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9月3日(日)のつぶやき

2017年09月04日 06時21分35秒 | Twitter
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8 コメント

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Unknown (名無し)
2017-09-04 08:13:27
Twitterはほぼ追ってなかったんですけど、小池センセ……。>すげえ

>軍事

どこらへんまで網羅してるべきかとなるとキリがなくなりますけど、ことスペックと科学の領域に跨ってる場合、トンデモなのは結構目立っちゃいますね。
軍事に限らず理想論的な社会システムでもそうですけど、実装レベルとなると「いやそれ物理的に無理」「既存のシステムのがマシ」みたいなのが結構あって。

まあいずれにせよ北朝鮮は「そういう存在」として付き合うしかないわけで、否応なく見るべきものではあるんですけど。
戦略的、地政学的な要素はさておき、「いないもの」として扱う説だけは勘弁してほしいですけど。
Unknown (奇天)
2017-09-07 02:33:54
>軍事

戦後日本だと腫れ物扱いでしたしね。ミリオタのような特殊なごく一部の人間を除いて、軍事の常識なんて知る必要がありませんでしたし。(逆にミリオタの常識が軍事の常識というわけでもないですし)

それだけ米国の庇護があったってことです。一般人が軍事のことなんて知らなくても生きていられる。まさに平和です。それは日本人が作り上げたものではなく、米国に与えられたものでしたが。

急に軍事の常識と言われてもどう学べばいいのかも分かりませんが、少なくとも国会議員や官僚、ジャーナリストは不勉強では済まないですしね。今までは良くても、現在は。

>北朝鮮

対話対話と言いますが、過去に対話で北朝鮮が譲歩したケースはほとんどありません。核もミサイルも時間が経過すればするほど開発が進むだけです。制裁強化も中国次第ですし、中国が北朝鮮をコントロールできない現状ではこれ以上追い詰める政策は取れないでしょう。

米国が北朝鮮に妥協すれば、北朝鮮は図に乗って日本や韓国に対し恫喝的な外交を迫る可能性も高く、今の日本では選択肢は限られているので頭が痛いですね……。
Unknown (名無し)
2017-09-23 19:43:06
判る気がします。

ミリタリーネタそのものが忌避されてるんですよね。
その一方で、圧倒的にミリタリ要素のあるアニメは多く、「アニメとして問題ない」という前提からアクション物が広がっていく。
この辺りは凄い奇妙だと思ってたことがありますw
で、アニメでもSF的な緩衝材を噛ませるといいんですけど、自衛隊を出したり、それこそ旧日本軍を出すと微妙な扱いになったりとか。
まあ「ストパン」あたりとか「ガルパン」とかを見るに、以前と今では全然違うんでしょうけど。
ただこのへんは資料を見ててもかつてのアニメとの差はあるんだろうなあ、と思いますね。
以前ですけど、こちらで聞いたように「ヤマト」も軍国主義扱いされてたんでしょうし。
ぶっちゃけただのエンタメとしか思ってませんでしたw

その一方で、日本はミリオタは知識勝負になってくるところもあり、他の国のミリタリーマニアと劣らない程の界隈を形成していて、「表向き忌避されるけど」みたいな妙な空気は今でも感じます。
避けて通れない軍事レベルのものは別のパッケージで売られてることもありますし。
池上彰関係だったら問題ないみたいなw

北朝鮮に関して言えばあれはもう単なる現実なんですよね。
対話しろとかできるとか言う段階ですらない。
というか、北朝鮮が「対話」したいのはアメリカとアメリカの背景となる国際社会そのものですし。
自分たちが徐々にミサイル保有国家として承認されていくことが北朝鮮の狙いでしかないというのはもう空気から見えてきていますけど、アメリカとしては印パの事情とは違って認めることは恐らくできませんし、あれとはそもそも事情が違い過ぎていて、今回のについて言うなら、構図的には事実上黙認されていたテロみたいなものなんですよね。
例えば避難訓練が無意味かという話になってくると、現実問題、核弾頭に対する有効な防御は存在しませんから、完全な意味では「意味がない」とも言えると思います。
ただし完全に無駄かと言えば、太平洋戦争当時と違って建物は頑丈になっていますから、強固な建物の中で伏せるだけで防げる爆発とか、距離によっては圧倒的に変わるものもありますし。
何より何の備えもなくそこにいるより、自覚そのものは生まれると思います。

自分がこういうことに意識的になったのはまだなんともなしに世界を見ていた頃の9.11で、その頃の自分は「ロッキング・オン」で政治をネタにするメロコアとかパンクとかメタルとかを通してアメリカを見ていたくらいで、あの国がリアルにどういう葛藤を抱えているか理解してなかったと思います。
たぶん今でも「リアルに」その国の事情を捉えることはできないと思います。
ネイティヴじゃないですしね。
ただ、それこそ「ロキノン的空気」みたいなものはあの界隈にはあって、アメリカで政治を憂うパンクスの主張を青春物語みたいに切り出したり、殊更ドラマチックにストーリー化して「政治に対して音楽で主張する俺達」みたいな空気を作り出していて、当事者のバンドはともかく、日本のリスナーとしてはこれはどうなんだろう、と思っていたところもありまして。
バンドにしても「そういう空気」を利用して音楽を作っている人たちは沢山いましたし、ハードコア界隈は少なからずそういうところでしたけれども、消費の為の消費になってしまっていた構造の中では「憂う自分達」というテーマを自家中毒的に消費していた覚えがあります。
そういうのを丸ごとネタにしてしまったバンドもいましたけど、やはり少数派だったり、それ自体が構造の中にありましたし。
まあ自分も子供だったので「そういうの格好いい」となんとなく思って聞いてたように感じますけど。

あの頃の空気で言うと、日本は「ただなんとなく」それらの気配を感じ取って、メディア越しに問題意識を抱いていたということになると思います。
今ほどネットも発達していませんでしたし、可視化された対立なんかもありませんでしたし。
気軽に意見が飛び交うようになった今だからこそとも言えるかとは思いますけど、「当事者としてのスタンス」というのは、日本ではまだ希薄だと思います。
まだというか、そういうスタンスを議論できる状況ではない(意見の対立は所属共同体の対立みたいにされてしまって、対象から際限なくずれてるように)かなと。
ざっくり言えば「アメリカの帝国主義に追従するな」とか「北朝鮮を排除しろ」みたいな両極端なスタンスは今も見ますけど、だからこそ「そうしたもの」の、どちらに所属するのかと問い詰められるような気配の方が強く感じられまして。
状況的にはもうどちらでもないと思います。
アメリカの帝国主義「の側にいたから」意識しなくても良かった民主主義、というベースで日本の言論はあったのでしょうし、それに対峙する形であれそれに乗る形であれ、前提がそこにあったのは間違いありませんから。
北朝鮮という身近な、あまりにも近い距離の対峙において、あの当時の気配をそのまま適用しようとしてしまうのは何か違うとしか思えませんし(アメリカにNOを突き付けろ、みたいなのは、じゃあ日本のスタンスをどこに置けばいいのか、という話になってしまいますし)、
アメリカの帝国主義的な(と、呼んでもいいのは判らないでもない)スタンスそれ自体と、日本が所属する国際的な共同体としての立場と、それを構成する成員のイデオロギーは無関係なんですよね。
ただ無関係とは言っても成員あっての国家ですから文字通り完全な無関係ではないのですが、その「関係」を議論するような土壌は日本にはなかったように思います。

一言で言えば、引き受けるべき「国家の責任」と、「国家を形成する国民の責任」はなかったと思います。

もっとも、現状でこれを言い出せば「あちら」か「そちら」かという話になり、例えば右翼思想の持ち主みたいにされてしまうんじゃないか、というのもありますけど(北朝鮮をどう扱うか、という段階の話になると、否応なく)。
イデオロギーやら共同体の勝ち負けやらはそもそもそういう段階ですらなくて、首相や与党が変わるとか米軍が撤退すればどうにかなるとか北朝鮮に援助すればどうにかになるとかそういう話ですらないですし。
対策のレベルで言えば北朝鮮が核を手放さざるを得なくなるようになるまで対応するしかないし、生命線の核を北朝鮮が手放すことはないというのを理解した上でそれをやるしかない、というのが国家間のやりとりですしね。

文脈としては「本物の独裁と戦った」という、別のツイートで取り上げられていた内容とも同じことを感じます。
「叩かれない」位置というか、自分たちの満足を満たす為の承認という形でしか上げられない空気というか。
或いは「上げてもいい」空気なのかもしれません。
日本においてはこれが大規模な対立になることはなく、だからこそ安全なのだと思いますけど、そこで叩かれると、途端に「お前は〇〇(政治的に右左のどちらかだとか)」になるというか。
アメリカでもこれは似たようなものだとは思いますけどね(独裁国家じゃない限りは大体そんんなの)。
とはいえ、その中途半端さ、半端に声を上げて良くて、半端に支持されていて、半端に反発されている状況こそが、空気読みの日本という構造と相まって妙な感じになってるなあ、と。
Amazonとかで感想読んでても「この作者は今の政権支持者の〇〇だ」みたいに書かれたり(軍事学者で、別にノンポリにしか読めない人)、或いは逆に「この作者は日本をこういう扱いにした思想の持主(ただの小説)」とかやられたりとか。
正直、エンタメとかただの学術書でこういうことやられるのは勘弁してほしくなります(苦笑)。
なんというか、手放しで感想書いたりできなくなりそうだったり、作者まで萎縮したりとか指向性を与えた作品しか出てこなくなるんじゃないかとか要らない危惧をしちゃったり。
実際、どんな作品でも難癖を付けることはできてしまうので、ある種のクラスタでは自分の読んでるような作品が叩かれたりすることはあるんだろうなあと思います。
「アメリカン・スナイパー」も叩かれたりしてましたし(原著でなく映画ですけど)。

一連のツイートは、だから同感です。
中国についてもそうですけど、発展するものが大きくなり、飽和攻撃に対して一発のミサイルでも中心部に攻撃されるのが損害として大きくなると、中国は大国の責任を求められます。
何より中国の国民が攻撃を許容しなくなるでしょう。
以前に元NATOの司令官だったかの人が書いた本を読んだことがありますけど、不安定な状態というのは、完全な均衡か、完全な非対称性が崩れた時に生まれるんですよね。
今の北朝鮮は正にその状態にあると思っています。
制裁に耐えられないけど、その生命線を核に頼っているという。
自由経済に噛まずに「外側」から行動する北朝鮮にとっては、その生命線が核兵器そのものですから、あれを動かすことはできないんですよね。

中国は統制経済のレベルで内側に不満を押し込めつつ、世界と経済で強調しようとするでしょうけど、北朝鮮にそんな余地はありませんし。
そうだとして、以前までは日本や韓国が譲歩させていたような環境ではありません。
韓国も過剰な譲歩で北朝鮮に支援を与えていたことは自覚してるでしょうし。

北朝鮮の構造的に主体思想をコントロールした上で世界と強調させることは困難ですし、結局のところ「核を完成させる度合い」としてコントロールされるべき事情だったというだけになってくるかもしれませんけど。
Unknown (名無し)
2017-09-23 19:45:34
あ、一連の、というのは北朝鮮関連でこの記事の直近で奇天様が書かれてた事ですね。
Unknown (奇天)
2017-09-25 22:19:16
ヤマトに対するバッシングはかなりのものがありました。当時は自衛隊に対する忌避感も強かったです。経済的には世界のトップクラスにたどり着きましたが、外交的にはアメリカに付き従うだけでしたし、国際貢献という視点もほとんどありませんでした。まあ今もそう変わってはいなせんが(苦笑。

自衛隊への見方が変わってきたのは阪神大震災での災害救助あたりからでしょうか。湾岸戦争で国際貢献が求められ、「平和ぼけ」という言葉が広く使われるようになりました。90年代以降、軍事に対する忌避感はかなり薄れたと思います。

右傾化はゼロ年代半ば頃よりはっきり感じるようになりましたが、元々左寄りだったため、バランス的には右傾化してようやくまともになってきた感がありました。しかし、ネトウヨの出現が癌細胞のようでしたね。経済の停滞による失われた10年の影響がネトウヨを拡大させたのでしょうが、SNS、特にTwitterが国民的ツールとなり、そこでの左右の分断が固定化して今があるといったところでしょう。

そもそも右か左か以前に、現実を見ているかいないかが重要なので、リアリズムを感じない意見に価値はないと思うのですが、そういう意見は分かりにくいので、ネット上では分かりやすいキャッチーで刺激的な意見が持てはやされています。

アメリカに対しては、私はアメリカンフットボールを通してあの国の精神性を感じています。合理性であったり、なにをフェアと感じるのかなど、色々と学んだと思います。もちろん、日本から見ているだけでどこまで理解したかは分かりませんが。20年以上見ていると、何をベースとして考え、どうシステムを作っていくのか、少しは分かったようには思うのですが。

アメリカといっても決して一枚岩ではなく、多様な人々がいて、多様な考えがあり、政治的な面でもかなりの振れ幅があると思います。現在は軍出身のリアリストが影響力を持っているので、北朝鮮情勢も危うい選択をする可能性は高くはないと思っていますが、某大統領に関してはまったく予測が出来ず、最大の不安要因となっています。大統領就任時にツイートしましたが、4年間のうちに核のボタンを押す可能性は低くないのではと懸念しています。

国内の支持率が低迷し、国政が立ち行かなくなれば、外に国民の目を向けさせようとするのは政治の常道です。イスラムのテロ対策はゴールが見えないのに対して、北朝鮮はゴールを明確にすることができます。対北朝鮮は最終的に軍事的選択が必要な可能性が高いですが、それを担うに足る将と思えないのが最大の不幸です。

北朝鮮は中国による傀儡政権でも作れれば現時点ではベストなゴールだと思いますが、もう無理ですしね。北朝鮮の恫喝に屈して日韓が経済支援をして、北朝鮮が豊かになって戦争を回避するのが最も流血を防ぐ方法でしょうか。そのせいで福祉が切り捨てられたり、経済が停滞して国民に多大な苦痛を与えることになるとしたら、戦争と平和のどちらがマシでしょう?
Unknown (名無し)
2017-11-13 01:46:05
>特にTwitterが国民的ツールとなり、そこでの左右の分断が固定化して

あの辺は判り辛い部分がありますね。
正直、偶にヤフーだのまとめサイトでぶち当たるだけだのでも相当疲れるので、Twitterで遭遇する事がない分、非SNS住民としては気楽ですけどw

ただいつからああいう界隈が形成されたのかは、本当に漠然としているなと。

あの界隈を全て属性で括れはしないと思いますけど、界隈の中で醸成された情報がさも真実らしく語られてるのを見た時はこれちょっとなあ、と思わされました(ドーキンスが語ってないことをドーキンスが語ってた形で特定の民族に攻撃的な主張をしてたのを目にしてしまって)。

というより、個人の属性、として見て煽り合うのがマズそうな気はするんですよね。
昔読んでた児童向け哲学の翻訳者さんが口汚くそうした人達を罵りつつ、ベクトル違いの(つまりリベラルとしての)「そうした人」になってるのも見ましたし、マウントを争う状況においては容易に憎悪の部分だけが盛り上がってるようにしか感じられません。
例えば「部分的に」正しい事を言っている人もいれば、「あいつは〇〇だ」とレッテルを張られただけの人もいるし、そうした無数の状況の中ではラベリングされること自体が属性を固定されるようにしか思えません。

ただまとめサイトは相当酷いな、と思う事は(政治に限らず)ありますけどね。
ムラ社会化の話の方に近くなりますけど、男女間の属性攻撃や地域対象の攻撃、更にはエトセトラ、みたいな。オタクパッシングに対して反論する記事がある一方で別の属性を攻撃するのを許容して、とか、そんなのもザラですし。
目的がアフィリエイトによる収益だとすれば、主義主張なんてなくても興味を引いて、更には煽れば煽るだけリターンがあるでしょうし。
そんな中で「乗るな」と誰かが言っても無駄でしょうし、なんかなあ、と。
youtubeでもあるんですけどね、こういうの(苦笑)。地域攻撃みたいなネタとか偶然見るとうんざりしたり(いや、地域弄りはノリだけで作ってるようなテレビも大概ヒドいと思いますけど、それ言い出すと予算の問題でしかなくなるのでw)。

ただ本当に特定の思想からああいう事をしてるとしたら、例えば地域攻撃で特定の政治思想を擁護するコミュニティ(或いは地域)の人間を丸ごと攻撃したりすれば、そこに住む人は悪印象を受けるでしょうし、攻撃している人の支持する勢力の反対に回ることすら考えられるんですよね。
日本は無党派層の多さを差し引いても、人間はそれ以前に感情から逃れる事ができませんし。
Twitter巡りをしていても思うのは、例えばふと目に留まった罵り合いにおいて、「より自分にとって不愉快な発言」をしている人の支持勢力に好意的になれるだろうか、と思ったりします。
こういうのはコミュニティ内の結束を強くする「罵り」ではあるのかもしれませんけど、対極的に見れば開かれた発言でそういう事をすれば、「そういうもの」になってしまうだろうなとしか思えませんし。

なんというかもう、だからそういう界隈においては「保守」も「リベラル」も「左翼」も「右翼」も「ネトウヨ」も、何もかもが特定のコミュニティにとっての侮蔑語になってるようにすら感じます。
「私は保守だ」「私はリベラルだ」ですら攻撃されるんだろうなと。
結局のところ、どこかのコミュニティの誰かが主導した「誰かの満足」の為に、何かが攻撃されたり、それはただ消費されるだけでしかなかったり、みたいな構図は本当に見てると不毛なので。
真っ当な批判や意見は別ですけど、酷いのになるとタイトルと全く別の内容で地域や属性への攻撃に向くこともあるし、それを面白がって助長する人までいるわけですし。

で、まあ、どういう意見を持つかはそれぞれの環境に左右されるでしょうけど、自分に近しい属性への忠誠を求められてるような圧力とかあるのかな、と。

伊藤計劃が書いてましたけど、「リベラルだと思って貰うと頭がいいと思って貰える」みたいなところはあって、ここらへんとか割と関係してる気がしますねw
逆の方面で言えば、「保守だと思って貰えればコミュニティ内では楽」な事情も恐らくあるんだと思います。
どこのコミュニティでもそのへんは同じなんだろうなというのは漠然と見てて判りますし。

>ネット上では分かりやすいキャッチーで刺激的な意見が持てはやされています。

先のコメントじゃないですけど、真実らしく見える言葉が真実に見える、とか、或いはそれぞれの真実としてそれぞれに対応した言葉が選択される、みたいな状況はあるかな、と感じてます。
その正当性を担保する為に相手にマウントを取ろうとする、みたいなところもセットになってますけど。

マスコミで言えば、マスコミが悪いとかキャスターが現実を見ていないというのではなくて、先だってのムラ社会的な話ではないのですけど、「ニュース的なパッケージ」にはそう発言するしかないワクみたいなものがあり、北朝鮮に関する議論もそこにあると思います。
事実を事実だと発言するだけではニュースにならないですし、だからと言って理想的な概念として「在るべき国際関係」を理念を扱って、〇〇は理想的に~であるべきだ、というイデオロギー(これはキャスターというよりコメンテーターの場合に多いですけど)に絡ませてしまうと、途端にそれが破綻してしまうことが多くなっているように感じます。
北朝鮮のそれは正にそれで、北朝鮮の事情を知った上で、尚且つ理想を押し通すには、北朝鮮はそこまで軽い相手じゃないんではと。

というより、理想を貫徹できるのは現実にそれを適応させるインフラや力があってこそで、理念で動かないという。
北朝鮮の構造は主体思想と国民への圧力、内的なそれのフィードバックによって形成された圧力の国体ですから、それを理念で扱うとどうしても国内に譲歩を強いる事でイデオロギーに沿うしかなくなるんですよね。「あちらはあちらの目的を達成することでしか認めない」ですし。
独裁国家の常ですけど、大義があれば残りはそれを正当化する為に整えられちゃうんですよね。
そこに「正しい理念で向き合う」とか言ってみても、向こうは「大義」があるわけで、それを選択はできませんし。
かつてそれが可能だったのは、北朝鮮が海という障壁を越えて打撃力を持たなかったからですし、国内的な事情との絡みもあったのだと思います。
何よりアメリカという存在の大きさが。

だからまあ、ひとたびいいも悪いもない現実として北朝鮮を見ると、そこが空転してしまっているようにしか見えなくて。

ニュースは番組ですし、キャスターには考えがありますし、何より何か言わなくてはいけないですからそうなってくるのでしょうけど、「判り易い」理想を提示したところで、それがリアルな対応になるとは限らないんですよね。
むしろ理想が先行してしまうので。
思想の一貫性や理想的な社会の構築においては批判や否定は何度も検証されるべきですけど、それは目の前の脅威に対する備えを特定の立場から投げ捨てていいということではありませんし。

これについては、選挙前に盛んに言われたような政権の支持だの不支持だのいうレベルの話ではないと思います(危機を煽るなという意見については考えるべきこともありますけど、「煽っているか」という前提と、「対処するべきか」の前提はどちらも考慮されるべきですし)。

2chのかつての管理人が「リアルで(ネットも)政治の話をする人はまともな生活をしていない」的な主張をして、それをまとめているサイトがあったのですけど、例えばこれなんかは程度問題で、池上彰が政治を解説するような時代になってるように、否応なく「興味は持っているのも普通」な状況にはなってるのかなとも思います。
ただ氏が言うように、「政治の話をする人は~」という文脈で語られているSNSは確かに「それっぽく」はあり、「政治の話で攻撃的になり過ぎている」状況は敬遠される、というのは確かだと思います。

でもそこで「だから~政治と関わるのは馬鹿だ」と切り捨ててしまえる時代ではない、というのも確かなんですよね。

SNS、というか、そういう「マウントの取り合い」をする界隈は置いといても、じゃあ現実問題、選挙という選択の前提の上に乗った政府の判断で北朝鮮は捉えられていて、その脅威は現実のものです。
そこには選択という責任はあるでしょうし、昨今の状況では「米軍を肩越しに置いて覗き見るだけの脅威」ではなくなりつつあります。
アメリカの場合、キリスト教社会がベースにあり、強大過ぎる力と、その反動もありますけど、あの国は極端な「外部からの攻撃」を受けると、政治的には保守的になる、という指摘はあり、それ自体は判るところがあります。その一方で、文化的に、というか、システム的にはリベラル的な環境を求める、という面もですけど。

>経済が停滞して国民に多大な苦痛を与えることになるとしたら、戦争と平和のどちらがマシでしょう?

北朝鮮の今回の流れについては、日米、米中の水面下のアプローチ次第ではどうにか落ち着く、とは思えてきました。
ただ、仰られるように、北朝鮮が「豊かになることがゴール」というのは、武力で他国の機先さえ制すれば援助を引き出してもいい、という前例に他ならず、もはや容認できるところにないと思います。
恐らく、そこで得られる「平和」というのは、これまで以上に槍玉に上げられるでしょうし。

そうしたレベルの「議論」こそが必要になるのだと思いますけど、それよりも「今北朝鮮は」という視点だけが強調されるというのが現状というのはどうもな、とは思いますね。
そして、だからこそ「コミュニティ内でどうこう」というのは議論の前提を放棄してるんじゃないかと。
善とは何か、みたいなメタレベルの範疇ではなく、正に「その善性はその状況で機能するか」、更には「そもそも現実的に生活とトレードオフできるのか」というレベルで語られるべきことですし。

国内の問題であれば「あらゆる人間にあらゆるサービスを」とやれてないのが現代の資本主義のベースで、それを前提に(教育の平等性、熟に行く子供とそうでない子供、保育園に入る子供とそうでない子供など)無数の差を作り出してますが、それをどう制御するかが問われていて、これ自体は議論に乗っています。
同じように「他国の、正に自分達に攻撃を加えようとする」対象についてそれを問う時、問題は憲法なのか、或いは北朝鮮住民の人権についてなのか、それはどこからどこまでなのか、そのあたりがまったく整理されないまま放り出されてるように感じますし(少なくとも、個々人が「どう考えるか」の材料をメディアは提示していないように)。
そういったあれこれの議論がアンダーグラウンドで成熟するかと言えば、それは冒頭のような「無数のあいつやこいつ」という対立によって埋め尽くされてしまってるなと。

別にアメリカやイギリスだから議論が成熟する、とは思っていませんけど(しがらみは日本と別の形でありますし)、少なくとも、議論の土台自体は整ってるのがあちらだとは思いますね。
Unknown (名無し)
2017-11-13 01:53:52
あ、「伊藤計劃が」としてしまうと、まるでブログか何かで書いてたように思えてしまうのでこれは訂正させてください。
たしか虐殺器官の台詞だったと思います。
ある種の皮肉だったと思いますけど。

というか、同じようなことをジョナサン・ハイトも書いてたような覚えがありますw

あとドーキンス~はちらっと開いたどこかのスレッドだったと思いますけど、当人が最も否定してる自説の差別への適用を平然とやってたのを見てしまって、これはなあ、という感じでした。
Unknown (奇天)
2017-11-14 01:16:39
ネットの炎上がごくわずか、数%の人によって大規模化しているように、twitter界隈のマウント合戦も目立つ幾ばくかの人達によって日夜行われているというのが正しい理解だと思います。

うちのタイムラインは、何か大きな出来事があれば分かるけれど、普段は平穏を保っている感じですね。まとめサイトもめったに見ませんし、特に左右の対立などは見るだけ時間の無駄かと(笑)

TVも民放はスポーツとアニメ以外まったく見なくなりました。NHKはイメージで叩かれることが多いですが、民放と違って国民の声を気にしすぎているくらいに感じます。それが良いか悪いかは別ですが・・・。NHKの立場は分かりやすいので、それを踏まえておけば、情報は得やすいように感じます。

民意が常に正しいとは思っていません。ムードに流されやすいですし、過去に何度も正しいと思えないような選択をしていると思います。どれを正しくないと見なすかはなかなか難しい問題ですが。
今回の選挙は希望が失策を重ねたことで与党大勝となりました。ムードに流されなかったことで、妥当な選挙結果になったと言えるでしょう。

今回の民意をベースに日本の課題を照射するのがマスメディアの役割だと思うのですが、そういうことができないのが現在のメディアの限界なのですかね。
対北朝鮮も、圧力か対話かという言葉の問題ではなく、圧力によるメリットデメリット、対話によるメリットデメリットすら語られていないように感じます。

ミサイル開発や核開発の停止と引き替えに支援を行うとして、その約束を履行させられるのかどうか。金を得たら掌を返す可能性は非常に大きく、振り出しに戻るだけで北朝鮮にとって契約不履行のデメリットがほとんどないのではないかという危惧があります。対外的信頼観なんて最初からないですし。

一方、軍事的な動きがあれば、難民という形で朝鮮半島から日本へ多くの人がやってくる可能性もあり、人道的にそれを受け入れざるを得ないことになるでしょう。(中国共産党が崩壊するようなことがあればその比でない規模の難民が発生する可能性もありますが・・・)
東アジアの政治的安定は日本の地政学的に必須と言えることなので、そのリスクなども語られずに適当な中国経済崩壊希望の言説が持てはやされていたりします。

平和ボケなんて言葉がありましたが、日本国内と海外とを分けてしか考えられず、現実から目を逸らしていることすら気づかない状況なのかなとも思ってしまいます。
米英なんかは正しい認識かどうかはともかく、海外と自国の関係を正しく見られる層がインテリとして国を担ってきたわけですが、それへの反発がEU離脱でありトランプ大統領の誕生だったりするわけで・・・。どこの国も大変だ(汗)

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