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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

セイヤングの主題歌「夜明けが来る前に」

2015年05月14日 | 音楽全般

十代の頃によく聞いていた、ラジオ深夜放送。

 

 

 

その中には、今でも続く長寿番組もあるが、すでに消えていった番組もある。

 

 

 

 

 

 

 

当時ラジオ深夜放送といえば、メインの番組は「オールナイトニッポン」「パックインミュージック」、そして「セイヤング」であった。

 

 

 

 

 

 

 

今回取りあげる「夜明けが来る前に」は、セイヤングのテーマソングであった。

 

 

 

 

 

 

 

当時、確かセイヤングは、パックインミュージックやオールナイトニッポンよりも30分早く、深夜0時半から始まっていたと思う。

 

 

 

 

 

 

 

「セイヤング」「パックインミュージック」「オールナイトニッポン」の3大人気番組の中で私が一番聴いていたのは・・・多分オールナイトニッポンだったと思う。鶴光さんをはじめとして。

 

 

 

 

 

 

 

その次に聞いてたのがパックインミュージックだったと思う。なんといっても山本コータローさんのパックインミュージックは好きだった。

 

 

 

で、セイヤングは・・・セイヤングで私が一番覚えてるのは、パーソナリティよりもむしろテーマソングであった「夜明けが来る前に」だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜこの曲をよく覚えているんだろう。

 

 

 

それは、この曲には、これ用のちゃんとした歌詞があり、ちゃんと歌われていたからだったと思う。

 

 

 

 

 

 

 

オールナイトニッポンとパックインミュージックのテーマはインストナンバーだった・・・と思う。

 

 

 

その点、セイヤングの「夜明けが来る前に」は、ちゃんとした「歌」になっていた。

 

 

 

だから、歌詞を覚えて「楽曲」として歌うことができた。

 

 

 

だから印象に残っているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

オールナイトニッポンのテーマも印象深いが、これはまだ現役だから、「覚えている」という感覚ではない。

 

 

 

 

 

 

 

だが、セイヤングの主題歌は、今は自分で探さない限り中々聴く機会はない。

 

 

 

まあ、ネットのおかげで、探せば見つかる環境であるのは嬉しいことだけど。

 

 

 

 

 

 

 

あの曲がラジオから聞こえてくると、深夜だなあという気にさせられたものだった。

 

 

 

深夜のゴールデンタイムの一つのシンボルのようでもあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セイヤングのオリジナル版番組は1969年から1994年まで放送され、一度終了したらしい。

 

 

 

だが、根強い支持はあるようで、その後もたまに単発的に放送されたり、21世紀になって21世紀版として復活したりもしているようだ。

 

 

 

私は今はもうラジオの深夜番組を聴く習慣がないので、聴く機会はないままでいる。

 

 

 

 

 

 

 

今現在たまにNHKの深夜で放送されている、さだまさしさんのテレビ番組「今夜も生でさだまさし」は、さださんがパーソナリティを担当していたセイヤングのコンセプトをテレビで再現した番組らしい。

 

 

 

「今夜も生でさだまさし」は、今の私もたまに見ることがある。基本的には月に1回の放送のようだが、大みそかの夜・・というか、事実上元旦の朝には、ここ数年は必ず放送されており、私にとっては紅白や「ゆく年くる年」が終わった後の毎年の楽しみになっている。

 

 

 

見てれば分かるように、その内容はラジオ深夜放送のノリであり、楽しい。

 

 

 

もっとも、いつも酔っ払って途中で寝てしまうので、最後までは見れないのであるが(笑)。

 

 

 

その番組を楽しいと私が感じてしまうのは、自分の中に、セイヤングをはじめとする、当時のラジオ深夜放送への愛着が深くインプットされているからだろうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

ともあれ、「夜明けが来る前に」。

 

 

 

この曲を聴くと、70年代のラジオ深夜放送の黄金時代の熱が、活力が、わくわく感が、そしてオーラが息づいているような気になる。

 

 

 

 

 

 

 

私がラジオ深夜放送に熱中していた頃、映像なんてなくても・・いや、映像がなかったからこそ、音だけから想像を膨らませて楽しめたのだと思う。

 

 

 

家族が寝静まった家の中で、私1人が深夜に起きていて、ラジオに耳を傾けていた時間帯は、私はまるで「時間の外」にいるような気分だった。

 

 

 

リアルな現実世界は静かでも、私の頭の中は、ある意味昼間以上に賑やかで、学校や親の束縛から逃れて自由な空間の中にいたと思う。

 

 

 

 

 

 

 

ラジオ深夜放送は、リスナーのイメージや、リスナーとパーソナリティの関係によって、空間という名の海を、電波という種類の波が満ち引きしていた・・・のかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

♪ セイ~~ヤ~ン~~

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=HZcnI4GYZqQ

 







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