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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

しあわせ大観音と1000年オリーブ。そして・・(小豆島旅行記3)

2017年06月09日 | 

小豆島に着いた翌日。

私は急きょ宿に申し込んだ、格安のバスツアーに参加してみた。

旅先で観光バスツアーを利用するのは、正直私にとっては珍しい。

当初は、レンタル自転車で島を自由にあちこち巡るつもりだったが、前日土庄港から宿までの道筋を見たら、山道が多く、ちょっと私の体力では自転車で巡るのは辛そうだと判断。

 

とりあえず私がこの日行きたかったのは、「二十四の瞳映画村」と「寒霞渓(かんかけい)」。

特に「映画村」の方は、これがルートに入っていないのなら、このバスツアーには参加しなかったと思う。

バスツアーの行き先のリストの中には上記の2か所は入っているので、それなら出費を抑える意味でもバスツアーに参加するのは無難だと思った。

バスツアーだと一応は団体ツアーになるので、正直私の中で多少の抵抗もあったし、立ち寄り先でも滞在時間の制限が出てくる。そんなデメリットもあるが、出費を抑えられるのは大きい。

 

さて、宿の前からツアーバスに乗り込んだ。

途中、大観音様がすぐ近くに見えた。もし、これがフリーツアーだったら、あの観音様の中に入ってみたかったかも。

 

 

↑ 宿から見えていた大観音様のすぐ近くにやってきた。巨大だ・・・。 あの像の中には、入れるそうだ。眺めはさぞかし絶景だろう。

 

 ↑ 大観音様をアップでどうぞ。品が良くて、穏やかな表情。青空が似合う。

 

で、ほどなくしてバスは宝生院に着いた。ここには日本最大の真拍(シンパク)があった。

樹齢は1500年以上とされ、根元の周囲は16メートル以上、高さは20メートルだと言われている。

パワースポットとして名高いらしいが、大型バスでは中々入ってこれない細い道の先に宝生院はあるので、大型観光バスのツアーでは行き先リストから外れることが多いらしい。

私が乗ったバスは小ぶりなバスだったので行けたのだろう。

 

↑ 最近はここは、パワースポットとしても知られるらしい。 

 

 ↑ 確かに凄い。何か私もパワーを貰えたのだろうか。

 

 ↑ のどかな雰囲気。日差しの貢献、高し。

 

次にやってきたのは「樹齢1000年オリーブの大樹」。

海を見渡せる高台に、ポツリとこの大木はあった。

 

 ↑ 案外、穴場スポット?土俵のような場所に、1000年オリーブの大樹が。

 

大木というと、私はつい屋久島の縄文杉などを思い出してしまうが、それに比べたら小ぶり。

まあ、杉とオリーブの木の違いもあろう。

それでも、他の植物とは扱いが違う感じで、この大樹だけ別格扱いされている感じだった。

ちょっとした広場みたいなスペースの中に、枠でかこまれたように存在していた樹齢1000年のオリーブ大樹。「私を他の植物と一緒にしないで」とでも言っているかのよう(?)。

スペインから運ばれてきて、植えられたらしい。

ある意味、孤独そうにも見えたのは、私の気のせいか。

 ↑ 、、、だそうです。

 

 ↑ 寄らば、大樹の陰。

 

 

 

 

ここから見おろせる海の景色もグッド。

  

↑ 1000年オリーブは、あの海や島に何か話しかけているのかな?

 

 

なおもバスは巡る。

次にやってきたのは、オリーブ園。なんでも国産オリーブ栽培発祥の地だそうな。

ほんと、小豆島というのはオリーブの島なんだね。

樹齢100年という日本最古のオリーブの原木があった。

ここではお土産屋さんもあり、アクセスも良いからなのだろう、定番の観光スポットになっているようだった。

 

 

 ↑ オリーブ園に、やって来た。ちなみに、ポパイのガールフレンドの名前は何だっけ?

 

 ↑ オリーブ園の小道。穏やかに歩く。

 

 ↑ オリーブの原木とのこと。小豆島は、日本で最初にオリーブが根付いた里。

 

 ↑ オリーブ園の片隅に風車。小高い場所で下界を見下ろしていた。♪丘を登って下界を見れば~

  

さて・・・。

次は・・いよいよ「二十四の瞳映画村」に向かう。

ここは私の今回の小豆島来訪が意味があったかどうかの瀬戸際になる場所だ。

小学生のころから気になっていた「あの場所」は、あるのかどうか・・というか、そこから見えるのだろうか。その答が出る場所だ。

はてさて、今回の小豆島旅行は私にとって、意味があったのかどうか。

 

極端なことを言えば、エンジェルロードに行けなかったとしても、寒霞渓に行けなかったとしても、小豆島大観音様が見れなくても、二十四の瞳映画村がなかったとしても、「あの場所」が見れればいい。

とりあえず、それだけでも見れればいい。

それだけで、私が今回小豆島に来た意味はある。来てよかったと思える。

 

「あの場所」は、二十四の瞳映画村のあたりから見れるはずなのだ・・。

いよいよ、今回の私の旅行の成否の分かれ目がやってくる。

 

幸い、この日は天気にも恵まれた。視界がさえぎられることはないだろう。

 

心もち、ドキドキしてきた。ワクワクもしてきた。

 

さあ、いざ。

「あの場所」を見るために。この目で。

 

 

 

 

 

 

 次回、この旅行の真価が問われることになります。果たしてこの旅行は私にとって、、、?


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2 コメント

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島の旅 (中森勇斗(なかもり・ゆうと))
2017-06-10 09:47:37
最新ブログ拝見しました。小豆島に行ってこられたんですね。
私も小豆島には、何回か行きました。
家族旅行で行ったこともありますし、会社の社員旅行でいったこともあります。
いつも、行った時期は真夏の季節で、色にたとえれば、青と緑と白のイメージを感じさせる旅でした。
まあ、日本国内で、限りない太陽の明るさを感じさせる旅行先と言えば、瀬戸内海の島と伊勢湾と南九州、それに、沖縄県の西表島あたりでしょう。(もちろん、これは、私の主観です)
ともかく、だんぞう様、今回、有意義な旅だったと、拝察しています。
今回の旅の印象で、なにか『ヤングだんぞう様』の歌、作れそうですね。
でも、。。。。。そうですね。。。。明るいイメージの歌って、かえって難しいかもしれませんね。。。。。
どうしても、ありふれた感じになってしまいますから。。。。。。。
でも、だんぞうさんだったら、ゆたかな感性で、いい歌ができるんじゃないでしょうか?


☆オリーブと、孔雀と炎天、島の旅。    綺蘭
Unknown (だんぞう)
2017-06-10 10:21:14
中森さん、いつもありがとうございます。
社員旅行でも小豆島に行かれたことがあるんですか?
いい会社じゃないですか。
それは羨ましい。
私が行ったのは5月でしたが、かなり暑かったです。
真夏だと、さらに暑かったのでは?

そう、おっしゃる通り、小豆島の太陽は、明るかったです。
また、夕焼けも美しかったです。瀬戸内海の夕景は最高ですね。

「ヤングだんぞう」名義というのは、私が10代の頃に作った歌を、20代以後の私と一応区別するために、便宜上つけた名義なんです(笑)。
今の私が曲を作ったら、ただの「だんぞう」名義なんです。
小豆島の旅が歌になるかどうかは、まだ未知数ですが、いつか何かのきっかけでそういう歌もできるかもしれませんね。

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