Natural Leaf

青空に向かって伸びる幹の葉のように…

六カ所村ラプソディ

2007年07月15日 | 日記
昨日、家の近くでずっと見たかった
「六カ所村ラプソディ」が上映されていたので見てきた

今年の4月、代々木公園で行われた
“アースディ”に六カ所村についてのブースがあって
それからずっと 気になっていた。

内容については、それぞれが
オフィシャルサイトをみてください。

六ヶ所村ラプソディ 公式サイト
監督:鎌仲 ひとみさん コメント


この映画をみて、私が印象に残ったのは
六カ所村の澄み渡る青い空と
大地いっぱいに咲いた色鮮やかな花や草木。
みずみずしく実った 甘そうなトマトなど
本当に自然の美しい場所だと思った。

そしてそこに暮らす人々は
この地を愛し、農家では 安全で美味しい野菜や果物を全国の人々に届けたいと
ものすごいこだわりを持って 大切に育てている。

どうしてこんなに関心があるのか分からないけれど、
この自然と、地元の人々の思いを壊したくないって思ったんだ。
,,,,
この再処理工場が本格的に始動すると 工場から空気中や海へ放射能が排出されて、
魚や畑、また人体にも影響して、白血病やがんを誘発する。

万が一、事故など起こったら日本中に放射能がばらまかれる事態になりかねない。

でも、県民の必死の反対運動もむなしく工場は完成してしまった。
どんなに抵抗しても、国家の権力とお金には勝てないという現実を突きつけらた気がした。

今を生きるためには、仕事をしなくてならないから、工場で働けば収入は得られる。
だから、今となっては賛成せざるを得なくなっているのが事実。
でも、とても恐ろしい未来が待っている。

なんだか映画を見終えて、自分に何ができるかという事を考えたけれど
国家プロジェクトを止める力なんて自分にはなくて…無力さを感じた。

だからせめて、日本の青森県六ヶ所村という場所で起こっている問題を知って、
より多くの人にもこういう問題があるという事を知ってもらいたいと思った。

日本の電力消費2大都市にすんでいる自分にも少なからず関係のある事だと。

多くの人にこの映画を見てもらえたらいいなと思います。





ニャンコ救出劇場

2007年07月07日 | 日記
一週間くらい前、いつものように善福寺公園を自転車に乗って帰っていたら
ネコの鳴き声がした。

なんだか変な鳴き方?って思ってたら
見知らぬ女の人が話し掛けてきた。

女の人が指をさす方を見ると、木の上に中ニャン子と赤ちゃんニャン子が。。
ネコが木に登るって聞いたことがあるけど
あの鳴き声は降りられなくなっている様子。

たまたま通った男の人に木に登ってもらって
助けようとしたら、逃げてしまってさらに上へ上へ。

子ニャンコは怖がって枝から枝に移ろうとしたりしてるうちに滑って宙ブラリンになったり…もう見てられないよ!!

万が一、落ちてきた時の為に、日傘を逆さにして下で待機。見知らぬ3人が日傘を囲んでる。
なにかの、祈りの儀式のよう。

自分たちではどうしようもないから、消防署にでんわをしたら、消防車1台がレスキューにきた。
特殊なはしごも届かない。
子ニャンコ救出成功☆中ニャンコはさらに上へ。

子ニャンは落ちそうになった恐怖と鳴き続けた疲れでぐったりしてる。
ミルクをあげても飲まない。

その傍らで、一連の流れをずっと見ていた白ニャンコがいた。
みんなできっとお父さんニャンコだと判断して、子ニャンを返してあげた。
そしたら白ニャン野郎、子ニャンを襲いやがった!
ただでさえぐったりしてたのに、もう子ニャン怯えまくってる。

きっと、白ニャンに追いかけられて、
逃れる為に木に登ったんだ。

ごめんニャン。気づかなくて。

結局、人がいたら余計降りてこないとのことで
解散!!
子ニャンを自分で外に出られるように箱にいれて
その場を離れた。

数日後、気になって行ったら子ニャンも中ニャンもいなくなってた。
どこかで幸せに暮らしてるといいナ。
ネコの世界も厳しいなぁ。

何かに怯えたり 抱かれると安心したり

ネコも人間も 一緒なんだ。