No NBA No Life

NBAのブログ、トレードでもドラフトでもその日の試合でも、思いついたことを書いていこうと思います。

マジック、動く(追記アリ)

2010年12月19日 | FA トレード
え~っと、私的には突然に大型のディールが決まりました


どちらもマジックが絡んだトレードのようですが、私もまだ正確なところは把握してないので、情報が整理で来次第追記&修正をしていこうかと思います。
とりあえず、軸はこんな↓感じです


マジック             ⇔   ウィザーズ

ラシャード・ルイス(残り3年66mil)    アリーナス(残り4年80mil)



マジック             ⇔     サンズ

ヴィンス・カーター               J-rich(1年14.5mil)
(1年17mil+最終年18milのチームオプション)     ターコルー(4年44mil)
マーチン・ゴータット(4年28mil)        アール・クラーク
ピートラス(2年10.6mil)          (新人契約中で1年1.8mil)
2011年1順目指名権+現金             

とりあえず、動いた選手だけ書いたので全容が分かってから各チームの思惑的なのも書いていきます~
とりあえずは、大きな動きが起きたよというお知らせです。


ソースはESPNです。

こっから追記です。
追記遅すぎですねwすみませ~んm--m


では、各チーム別に見ていこうかと思います。

●マジック
かなり思い切った動きにでましたね、マジック。
なんとなく勝ちきれずにマンネリ感があったのもあるのでしょうか~
スミスGMとしてはここらで一つパンチをいれてみたということでしょうか?

まぁ、いろんなブログ等で言われていますが、非常にハイリスクな動きであることは事実でしょうね。年明け前のこの時期に動いたことには私も驚きましたが、カーター&ルイスについてはやはり昨プレーオフでの体たらくもこのトレードの背中を押した要素ではあったでしょうね。

まず、一連のマジックの動きに対する私の感想としては、サンズとのトレードだけでよかったんじゃね?、ですかね。

サンズとのトレードから見ていくと、とりあえずサンズ側が出したがってたターコルーをマジックが欲しかったんでしょうね。私は、カーターを出してターコルーをとった動きには手放しで大賛成です。カーターを獲得したときからターコルーの方が絶対イイと思っていましたからね。
しかも、カーター役もJ-richを取ったので少なくともグレードダウンになることはないでしょう。
さらに、オマケ的についてきてるクラークも私好みの選手で嬉しいです。オドムみたいな選手と思ってもらえばいいと思います。オドムよりもSFよりな感じはありますが、マジックの戦術においてはそのほうがプラスでしょう。
・・・・と、ここまでは問題ないです。スミスGMに文句はありません。指名権&現金も、クラークをもらえたので問題ないと思います。
ゴータットを出したのはいたいですが、サラリー調整及びバックアップとしては高い契約等々考えれば仕方ないでしょう。インサイドが欲しいサンズを納得させるために必要な対価だったとも思いますしね。


ただ、ですよ、ピートラスまであげたのは正直言って間違いだと思います。
これで一応Qがいるものの、マジックに一流のストッパーがいなくなりました。これは対ヒート&セルツを考えてもマイナスでしかないです。
J-richとターコルーが並ぶウイングは名前的には豪華ですが、ピートラス&ターコルーでJ-richが6マンの方が実用的だと思います。
それに、サンズ側がピートラスを欲しがってたとも思えないんですよ。サンズは元々ウイングは豊富ですし、Dと3のピートラスはダドリーともろ被りですので。
サンズに渡すのはQとデュホンあたりにしてほしかったですね。

もちろん、サンズはQとデュホンよりピートラスをほしがるでしょう。契約期間も短いですしね。
ただ、この2チーム間のトレードにおいては、カーターのままでもいいという選択肢もあるマジックに対して、どうしてもターコルーを処理したいサンズのほうが立場的には不利だと思うんですよ。 「そんな条件ならトレードはなしで」といわれてダメージが大きいのはサンズだと思ってます。なんで、ピートラスじゃなくデュホンでとマジック側が要求したとしても、10mil×4のターコルーを出せてゴータットがもらえるという利点を捨ててまでサンズがトレードを拒否するということもなかったと思うんですよね~


と、一通り言いたいことを並べましたが、とりあえずはマジックにとってはプラスなトレードだったとは思っています。なによりターコルーの復帰は大きいと思いますし、J-richの3もマジックにとってはありがたいですから。


続いてウィザーズとのトレードですが、最初に書いたように私はこのトレードはナシです。
今季不調のルイスを出せたのはプラスかもしれませんが、さらに契約期間の長いアリーナスが入ってるので債権処理という意味での旨みはないですし。

スミスGMの狙いとしては、デュホンが機能していないバックアップPGの確保と層は厚いものの爆発力に欠けるベンチの強化といったところでしょうか。
ただ、サンズとのトレードでゴータットを出したことでインサイドが手薄になっているところに、PFを兼ねるルイスを出して過多なPGを取るというの自体がチョット・・・ですしね(そういう意味でもデュホンはサンズとのトレードで処理してほしかった・・・)

ネルソンが今年はだいぶ司令塔をやっていますが、やはりどちらかというとスコアリンガガードなため、アリーナスと被るところもありますしね。
そもそも、ターコルーを獲得してるので司令塔役は最悪ターコルーが受け持つことも可能なわけで、このタイミングでのPGの強化にどれほどの価値があるのか疑問です。

アリーナスを使って更にトレードという話もありますが、そもそもアリーナスを引き取ってくれるところがあるのか疑問です。それよりもルイスのほうが売りやすかったでしょう。
無理矢理アリーナスのトレードを考えるとすれば、ニックスのカリーとかでしょうか。。
まぁ・・・・一応・・・・穴になったバックアップCは埋まるけど・・・


私の希望を言えば、サンズとのトレードはピートラスじゃなくてデュホンとQにして、J-richあたりをダシにゴータットの代わりとなるCを探していけばよかったんじゃないかなと思いますね。

このトレードでマジックに起こる変化は、ウィングのグレードアップ&若返り、これまで武器だったバックアップCが逆に弱点になる、ストッパーの不在。インサイドの弱体化とベンチの得点力アップとバックアップPGの強化。
といったところでしょうかね。

ただ、私的にはなんといってもターコルーのマジック復帰が嬉しいです。ターコルーからハワードのアリウープがまた見れるなんて嬉しすぎです!
これでメロ獲得の夢は消えましたが、それでも構いません。


と、マジックについて思うまま書いていたら相当長くなってしまいましたw
まだ書きたいことはありますがとりあえずこの辺にしときますw



続いて、サンズです
サンズとしては、やはりこのトレードに動いた最大の動機はターコルーを出したい、これでしょう。

今オフに獲得したターコルーですが、PFとして起用するもんなこた最初から分かってましたが機能せず、4年平均10milクラスの契約が重かったんですね。

そしたら、残り実質1年のカーターとトレードどうよ?というマジックがいたので喜び勇んでトレードといったところじゃないですかね~

J-richまで出してしまいましたが、カーターでどこまで穴埋めできるか気になるところです。

ただ、その過程でゴータットを取れたのはよかったですね。手薄なインサイドに一応信頼をおけるビックマンを加えることができました。
ピートラスは、単に契約期間の短さにしか興味はないんじゃないかと思いますがw


このトレードで指名権までぶんどれたのは上出来ですが、私には正直サンズがどこに向かっているのか読めません。
ナッシュ&ヒルが主力なのもせいぜい後数年でしょうに、アマレを放出すると決断した時点で今勝ちにいくのか、再建をするのかはっきりさせずに、とりあえずの戦力アップといった感じでターコルーやチルドレスをとりましたが、非常に中途半端な動きに見えてしまいます。で、無謀とも言えるターコルーのPF器用をしてあえなく失敗してのこのトレードですからね。。。

ゴータットを取れたのは確かにプラスです。今勝ちにいきたいというのなら非常に有能な選手として重宝することになるでしょう。
ただ、ゴータットをとれたから優勝を争える位置にいけるかというとそうでもない。
逆に、再建を目指すとしてその柱の一つにゴータットを据えようと思っているのならそれは明らかに力不足でしょう。

マジックにおけるゴータットの価値は非常に高いものでしたが、サンズにとってどれほどの価値があるのか疑問ですね~
ピートラスについても同じことが言えると思います。(だからこそわざわざピートラスあげるなよスミスGM・・ブツブツ)

このトレードだけ見ればまぁいい取引といいたいところですが、再建したいのか、勝ちたいのか、長期的なビジョンが見えないため、あまりいい動きをしたという印象がないです。
このトレードの最大のうまみであるターコルーの処理も、元々オフに獲得してなかったら必要なかったわけですし。。。



●ウィザーズ
ウィザーズの狙いは単純明快ですね、アリーナスをさっさとどうにかしたかったという一点でしょうw

ウォールの成長という意味でも、ヤングのPTの確保という意味でも正直いって邪魔になってたアリーナスですが、トレードするにもある程度使って、使えるということを他チームにアピールしないといけないということで我慢して使ってた感じですしね。


代わりにルイスを取って、一年当たりの金額は上がりましたがアリーナスより1年早く契約が切れるのでそこは我慢。ルイスなら最悪使えなくてもチームケミストリーにマイナスになったり事件起こしたりはしないだろうからアリーナスよりマシでしょうね~

ルイスを引き取ってくれるところが他にあるとも思えないので、3年の契約が残っていますが、案外早くバイアウトとなる可能性も高いでしょうね。
ま、そのまま使うとしたらウォールのペネトレイトからのパスターゲットとしてくらいでしょうかね~

ですが、SFにはソーントン、PFにはブラッチと育てるべき若手がいるウィザーズで、ルイスを重用する利点はないですよね。







しかし、まぁ、ゴータットとピートラスはマジックの時ほどチーム内での価値は高くなくなると思うと書きましたし、ターコルーなんかはマジック時代は輝いてたのにその後他のチームではまるでダメ。ルイスにしても最終年は多分バイアウトじゃないの?くらいに思ってます。
こうやってみると、やっぱりインサイドに絶対的な存在がいるマジックの戦術的な特殊性みたいなのを感じますよね~ ピートラスはともかく、PF並みのサイズがあるSFでシューターのルイスはハワードがインサイドでのリバウンドやディフェンスを一人で受け持つことができるからこそPFとして使うことができて、なおかつハワードがインサイドからのパスをくれるからシューターとしても輝けてましたし、ターコルーのアリウープパスのセンスとかもアリウープターゲットとしてのハワードがいるからこそ光るものですからね~

そんなハワードの存在を活かせる1in4outの戦術を採用したHCやそれに合う選手を(契約金額は別にして)的確に集めたGMはやっぱりなかなかに優秀なんだとは思いますがね。


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6 コメント

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Unknown (老籠球好)
2010-12-19 11:56:15
負け試合のルイスは最近主役級の働きでしたから「やっと」という感じですね。ネルソンは絡まないのかなぁ?ハワードがいるのでPG次第でランクアップすると思うのですよ。
老籠球好さんへ (Baron)
2010-12-20 11:09:50
私は基本的に、契約金額は別にしてルイス擁護派だったんですが、今シーズンはそれにしてもひどかったですからね。。。

でも、私はサンズとのトレードだけでよかったのではないかと思ってます。
その辺も追って更新しますので。

ネルソンについては、私は数少ない(?)ネルソンのままがいいという考えを持ってる一人ですけどね~w

ネルソンのほうがCP3よりいいとは言いません、当然ネルソンより本格派のPGのほうがいいでしょうが、それよりもメロみたいなエース役のほうが先決だという考えですね~


ですが現状、PGが過多なこともありますし、アリーナスの獲得がネルソン放出の布石だと見ることもできるのではないでしょうかね。
Unknown (トガイソーjr.)
2010-12-20 12:37:14
すっごい今更ですが個人的には今でも
コートニー・リーとターコルーとバーンズは
出すべきじゃなかったと思ってます
そもそもカーター獲るのも反対でしたw
まぁビジネスなんでしょうがないですが
固定メンバーで成長するのが見たいってのは
所詮1ファンのわがままですかねー
これで失敗だったりするとガックリくるんすよね

ちなみに同じ理由でアリーザ放出の時もorzでした
まぁアーテストは成功だったんで良いですがw
トガイソーjr.さんへ (Baron)
2010-12-21 17:51:33
いや、もうトガイソーjr.さんの意見全て同感ですw
あまりのシンクロ率に笑いましたw

リーだけは、ライアンに変えれたからまぁアリかなとも思っているんですがね。
リーがいたらレディックがここまで活躍することもなかったでしょうしね。


固定メンバーでの成長というのは見ていて楽しいですし、崩れるとガックリきますよね~
最近だとサンズがマリオン出したあたりからのチームの変化が見ていて最もつらかったです.


アリーザの放出は、私も心情的には絶対ヤダ、でもGMの動きが間違いだったかといわれれば大成功だと思う。
という動きでしたね。

ビジネスとして見れば成功でも、ファンとして嬉しいかどうかというのはまた別問題ですからね~
例えば、もしカーターがエースとして十二分に活躍してマジックが優勝していたとしても、トロントに行ったターコルーが全く活躍できていなくても、カーターじゃなくてターコルーを残してほしかったという意見は全く変わってなかったと思うんですよね~
Unknown (g-wiz)
2010-12-27 08:47:27
マジック、動きましたね~。しかも大きく。
そして、ウィザーズも遂に動きました。

ここ数年ウィザーズを応援してきましたが、ケガや問題を起こす前のアリーナスはホントに凄い選手で、万年ドアマットチームにたくさんの勝利をもたらしてくれました。プレイオフにも出れたし。
なので、個人的にはちょっと寂しい気もします・・・。
が、しかし。
残念ながらこれからのウィザーズにはもう彼の居場所はありませんでしたね。
ウォールの成長のためにも。
マジックではベンチになると思うけど、優勝に貢献できるよう頑張って欲しいです。

ちなみに、もちろんウィザーズ視線では今回のトレードには賛成です。
ルイスには「ファイナルまで行った」という経験をチームにもたらして欲しいですね。
g-wizさんへ (Baron)
2010-12-27 14:44:48
私もキャブスとのプレーオフで戦ってた頃のアリーナスの度胸のよさなんかは大好きでした。


確かに、いまのウィザーズにはアリーナスの居場所はなかったですね。
もしアリーナスが事件を起こしていなくても、ウィザーズがウォールを指名したという事はアリーナスの放出を意味してたんでしょうね。


アリーナスの爆発力と得点力はベンチエースとしては申し分ないですからね。
マジック入り後の発言を見る限りでは、精神的にも落ち着いているようですしね。


やはりウィザーズファンとしてはとりあえず、ウォールのための環境を整えることができたということもあるでしょうね。
ルイスは、どうやらとりあえずは戦力として起用する方針のようですね。


今のウィザーズにはブラッチやマグギーなど、目立ちたがり屋が多い印象がありますので、「チームで最高額の年俸をもらいながらロールプレイヤーとして生きてきた」ルイスの経験もある意味役に立つかもしれませんw
脇役としての生き様をインサイドの若手に教え込んでくれないかなとw

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