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EXO小説【答えは君だから…」第1話

2017-04-22 03:01:23 | EXO小説

朝の光が差し込んでくる少し小さいベッドでビョン・ベッキョンは、すぐそばで眠っているオ・セフンの無造作に放ったらかされている腕の大きな傷跡を触ってみた。
綺麗な肌に大きな背中、愛しい唇、凛々しい眉、そして意思の強い瞳、長い睫毛。
全てずっと自分は憧れて自分のものにしたいと望んでいたものだった。
そんな綺麗な身体にこの腕の傷だけが少し異様だった。
でも、それもベッキョンには愛おしい。
昨夜、そんな彼が自分のことを抱いてくれた。
自分の身体を隅々まで愛し、口付けてそして一つになった。
夢だったのかと思う。
でも、下半身に残る彼の感触と痛みは嘘じゃない。
ベッキョンはそっとその綺麗な頬に口付けてベッドから出た。
ジャージを着るとドアを開けてキッチンへ行く。
まずはコーヒーを淹れよう。
と言ってもコーヒーは苦くて苦手だった。
だからミルクをたっぷり入れる。
セフンはコーヒーを平気で飲む。
自分の方が3つほど歳上なのにセフンの方が何かと大人だった。
セフンは今日は午前中から仕事だった。
そう言っていた。
・・・まだ8時だけど…そろそろ朝ごはん作って起こさないと・・・
ベッキョンはそんなに今でも得意じゃない料理を始めた。


「兄さん…ミンソク兄さん…」
「ん?」
「朝…だよ。僕、もう、出るから…朝ごはん用意してあるから…」
「あっ、えっ、…うん。いってらっしゃい…」
キム・ミンソクはベッドに寝たままバタバタと慌ただしく出て行くキム・ジョンデの後ろ姿を見送った。
・・・朝か・・・
そう思って時計を見ると8時だった。
ミンソクは慌ててシャワールームへ行った。
今日は朝からシフトだった。
ミンソクはカフェのオーナーをしている。
店長自ら1番に店に出勤することが自分で決めたルールだった。
・・・ヤバい・・・
ミンソクはシャワーをパスしてドライヤーとムースで寝癖を直し、歯を磨き顔を洗う。
キッチンにある小さなテーブルにはちゃんと朝食が用意されてあった。
コーヒーも入れるだけになっている。
ジョンデは何でも完璧だ。
もう、2年くらい一緒に住んでいるが彼が何かを忘れたりミスったりしたとこを見たことがなかった。
2人は本当の兄弟ではない。
大学が同じでその当時寮に2人ともいてそれで部屋が同じになって、彼の優しさにミンソクは惹かれた。
それでそのまま今も同じマンションの同じ部屋で暮らしている。
互いの間に何か関係があるわけではなかった。
でも、ジョンデは知らないが、ミンソクはジョンデの事をずっと好きだった。
と、言っている間に時間だった。
ミンソクは慌てて流しに食器をつけると自分の部屋に駆け込んだ。


「おっ、おはよう…」
「おはようございます…」
回転扉を通ってど・ギョンスにキム・ジュンミョンが言った。
「今日はプレゼン頑張れよ…」
「はい…」
「何?緊張してるの?」
「あっ、いえ…うーん。してないといえば嘘ですかね…」
ギョンスは照れ臭そうに言った。
ジュンミョンは笑ってそんなギョンスに
「大丈夫!お前ならちゃんとやれるよ…」
そう言った。
「そうですか?僕、毎回自信なくて…」
「大丈夫だって…!ダメそうになったら僕がフォローしてやるから…」
ジュンミョンはそう言ってギョンスの背中を優しく叩いた。
商社にいる2人は大学時代からの付き合いだ。
こうして先輩後輩みたいに礼儀正しく接しているが実はもう一年くらい一緒に暮らしている。
仕事場とその他のことは区別をつけたいというジュンミョンの言葉にギョンスは従っていた。
だから2人がそんな風な関係とは社の誰も気がついてはいなかった。
秘密の関係だった。



午前11時過ぎ。
キム・ジョンインは朝のバレエのレッスンを終えて仕事場である大きな劇場に向かっていた。
バレエ団の団員であるジョンインは、一応、今、注目の若手バレエダンサーだ。
長い手足、180センチ以上ある長身から繰り出されつ華麗でしなやかな踊り。
端にいても目を惹く容姿。
劇場前はそんなジョンイン目当ての女性ファンが待っていて、彼を見つけて黄色い声が上がった。
どーッと押し寄せてくる彼女たちを笑顔でかわしながら、ジョンインは毎日慣れないこのアイドル扱いに冷や汗が出る。
女性は苦手だった。
「はーい、はい…!ここまでですよー!皆さん!あとは劇場で開演まで待っててね…」
そんなジョンインを守るように同じくらいみ長身のスラリとした男性が割って入り愛想よく言った。
「えーーー」
「待って…これだけ…」
そう言って手紙を差し出す少女にジョンインは振り返りそれを受け取った。
少女は泣きそうな顔でジョンインを見上げた。
「ありがとう…」
ジョンインがいう。
少女の瞳から涙がこぼれ落ちた。
「ったく…罪な男だねぇ…」
「そんなこと…」
そう、ジョンインを守っていた男性がコソッと耳打ちした。
2人で劇場に入る。
「すみません、いつも…」
「いいよ、俺の仕事だしね…」
「チャニョル兄さん…」
「ん?」
「今日終わったらご飯行きませんか?」
ジョンインがそう言ってパク・チャニョルは驚く。
「おっ、お前が誘うなんて珍しいね。」
「そうですか?いつものお礼です…」
「いいのに…そんなこと…」
チャニョルはそう言いつつ嬉しそうだ。
ジョンインはそんな嬉しそうなチャニョルを見て、自分も幸せな気分になった。


続く。


⚪️あとがき⚪️
レイくんが出てきてませんが、次の回に必ず出します!
EXOは人数が多いので、それぞれうまく書いていけるか不安もありますが、頑張ってみます!
カップルも色々と変わって行ったり、同時進行でだったり、してみようかなぁと考えています!
画像はせふ
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