バンダナおやじの「心はいつも太平洋」

かつてCafestaでUPしていた日記で、サイパン・テニアンでのエピソードがいっぱいです。

「テニアンが見せてくれた」2010年2月15日の日記

2017年05月14日 | 思い出話 テニアン・サイパン
それは、一回目の赴任でテニアンで仕事をしていたある夜のことだった。

なにもすることも無く退屈だった私は、一人港まで魚釣りをしようと、釣り道具をかかえて歩いていった。
今は資源保護の為、港での魚釣りは禁止になってしまったが、当時は桟橋からも普通に釣りを楽しめたのである。
港だから、そんなに大きな魚はいないと思うと大間違い!
1mを超えるロウニンアジがはいってきたりする。
だがその時は、マフティと呼ばれるフエフキダイの子供や、ヨスジフエダイ狙いの軽いタックルだった。

さて、港についてみると、空には満天の星空。
月も雲も無く、南東方向から西に向かって天の川が流れている。Milky Wayとはよく言ったもので、暗い夜空にミルクを流したように光り輝いている。
季節は、5月頃だったかな?
南十字星が綺麗に見えていたのを覚えてる。
その星空のあまりの美しさに、しばし釣りの事など忘れ、ぼ~っと空を見上げてた。
「おっといかんいかん、危うく何しに来たか忘れてまうとこだった。」
と、目を水面に戻したときだった。

空にあるはずの星が、水面でそのまま輝いていた!!

その日は無風状態で、水面もほとんど波が無い状態。まるで鏡に映っているかのように、天の川も南十字星も揺らめくことなく映っていた。
もう釣りの事などすっかり忘れ、ぼ~~~っとその壮大な景色に見とれていた。

合計するとテニアンには6年、サイパンには2年住んでいたが、あのような水面に映る星座を見たのは、そのとき限りだった。

当時はデジカメも無く、写真もないけれど、あの風景は今も思い出の中にしっかりと焼き付いている。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 「テニアン最後の(今のとこ... | トップ |   
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。