
私がよく歩く町は、ラーメンの激戦区。
それぞれ個性的なラーメン屋が多数あり、ホント、ラーメンには不自由しない。
前回はA店のラーメン、今回はB店のラーメン、次回はC店のラーメンにしよう・・などと思いながら食べるのは楽しい。
どれも、個性的で、目移りしてしまう。
思えば、最近は個性的なラーメン屋が本当に増えたと思う。
この町を歩くと、いつも思う。
昔は、こんなに個性的なラーメン屋はなかったのでは。
普通の中華料理店で、当然ラーメンもメニューにある・・そんな店が昔は多かったように思う。
だが最近は、ラーメンに絞った、ラーメン専門店が増えた。
日々、個性的なラーメンを食べてると・・・・贅沢な欲求がでてくることがある。
それは
時には、あまり個性のない、昔ながらの普通のラーメンが食べたくなる・・ということ。
チャーシュー、なると、メンマ、ホウレンソウ、ゆで卵の半分・・などが乗った、やや薄口の「ありきたりな、普通のラーメン」が。
こうも個性的なラーメン専門店が並んでいると、「普通のラーメン」というのも、立派な個性ラーメンだと思う。
逆の逆は表・・・・変な例えだが、そんな気分。
私のよく歩く町の、ある有名ラーメン店のすぐそばに、昔の食堂みたいな普通の中華料理屋がある。
そこはあくまで中華料理屋であり、ラーメン専門店ではない。
すぐ近くの有名ラーメン店は、いつも混んでいる。
普通、そんな環境にあると、近くの「普通の中華料理屋」は閑散としがちなもんだが、どっこい、その普通のお店はしぶとい。
ラーメンにはあまり個性がなく、極めてシンプルで、普通。
混んでるというわけでは決してないのだが、このラーメン激戦区の町で長年営業し続けて生き残っている。
確実に、固定のお客さんをつかんでいるようだ。
中には私のようなラーメンジプシー・・・・毎回行くラーメン店が違う客・・もいるはずだが、そういう客も来てるのだろう。
きっと・・・たまには普通のラーメンが食べたい・・・そう思うラーメンファンは、多いのだろうと思う。
だから、そういう店もやっていけるのだろうね。
自己主張の強い個性的な存在が数多くたむろする環境の中では、あまり自己主張のない没個性な存在もまたそれが個性になる。
個性的であるということは、ある意味、攻撃的。
攻撃的な存在だらけの中にあって、肩透かしを食らうような平凡さは、ちょっとしたオアシスだ。まるで、荒い鼻息を受け流している感じ。
頑張れ、平凡なラーメン。自己主張の強い個性派ラーメンの中で。
私、平凡派も個性派も、どちらも好きです。
ただし。
平凡派ラーメンよ、具の中にナルトを入れることを忘れるなかれ!
個性派ラーメンの弱点の一つは、「ナルトが入っていないことが多い」ことであることを、活かせ。そこは、つけ目の一つなのだ。
その点、ぬかるなよ〜。
なお、写真は、カップ麺です。極めてオーソドックスなカップ麺。
けっこう甘口で、なにやら昔の即席麺を食べてるような感覚。










