『水銀輸出入が条約で規制』

2009年2月21日。本日の朝日新聞朝刊によると、ナイロビで開かれていた国連環境計画（UNEP）の管理理事会で13年の調印を目指して来年から交渉を始めることで合意したと発表された。
EU（欧州連合）は域外への輸出を2年後の11年までに禁止を決定した。米国は13年までに輸出を禁止する法案を新大統領が成立させた。
日本でも水銀の輸出入は禁止されるとのことです。有用な資源である水銀を正しく管理して国富の増大に貢献して頂きたいものです。水銀資源に罪があるのではなく、多くは、正しく管理しようとしない人間の“自分さえよければよい”と言う哀しいほどに愚かな自分都合の心が問題だからです。

『老いを過ごす』

今日一日をさえ的確に見通せない無能者なのに、過去の失敗を悔い未来をあれこれと思案する。

老いるに従い愚かになって壊れて行く自身を先ず認め納得しようと覚悟を決めました。
吸収力の極みの誕生に続く若年期を粗末にして、老いと共に無能になって来た事実をつくづく思い知らされております。気を配って生きて来た筈なのに…。

若人を物足りなく感じるのは、老人惚けで、後継者へのバトン・パスのみが老いの能力不足を救うのだと思い至りました。
若人の行動結果を糧にした判断を杖にして、只今に自分の全力を注ごうと決心致しました。

『尊き日常の平安』

家庭に個の真仏があり、日用（日常の暮らし）に真道の種がある。人能（ヒトヨク）誠心和気、愉色婉言（愉快な顔色・穏やかな会話）、父母兄弟間の関係でも、両者間の形骸が溶け合い意気が混じり交流すれば、調息観心（座禅）に勝ること万倍なり。「菜根譚」

　私には“私的日常の平安達成を阻害する国民学校教育の澱”が残って居ります。
身内の忠告は、毒薬良薬共に“苦い”。旧学校教育の澱にまみれた鈍感な舌故に今日まで、快くHurdleを越えられないのは、私が、甚六呼ばわりされた愚か者成るが故である。新法の唱える“親を蹴飛ばして親の金をせびり取る”戦勝国の国体弱体化策に悪乗りした輩をそそのかす悪法は許すまじと、
“己惚鏡”に溜息を吐きかけながら、弟・妹・妻・息子達の差し出した厚布で鏡を更に拭き上げて、決心を新たにしよう。

『物欲』

　藜（アカザ）の葉、野草等で腹を満たす人は、玉のように心の清い人が多い。美衣美食に慣れた人は心が賤しく浅ましい。志を守るには物欲に淡泊たるべしである。物欲は志を貫く節を挫く。「菜根譚」

　Gourumetを語る若者に苦言を呈したら１０倍言もの反発が来た。　　素より人それぞれがそれぞれの世界で生きているのだから余計なお節介には違いない。
これで好いのだと納得している若者に老人の口出しは腹立たしい限りなのだろう。
寒く冷えた私の心はなかなか温まらなかった。
物欲は若者に譲って、私は、地球環境保整合の為、頑張ろう。

『三分の侠気』

友と交わるには、すべからく三分の侠気を帯びるべし。人が人と成れるのは一点の素心を携える事を要す。「菜根譚」

少年の頃から携え続けている商人の私に不似合いな侠気と素心が自分の生涯を幾度も危険に晒してきました。両刃の使いこなしが難しく未だに下手です。

『人と人との距離感』

私が国民学校の児童だった頃、日本は第二次世界戦争でめちゃめちゃに成りました。田畑からの収入にのみ頼って生活していた親達の殆どが小学校三～四年生で中退させられて居りましたが、それ故必死で、お天気と土を相手に手探りで生活防衛のため働きずくめでした。

人々のお互いの距離感は著しく近く、互いの体臭さえ感じ取れるのではないかと思えるほどでしたので、それが原因の苦労や厄介なことも多かったようです。

100年に一度の恐慌に戦（オノノ）く私たちは、今、人と人との距離感が離れすぎ、近所付き合いも希薄で他人との関わりを避ける生活を保っております。
特に仮想疑似体験（Virtual　reality）に慣れ親しむ時代の若者に取っては、多感な感情を処理できずに、経験不足を孤独感で苦しみ藻掻き自爆してしまうのでしょう。飛び込み自殺の報道を多く見聞きする今日、心が痛みます。
　
宇宙飛行士のような強靱で理知的な神経を持ち合わせて冷静な判断を下せる人々は、極々少ないのです。
人々の心の距離感を縮める生活環境を模索工夫してお互いが励まし合って智恵を共有出来る“場”を構築する必用な時代に成ったのでしょうか？

『謹賀新年』

謹賀新年
今年はCrewが一丸となって、励まし合い、工夫努力し、世界恐慌の荒波を何とか乗り越える。そんなClueを我が物にしよう。
与えられたDNAに感謝し、喜びを孫達に語り継がせる事が出来た。　そんな年の始まりにしよう。
100年に一度の恐慌に巡り会えた私たちの幸せを噛みしめて、鼓舞し、飛躍しよう。
男の男たる力を女子供に見せ付けよう。商（アキナイ）の土俵から獲得為損（カクトクシソコ）なったBonusを取り戻そう。

『自らを鼓舞す』

100年に一度の過酷に遭遇してしまった巡り合わせが自分のこれからのBusiness　conditionsに吉と出るか否かは解らないが、来年はもっと厳しい年と覚悟した上で、自分は勿論、自分以降に続く繋累達(ケイルイタチ)に受け継がれる遺伝子を有難く頂戴し、冷静にその情報を咀嚼（ソシャク）して事に備え、次代走者へのBaton　pass　を慎重に進め、Crewと共に生涯を味わいたいと心を固めました。
幼児期、『孝は百行（ヒャッコウ）の本(モト)、即ち全ての善行の基（モトイ）である』と祖母は勿論（モチロン）、当時の老人達に繰り返し子供の心得を刷り込まれ育てられて参りましたが、実際は、その真似事（マネゴト）すら難しく、結局、大した孝養を尽くせず両親を見送ってしまいました。今は、跡目の責務を果たした墓に毎月1~3回の墓参を続けることがせめてもの子の勤めと慰めております。
『義を後（ノチ）にして利を先にすれば奪わずんば魘（ア）かず（※鬼ではなく食が正しいのですが、…）。
親の死後、見難（ミニク）く相続争いを出来る、豊かさに恵まれた旁々（カタガタ）の幸せから程遠（ホドトウ）い処で、
頑張ったのにこの年末の寒空（サムゾラ）に奪い合う財産どころか、職と居場所（イバショ）を一瞬に失ってしまった人々の辛さに思いを馳せる時、100年に一度の過酷を演出し冨を独占出来た筈の仕掛け人達にお願い致します。
心はそのままで構いません、早く着包（キグル）みを脱替（ヌギカエ）て、神のお面に付け替えて下さい。
独り占めした有り余る冨の一部のご放出をお願い致します。

『自分の生き方を見つめ直す心の眼』

数日前、高等学校時代の同期生のお通夜に参列させて頂きました。
帰宅後、頂いた葬儀場のリーフレットの問い掛け、『私たちは清め塩を使いません』に、深い感銘を受けました。
父母・兄弟姉妹・叔父叔母・友人等の葬儀に参列後、『清め塩で穢（ケガ）れを除く行為は、亡き人を貶（オトシ）め、自らも迷信に惑わされた愚かな生き方である。』との戒（イマシ）めでした。
葬儀を勤めるというは、自身のあり方を見つめ直す眼（マナコ）を見開く機会であるとの諭（サト）しに、己の愚かさを噛み締めました。

『５Ｓ衛生害虫駆除のメリット』

害虫駆除という作業は、経験を積み工夫を重ねても私には、反省の多い奥深い仕事です。

広い守備範囲を効果的に攻める時、少年時の騎馬戦を呼び起こし気を遣う難しい仕事であるが故に楽しく真剣に取り組んでおります。

いつものことですが、お客様からお預かりした投下資金を最大限に活用させて戴き、駆除効果を高める工夫、戦略を練り、害虫の種類・変態の階位（成虫・蛹・卵・等々）・集合場所（住処）・集合の頭数即ち密度等々を考慮して過去の経験に工夫を加え、仕事慣れこそが大敵と自分に言い聞かせ、注意深く害虫国への進冦（シンコウ）を開始致します。

具体的には、毎回、施行場所の“今”を詳細に精査致します。５Ｓの手法を参考に現場環境を整えて参ります。衛生害虫の種類に特異な行動パターンの実際を観察して衛生害虫に尋ね、場所によっては、彼等の集合、集団化を邪魔する種々の手段を検討し実施して効果の実際を確認致します。Ｍ－ｐｃ〔衛生害虫集合行動掣肘（セイチュウ）液体（普通物です。）〕の利用や衛生害虫集合誘因物質の利用、蛍光灯〔衛生害虫集合行動掣肘（セイチュウ）光〕及び〔衛生害虫集合促進光〕の利用等々の手段を用います。

恐れ入りますが、弊社ホームページ左の索引中「5S害虫駆除システム」をクリック戴くと、『バンリキの5S害虫駆除システム』が表示されます。この図は、自分達の経験から衛生害虫駆除を行う方法を図示したものです。
解りにくいとお叱りを戴きますのでご説明致します。
施行場所を把握し、観察した後、施行方法は衛生害虫の住処等、環境変化の実際に合わせて施行に工夫を加えます。
人間の生活圏（住処）『Ａ』、②衛生害虫の住処『Ｂ』、③人間と衛生害虫との接触圏『Ａ∩Ｂ』
の把握を確認してその縮小化施行を致します。

私達は、“衛生害虫駆除施行”と“A・B・A∩Bの確認管理”を施行の両輪と考え重要視致します。

私達が掲げるこの方法のお客様へのメリットは以下の通りです。
① 居住者に安全、安心な施行を確保できます。
② 『Ａ∩Ｂ』地域を限定、確保、維持、縮小化する事で、施行改善が継続的に出来ます。
③ 人への薬剤被災を減じた衛生害虫駆除を工夫、実施出来ます。
④ 施行時に薬種の増加等、無駄な費用を節約出来ます。
⑤ 同じ投下資金で施行費用を節約出来、その分、“A・B・A∩Bの確認管理”に時間を取れます。

ご下命をお待ち致します。不明事項は、何なりとお問い合わせ下さい。