paradise city <takuya fukushima>

天国なんか、どこにもないぜ

2010-2011

2010-12-31 | 【雑文・映画】
2010年も今日で終わり。
総括する必要がないほど、今年は『アワ・ブリーフ・エタニティ』がすべてだった。
2011年もまだ公開は続くし、ソフト化など進めたい。
しかし、きっと俺の2011年は低迷期に入るだろう。
この2年、アワブリだけのために生きてきて、それがもうすぐ一段落するからだ。

8年間長編映画を撮れなかった俺は、また8年くらい撮れなくなるだろう。
実際アワブリを撮ったのが08年から09年。完成が09年6月。もう1年半以上撮れていないということになる。

それほどに、一部の人を除けば、映画を撮り続けることは厳しい。
もしかしたら一生撮れないかもしれない。
死期がわからない以上、毎回そう覚悟している。

2001年に『PRISM』でデビューした俺は、2011年はデビュー10周年となる。
この10年、長編は2本しかない。
2021年までに、もう1本撮れれば上出来なのかもしれない。

映画監督だけでなく、映画と向き合って生きる道は、誰もみな、厳しい。
映画から離れたくなる人もいるだろう。
離れたくないのに、離れざるを得ない人もたくさんいるだろう。

俺はもう、映画監督という職業に希望は持っていない。
自分の人生にも、正直何も期待していない。
たぶんこのまま、酒飲み続けて病気になって、病室かどこかでみんなに迷惑かけながら死ぬのだと思う。

それでもまだ、映画には、希望を持っている。

俺が逃げたときも、誰かが傷ついたときも、映画は逃げずにそこにいて、俺たちを迎えてくれるから。


2009年に引き続き2010年も、とても大変で様々な困難があり、全部乗り越えてやった。
至福の期間を、心ゆくまで味わってやった。

2011年、俺は次の至福に向かうため、雌伏せざるを得なくなるだろう。
過去最大の危機に直面するだろう。
フィジカルもメンタルもやられ、もう立てなくなるかもしれない。

今はただ、それを予測することで覚悟をして、静かに受け入れようと思っている。

俺には映画以外、逃げ場はないのだ。





『アワ・ブリーフ・エタニティ』を観てくれたみなさん、ありがとうございました。
愛してます。

2011年に観てくれる人たち、お待ちしてます。
誰かが映画を観てくれることだけが、僕のすべてです。


■『アワ・ブリーフ・エタニティ』2011年公開情報
http://www.ourbriefeternity.com/

【大阪】2011年 1/2(日)-7(金)
第七藝術劇場 http://www.nanagei.com/

福島拓哉監督舞台挨拶
1/3(月)21:00〜
1/4(火)10:30〜

【京都】2011年 1月29日(土)から
京都みなみ会館 http://kyotominami.blog102.fc2.com/

【広島】2011年 2/12(土)-18(金)
横川シネマ http://yokogawa-cine.jugem.jp/

☆神戸・新潟及びその他の都市も拡大公開予定
ジャンル:
ウェブログ
キーワード
エタニティ 横川シネマ 第七藝術劇場 京都みなみ会館
この記事についてブログを書く
Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック シェア
« ワールドエンド | TOP | 今年の目標 »

Comment

コメントはありません。

post a comment

現在、コメントを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。

Trackback

現在、トラックバックを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。

Related Topics