育児というものは決して平坦な道ではありません。
山あり谷あり断崖絶壁ありです。
我が家に急転直下的な事件が起きました。
息子が家庭学習を二ヶ月もの間さぼっていたのです。
ことが発覚したのは今日に日付が変わる頃。
渡してある問題集の新しいものを欲しいとなかなか言ってこないので、おかしいと思って普段は見ない問題集を開いてみたら。日付が8月7日で止まっていました。
問題集は算数と国語で、平日には1頁、土日には2頁ずつやるようにと言ってあり、ずっとちゃんとやってきていました。
それが、8月7日付の記入日を最後に真っ白け。
時間なんて関係なくたたき起こして、雷を落しました。
2カ月以上も親にウソをついていたのかと、それを叱ったわけです。信用をぶち壊したこと、信用を失ったことを話しました。
そして、泥棒や人殺しと同じ世界への入り口に立っていることを教えました。
ウソをつくことが悪いとは教えていませんが、それはことによりけりです。やると約束してあったものをやっていないばかりか、やっているかどうか聞かれたときに「やった」と言ったその行為。それに対して後ろめたさを感じていなかったのかと問い詰めました。
私は普段息子を叱りません。注意もしませんし、勉強しろと言うこともなかったのです。それは小学1年生のころから積み上げてきた息子の態度への信用故です。勉強しろと言う必要が無い実績を息子は積み上げてきていたのです。それを自分でぶち壊したんだと、何度も話しました。
私とおじいちゃんとおばあちゃんの、息子を信じる気持ちを盗み出して、ぶち壊したんだと話しました。
朝になってから息子に、この話はおじいちゃんとおばあちゃんには隠しておけない、家族だから言わなければならないと言いました。おじいちゃんとおばあちゃんに嘘をついていたこと、騙していたことを自分で言うか、お母さんから話すか、どちらか選べと言いました。
本当に反省していて、態度を改める気があるなら、自分で話すほうをすすめるとも言ってやりました。
学校から帰宅した息子は、私が声をかけると、ひとりでおばあちゃんのところへ話しに行きました。その後、家に帰ってきたおじいちゃんにも話して、謝りました。
失った信用は簡単には取り戻せないこと、これが親だったからよかったけれど、他人だったら大変なことになっていたんだと話しました。
これからどうしていくかについても話し合って、家庭学習のやり方についての約束を改めて取り決めました。
息子には「1学期の頃のあんたに戻ればそれでいいだけのことやで」と言ってあります。
息子がどういう態度を取るにしても、家庭学習のことについては、もう信用している態度をとることは出来ません。それは息子にも話してあります。親の管理下に置かれてしまうわけです。そして「勉強をさぼる嘘つき人間」という前提で見られてしまうのだと話しました。
私は自分が子供の頃の経験から、今回のことを軽く流さない方がいいと思っています。一気に軌道修正して真人間の道へ戻してやらないと、息子は狡いことをやる性根の腐った人間になっていくと思ったのです。
私は性善説を信じていますが、人間というものはとても弱く、よからぬ道へと簡単に入っていく事実もわかっています。
息子には、たとえ自分が騙されても、人を騙す方になってはいけないんだと言いました。
誠実に生きる人間になって欲しいのだと言いました。
息子がどういう人生を選ぶかは、明日からの息子を見て判断していくしかありませんが、今日とても反省していた姿を、親としては信じてやりたいと思っています。
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