時間の外 

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。本拠地は「時代屋小歌」というHPです。

ナイロン弦ギターの響き

2016年10月19日 | 音楽活動

我が家には1本だけ、ナイロン弦ギターがある。

 

学生の頃、後輩が安いナイロン弦ギターを私に預けたことがあった。後輩はスチール弦ギターを普段弾いてる奴だったのだが、部屋が狭く、ナイロン弦ギターの置き場に困って、私に預けたようだった。

 

私の当時の部屋も決して広くはなかったのだが、ギリギリ後輩のナイロン弦ギター1本くらいなら、部屋の片隅に置くことができるスペースがあった。

 

なので、当時私はナイロン弦ギターを持っていなかったせいもあり、ギターのバリエーションとして、喜んで預かった。

 

前述の通りそれは安いナイロン弦ギターで、おそらく1万円以下のものだったのではないか。

それでも、スチール弦ギターとは明らかに違う音色。

それなりに気分転換にもってこいだったので、たまに弾いていた。

 

すると、いくら安いギターとはいっても、ナイロンはナイロン。その音色の優しさは心地よかった。

 

ナイロン弦ギターを弾くと、普段スチール弦アコギを弾いてる時とは別の気分になれ、つまびく曲調も変わってくる。当然、弾き方も変わってくる。

アルペジオが多くなる。というか、私の場合、ナイロン弦ギターを弾くと、無意識のうちにアルペジオで弾いている。ナイロン弦ギター、スチール弦ギター、どちらも持ってる人は、そういう人が多いのではないだろうか。

 

低音でのビート感を強調した弾き方はナイロン弦ギターには向かない。

その代わり、ナイロン弦特有の優しい音色は、一度弾き始めると、そればかり弾いていたくなったりすることも多い。

 

ロックやフォークのミュージシャンへのインタビューで、最初に手に入れたギターはどんなギターだったか・・という質問がよくある。

そんな時、初めて手に入れたギターは、親に買ってもらったクラシックギターだった・・・という回答をする人もいた。

 

もしくは、スチール弦ギターとナイロン弦ギターの区別が分からず、まちがってナイロン弦ギターを買ってしまった・・という人もいた。

そういう人が、やりたい音楽がロックやフォークだった場合、レコードなどで聞こえるロックやフォークのコードストロークのサウンドがナイロン弦ギターでは出ないので、結局スチール弦ギターを買い直した・・という人もいた。

 

私ももし最初に手にしたギターがナイロン弦ギターだったとしたら、スチール弦ギターに買い直したかもしれない。

私がギターを持ちたいと思ったのは、ビートルズやディランや70年代フォークがきっかけだったから。

 

私が最初に入手したギターはスチール弦ギターだったが、それでも友人の持ってたナイロン弦ギターの音色にも惹かれ、いつかはナイロン弦ギターを入手したいと思うようになった。

結局ナイロン弦ギターを入手するのはだいぶ後になってしまったが、それだけにやっとナイロン弦ギターを入手した時は、妙に嬉しかった。

 

気持ちが疲れている時などは、ナイロン弦ギターを弾くと、心が癒される気がする。

 

ナイロン弦ギターは、よく「クラシックギター」という呼ばれ方をするが、私はクラシックギターの訓練はほとんどしていない。

なので、例えばトレモロ奏法などはできない。

もっぱら、スチール弦ギターの延長線で弾いている。

 

それでも、ナイロン弦ギターは、実に魅力的である。

自主製作アルバムを作った時には、しっかりナイロン弦ギターも導入したし。

 

いつか、ナイロン弦ギターが似会う曲だけで、ナイロン弦ギターを手にしてライブなどやってみたい・・という思いもある。

 

 

 

 

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