paradise city <takuya fukushima>

天国なんか、どこにもないぜ

死体の重さ

2005-09-24 | 新作
死体は
共有記憶が断絶する象徴
継続を拒み
時間を制御する

逆に言えば
記憶という曖昧な電気信号の羅列を
物理的な質量で的確に表現するのが
死体だ

だから死体は重い



しかし記憶は
灰にならずに
新たな時間を
脈々と生き続ける

そして

記憶は記憶であることをやめ

完全なる欠損を以って

完全なる自由を得る
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