映画的・絵画的・音楽的

映画を見た後にネタバレOKで映画を、展覧会を見たら絵画を、など様々のことについて気楽に話しましょう。

オーケストラ!

2010年06月12日 | 洋画(10年)
 『オーケストラ!』を渋谷のル・シネマで見てきました。

 この映画は連日大入りで、ル・シネマで別の映画を見た時でも、ロビーはこちらを見ようとする人で溢れ返っていました。我々が行った時も、公開されてからかなりの日が経過していましたが、ほぼ満席でした。たぶん、PRというよりも口コミなどで、この映画の良さが浸透しているからでしょう!

 さて、この映画は決してミステリー作品ではなく、どこまでもファンタジックなお話ですが、重要な真相がズット隠されたままでストーリーは進行し、最後に至ってはじめて明らかとなります。ですから、その評価に当たっては、どうしてもタバレしないと難しいところがあるものはと思います。
 ただ、簡単にネタをバラしてしまうと、この映画に対する興味が半減してしまうかもしれません。そこで、以下では、節を改めてネタバレをした上で、評価(酷く個人的で偏っていますが)をしてみたいと思います。

(1)この映画(原題は、”Le Concert”)の大掴みなストーリーは単純です。
 主人公のアンドレイは、30年前までは、ボリショイ交響楽団の有名な指揮者でしたが、ブレジネフ政権の人種政策(非ユダヤ化)によってそのポストから仲間とともに追放され、今は同交響楽団の劇場清掃員として働いています。
 そうしたところ、ある日、パリのシャトレ劇場からFAXが同交響楽団の事務所に届いているのを偶然目にします。その文面は、急に出演できなくなった楽団の代わりに出演してくれないかとの依頼でした。
 FAXを目にしたアンドレイの頭に、ある計画が閃きます。すなわち、彼と同様に楽団を追放されて落ちぶれてしまった昔の仲間をかき集めて、偽のボリショイ交響楽団を結成し、パリに乗り込んで公演を実現させようという計画です。
 早速、親しい元チェロ奏者にその計画を話すと、それからはトントン拍子に事が運び、ついには実現に至ってジ・エンドです。

 こうした中心的なストーリーの脇に様々なエピソードが配置されます。
 なにしろ、30年前にユダヤ人の楽団追放を実際に指揮した元ボリショイ劇場支配人が、この計画実現に一肌脱いで、パリのシャトレ座支配人との話をまとめてしまうのです(無論、彼には彼なりの別の思惑もあるのですが)。
 また、アンドレイが競演を熱望した著名なアンヌ=マリー・ジャケ(『イングロリアス・バスターズ』で映画館の支配人役を演じたメラニー・ロランが扮します)が、コンサートの出演を了承してしまいます。
 さらには、ラストの公演の場面では、一度も事前練習をしたことがないのに(特にソリストと一度も一緒に練習をせずに)、満員の聴衆を沸かせる演奏をこの偽楽団が披露してしまうのです!

 こうした大きなエピソードのみならず、小さなユーモアのよく利いたエピソードもあちこちにちりばめられていて(アンドレイの奥さんが、集会等の人数確保のための代理出席者を斡旋するサービス業を営んでいるとか、パリへ行った楽団員の中に携帯電話機の行商を行う者が出てきたりするなど)、大層楽しくこの映画を見ることができました。

(2)この映画でなんといっても中心的なのは、ラストの12分間に及ぶチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の演奏でしょう。
 というのも、その演奏もさることながら、演奏にかぶさって、なぜアンドレイがこの曲をアンヌ=マリーをソリストにして演奏したがったのか、その理由が明らかにされるからです。

 以下はネタバレになります。
 実は、30年前アンドレイたちが楽団を追われたときに演奏していたのがこの曲で、ソリストがアンヌ=マリーの母親だったのです。アンドレイたちは楽団追放で済みましたが、彼女の父親と母親はシベリア収容所送りとなり、そこで相次いで亡くなります。ただ、収容所に送られる前に、2人は自分たちの子供をアンドレイに託します。さらに、その子供をヴァイオリンのケースに入れてパリまで運んだ女性が、その後アンヌ=マリーのマネージャーをやっています。

 というのが真相ですが、ラストの演奏のシーンまではこのことは明らかにされません。むしろ、関係者はその真相を極力隠そうとします。マネージャーの女性は、アンヌ=マリーには、両親は飛行機の墜落事故でスイスの山中で亡くなったと話していたものですから、今度の話が持ち上がってくると、パリに到着したアンドレイに、「真実」を話さないように、わざわざ頼みに来ます。
 また、アンドレイの右腕とも言うべき元チェロ奏者も、あのことをパリに行ったらアンヌ=マリーに話すのか、と思わせぶりな発言をします。

 こうなると、映画を見ている方は、てっきりアンヌ=マリーがアンドレイの実の子供であって、だから誰も真相を話せないのでは(あるいはそれに近い話があるのでは)、と思ってしまうことでしょう!

 ですが、そうではありませんでした。
 としたら、どうして事の真相を誰もアンヌ=マリーに話せなかったのでしょうか?両親がすでに亡くなっていることは、彼女は前々から知っているのですから、今更亡くなった場所がスイスの山中ではなくシベリアだったとわかっても、それほど大きなショックを受けないのではないでしょうか?むしろ、共産党政権下において権力の犠牲になった、誇りに思うべき崇高な死と考えるのではないでしょうか?
 とすれば、どうしてそんなことを最後の最後までアンヌ=マリーにも映画の観客にも隠そうとするのでしょうか?

 映画の核心部分についてこうしたわだかまりがあるものですから、この映画に対しては、その大部分は大変面白いにもかかわらず結局のところ大した評価をすることができないでいます。
 むろん、親娘関係などは強制収容所にまつわる話に比べたらズッと下世話なことで、そんな真相が明かされたとしてもだからどうしたということになりかねませんが、逆に強制収容所での死は崇高であるが故に隠すべき事柄ではないと思われるのです(この点がうまく説明出来るのであれば、随分と面白いこの映画に対する評価ももう1ランク高くなるのですが!)。

(3)映画評論家は、まずまずの評点を与えています。
 佐々木貴之氏は、「寄せ集めオーケストラが公演に出場して演奏を完璧にやり遂げるというサクセスストーリーである本作。真面目な音楽ドラマかと思いきや、前半ではドタバタ風のコメディーが観られ、後半ではシリアスな雰囲気を漂わせたりといった見応えのある演出で楽しませてくれる」として70点を、
 渡まち子氏も、「アンドレイがなぜフランスの売れっ子女性バイオリニストと共演したがるのか。歴史の悲劇であるその理由が、クライマックスの演奏会と共に語られる場面がすばらしく感動的だ。ラストに演奏されるチャイコフスキーの名曲ヴァイオリン協奏曲のドラマチックなメロディで興奮が沸点に達してしまう」として70点を、
 福本次郎氏は、「予想通りの大団円に少し悲しい過去、30年前に始まった運命のいたずらがチャイコフスキーのダイナミックな旋律に乗って壮大な叙事詩のように紡ぎあわされ、清涼な後味を残す」として50点を、
それぞれつけています。



★★★☆☆


象のロケット:オーケストラ!
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8 コメント

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Unknown (mig)
2010-06-12 11:37:06
こんにちは。いつもTBをありがとです。
お詫び (クマネズミ)
2010-06-13 05:09:44
migさん、そちらのレビュー記事より1ヵ月以上も遅れてのTBになってしまい、申し訳ありませんでした!
はじめまして。 (コナのシネマ・ホリデー)
2010-06-14 14:17:03
はじめまして。『コナのシネマ・ホリデー』です。TB公開しておきました。また、お立ち寄りください。
Unknown (asa)
2010-09-13 06:10:29
こんにちは。
久しぶりに映画らしい映画を見た感じでしたね。
Unknown (vic)
2010-09-13 09:38:01
言われてみれば、両親の素性をどうしてあそこまで
マネージャーはわざわざ口止めしに来てまで、秘密にしようとするのか、分かりませんね。

「アンドレが実は父親なのだ」と観客に思わせるための布石としか思えません。

人気ソリストが「実はソ連から密入国してきた」という事実が世間に知られるとスキャンダルになったり、国外追放になるかも知れないからでしょうか?

面白いのは、私は指摘されるまで全く気にならなかったのです。
そして、指摘されるてみると「言われてみれば、確かに!」と思いますが

「そこは突き詰めて考えなくても良いのでは?」と思ってしまうのです。

その納得できない点によって、私の作品そのものへの評価は変わりません。

「ヒックとドラゴン」のボスドラゴンのように

「どうも引っかかる、腑に落ちない」ポイントと言うのは、人によって違って
やっぱり設定に「理解できない」と思う点が残ると、作品全体の評価にも影響を及ぼすのは興味深いことだと思いました。^^
何故、秘密にしたのか (ふじき78)
2010-11-01 12:19:54
うわ、気づかんかった。
そう言われればそうだ。

映画の為にない智恵しぼって弁明してみよう(ま、ゲーム感覚で)。

(1) 小さい頃に関しては、ソビエトの目も光っていて、政治利用される事を恐れて、かなりの間、嘘を付いたが、嘘を付いた事により、真実を明かすタイミングを逸してしまった。両親がいない者に関しては自分の出自はとても大事なので、今更ひっくり返されても困る。そっとしておいてもらった方が平穏だ。いや、これはやっぱりそうでもないな。
(2) 劇中、深く語られなかったが、二人が強制収用所に送られるのはアンヌマリーを逃がすためのカムフラージュに近い物があった。三人では逃げ切れないが、二人が捕まる事によって赤ん坊一人の命を裏で不問にした。オーケストラの団員やマネージャーが子供が生まれていたことを知らなかったとはとても思えないので、親二人が捕まる事を条件に全員に口止めをさせた。これならアンヌマリーの精神的な負担になるから語れない。
うーん、ちょっと怪しいですね。まあ、そんな真剣な映画じゃないって言っちゃうと身も蓋もないんですけど。
skyline34 (多忙な暇人)
2011-06-30 18:00:53
出生の秘密を明かさなかったのはユダヤ人地下組織を守る為と解釈されます。赤ちゃんをパリまで送り届けて育て上げるにはユダヤ人の組織的援助がなければ出来ません。フリーメーソンとかこういう秘密機関は日本人には馴染みがありませんがヨーロッパや特にユダヤ社会では常識的なことでしょう。實の親子と言うのは日本人の発想です。ジプシーについても同じ、彼らの挙動も日本人の想像を超えています。出演者でユダヤ顔を区別出来ましたか?スラブ系の顔は?西洋人は簡単に区別します。私は中国で育ったので支那人、朝鮮人は簡単に区別出来ますが多くの日本育ちの日本人は出来ません。これと同じです。
人種? (クマネズミ)
2011-07-01 19:55:29
「多忙な暇人」さん、貴重なコメントをいただき感謝申し上げます。
ただ、
イ)「出生の秘密を明かさな」いことと、「ユダヤ人地下組織を守る」こととが、それほど密接に結び説いているとはうまく考えられないところですが?
確かに、「赤ちゃんをパリまで送り届けて育て上げるにはユダヤ人の組織的援助がなければ出来」ないのかもしれませんが、ユダヤ人であるアンヌ=マリーにその両親のことを明かしたら、なぜ「ユダヤ人地下組織」が守れないことになってしまうのでしょうか?マネージャーやアンドレイがそのことを本人に告げたら、その秘密がアンヌ=マリーのところで保たれずに、どうして共産圏内の「ユダヤ人地下組織」が当局に摘発されてしまうことになるのでしょうか?

ロ)全般に、「多忙な暇人」さんのおっしゃり様には、違和感を持ってしまいます。
たとえば、
・「出演者でユダヤ顔を区別出来ましたか?」とありますが、「醜悪な鼻さえなければ、結婚相手などすぐに見つかるのにと考えているユダヤ系の美人さんたち」というフレーズを思い出しました(T・ピンチョン『V.』〔上〕(新潮社、P.64))!
・「多忙な暇人」さんが、ご自身について「中国で育った」とおっしゃるところからして、相当な年輩の方ではないかと想像してしまうのは間違いでしょうか?そうだからこそ、「ユダヤ人の顔」や「スラブ系の顔」を「西洋人は簡単に区別」するし、ご自分も「支那人、朝鮮人は簡単に区別出来」るとのおっしゃり様に、戦前の臭いを嗅いでしまうのですが!
他方で、例えば、竹沢泰子・京大准教授は、「「人種」は、近年ではその生物学的実在性が否定され、社会的構築物にすぎないという知見が浸透してきた」と述べているところです(竹沢泰子編『人種概念の普遍性を問う』〔人文書院、2005.2〕P.14)。

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