご覧ください。

(注5)吉田監督自身が、このインタビュー記事において、「「ばしゃ馬さんとビッグマウス」「麦子さんと」「銀の匙 Silver Spoon」とハートフルな映画が続きましたが、それ以前は割とダークトーンなものを撮っていて、またそっち側をやりたいなって思いました。実録ものをやろうか、とかいろいろ考えた結果、「ヒメアノ~ル」がプロデューサーとの話題に上がって。まさにストライクな作品だったんです」などと述べています。

(注6)原作漫画では、森田がサイコキラーであるのは生まれつきのものであるように描かれているそうですが(原作未読のためわかりません)、本作では、高校時代に受けたひどいいじめに拠るものとされています。それでも、生まれつき持っていたサイコキラーの体質が、激しいいじめによって発現したとみなせるのかもしれませんが。

(注7)この拙エントリの(2)をご覧ください。

(注8)阿部ユカは岡田の家に移り住んで森田の追求を逃れていましたが、遂にそれを知った森田が、岡田の家のキッチンの窓ガラスを割って鍵を開け、阿部ユカの帰りを部屋の中で待ち構えることになります。さあどうなることでしょう、………?

(注9)阿部ユカは、自分から進んで「私の好きな人は岡田さんです」と岡田に対して言います。さらに、「一目惚れというか、タイプなんです」とも付け加えます。

(注10)岡田が阿部ユカに付き合うのを断ろうとしたところ、「バレなければ大丈夫ですよ。こっそり付き合っても、二人が黙っていればバレません。私と付き合ってください」と、阿部ユカの方から積極的に言うのです。

(注11)阿部ユカが岡田をリードして性的行為をしている場面と、森田が、自分を殺しに来た和草駒木根隆介)と久美子山田真歩)を逆に殺してしまう場面とが交互に映し出されるところがあります。これは、あるいは阿部ユカ=森田ということを言おうとしているのでしょうか?森田は、自分と同じものを無意識に感じ取って阿部ユカを付け狙っていたのかもしれません。本作に続編があるとしたら、そこでは猛禽としての阿部ユカの本性が曝露されることのなるのではないでしょうか?
 なお、安藤が岡田に、「運命の人を奪ったら、チェーンソーでバラバラにしちゃう」と言い、なおかつ安藤の部屋にチェーンソーが置かれているのですから、安藤にも森田的な要素が伺えるのかもしれません(森田をサイコキラーとラベリングして片付けても、実は、人は誰しもその要素を多少なりとも持っている、ということでしょうか)。



★★★★☆☆



象のロケット:ヒメアノ~ル
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6 コメント

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こんにちは (ここなつ)
2016-06-28 12:42:40
こんにちは。
>本作では、一方で、この2人のどうしようもないダメさが面白く描かれているからこそ、他方で、サイコキラー森田の途轍もなさが浮き彫りになると思います。
そうですよね。そして又、実は結局は「同じ穴のムジナ」なのだということも、この描かれ方で感じられたように思います。
「ダメ」という点では、この3名は全員相当「ダメ」なのだと思いますので。
Unknown (クマネズミ)
2016-06-28 20:59:21
「ここなつ」さん、TB&コメントをありがとうございます。
おっしゃるように、この三人の「人生は終わっている」のかもしれません(岡田にしても、人生設計をちゃんとしないと、そのうちに阿部ユカに見放されてしまうのではないでしょうか?)。
Unknown (ふじき78)
2016-06-28 22:31:35
> とうてい無理。動物としてカテゴリーが違う」などと言ってしまいますが、

SEXする仲になるのだから、佐津川愛美と濱田岳は同じカテゴリになったのでしょう。森田剛もムロツヨシも同じカテゴリになりたい同士なのだけど、彼等二人はまたカテゴリが違いそう。迷宮ですな。
Unknown (クマネズミ)
2016-06-29 05:29:03
「ふじき78」さん、TB&コメントをありがとうございます。
実のところは、阿部ユカはすでに「10人ちょっと」と関係を持っている女であり、岡田は森田から「俺らは人間として終わっている」と言われている人間、そして安藤も部屋にチェーンソーを持っているくらいなのですから、もしかしたらこの4人は動物としてカテゴリーが同じなのかもしれません。
こんにちは (りお)
2016-07-08 09:03:12
訪問が遅くなりましてすみません。

ムロツヨシ演じる安藤も、かなりストーカーの要素ありますよね。
確かに一歩間違えれば、彼も森田みたくなっていたのかも?
Unknown (クマネズミ)
2016-07-08 20:34:22
「りお」さん、わざわざTB&コメントをありがとうございます。
安藤は、都会生活ではおしょそ使うことのないチェーンソーを部屋に持っているのですから、危ない要素を多分に持った人物だと思います。
もしかしたら、どんな人も多少はサイコパス的な要素を持っているのかもしれませんね。

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