バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

「とよたプレーパークの会」プレーリーダー講習(2012.4.16)

2012-04-17 23:27:31 | プレーパーク
4/16(月)、我が「とよたプレーパークの会」主催の、「プレーリーダー講習会」がありました。

いいですか?みなさん。
平日の昼間ですよ、平日の。

なのに、こんなにたくさんの男子が集まってくれました。
(会社休んでたり、夕方からのお仕事だったり、自由業だったり)


ガクちゃん、「もっと若いピチピチが勉強しに来ると思ってたのに、なんだよ、おっさん祭りじゃねーかよ

おっさん祭り☟


この日のガクちゃん、明らかに毒持ってる配色。
アマゾンにこういうカエルいるもん。

(※インド雑貨屋で色違いあるって。相手を威嚇したい方はご購入を)

いつも爬虫類っぽい写真しか載せてあげてないから、たまにはかっこいいガクちゃんを撮ってあげようと思って撮った。
ちょっとかっこいいガクちゃん。


ガクちゃんの話を書き出します。

◯プレーパークとは?

子どもが主体の遊び場。
自分でやりたいことをできる場。
禁止事項をなくした遊び場。
これはしちゃいけない、ダメ、ってのをなくして「子どもがやりたいことをやる」場所。
既成の遊具はなくて、遊びたいもの自分たちで作る。
これを世話人が作ることもあるし、それを子どもが勝手に変えても良い。
自分たちで作り替えることができる遊具。

今の子は「苦情が来るから大声で遊ばないの!」と言われている。

「今の子は遊ぶ力が衰えてる」と言われてるけど、力がなくなってしまったわけじゃない。

子どもに三間(3つの間)がなくなってしまった。

①時間
…放課後もいろんなことを「やらされてる」。子どもたちはみんな「忙しくさせられてる」のに、一体いつ遊べというの?「今度いつ遊べる?」と友達に聞かれて、手帳を見て「来週の金曜日の3時から4時なら」と答える子も。「調べてメールするわ」と答える子も。

②空間
…どこで遊ぶ?工事現場や立ち入り禁止のところに入れば、直接行政に電話がいくことも。「空き地」があっても子どもが勝手に遊んでいい空き地はない。コンビニでたむろがいけない?でも、遊ぶ場所がないんだよ。子どもたちには責任がない。

③仲間

プレーパークでは、木登り、水遊び、木工、釘刺し、釘でナイフを作る、自然遊び、集団遊び、野球、縄跳び、おにごっこなどで遊べる。
「ベーゴマ」は完全に自分の技術力。
ベーブレードを持って来た子が、ベーゴマに負けてガッカリして、ベーゴマにハマっていったりする。

火のコーナーで。
「こうしたら早く火がつくぞ」と、おじさんが(善かれと思って)助言してくれる。
でも子どもって「早く火をつけたくて」やってるの?
子どもは自分で火をつけたい、「放っといてくれ」と思ってる。

一昨年、(うちの子たちが男女混合で)、鞍ヶ池プレーパークに「秘密基地」を作った(http://bit.ly/e1oaV8)。
けど、そこで冒険遊びをするわけじゃなく、カードゲームしたりまんがを読んで、くつろいでいたりする。

大人はつい「危ないからやめなさい」と言ってしまうけど、実は「危ないからやめなさい」よりも邪魔なものは
(屋根の上から飛び降りる遊びなどで)
「なんであんた飛ばないの?飛べないの?情けないわね」
と言った言葉。

「これを飛ばないと大人になれない」とか、「部族に入れない」とか、そんなんじゃない。
「あの子が飛べたんだから早く飛びなさい」じゃない。

飛べると思って登ってみたけど、「覗き込んでみたら怖そうだったからやめる」でもいい。
「飛べた、飛べない」で、お母さんたちはつい口を出してしまう。

「小学校になったら塾に通わせるから、今のうちに冒険遊びをさせておきたくて」という親もいる。
それは習い事と同じ。

「DSやPSPが悪」ではなく、「DSかPSPの他にもどろんこや冒険遊びもある」という選択肢を増やしてあげればいい。
プレパにDS持って来る子はいるが、(なんと)一番多い忘れ物がDS。
高価なのに忘れてしまう。
プレパに来ると「プレパ的遊び」に巻き込まれていく。
しょせん、ゲームはその程度のものなのでは?

「高いところから飛び降りる」遊びで骨折などを防ぐには?
登りにくくすること。
1段目を高くしてハードルを上げる。
親が乗せちゃった場合は
小さい子が無理に登ると危ないから1段目を高くしてます。最後まで面倒見てね~!」
というメッセージを。

でも、よその親がよその子を乗せた場合は止める。
子どもに「登りたい」って言われたら「大きくなったら登れるんじゃない?」って言う。

てんぱくプレパ(@名古屋)でも、屋根から落ちて怪我をした子がいた。
じゃ、屋根に登るのをやめさせる?「柵を作る?」と世話人同士で話をした。
でも、柵を作る方がよっぽど危ない。

「このままでいこう!何か起きたらその時に考えよう」という結論になった。

プレパはダイナミックな遊びをしなくてもいい場所。
図書館で借りて来たマンガを読んでたり、ただ土をいじる、木を集める、といった名も無い遊びをしていてもいい。

「プレーパークじゃなきゃダメ」ではない。
プレパの良いところは「一人じゃない」ってこと。
同時に同じ場所にいろんな人がいることが大事。

「快」「不快」…
他人が嫌がった場合は考えなきゃいけない。

チャンバラは大いにけっこうだが、乳幼児がいる時のチャンバラは危ない。
でも、禁止するのは簡単だけど、「小さい子がいるんだからやめようぜ」じゃなく「小さい子がいるから考えようぜ」。

大人が決めちゃった方がラク。
だけどここは「どうしようか!?」と考えさせる。

「あれダメ、これダメ」って言うのは簡単だけど、子どもに気づいて欲しい。

机の上に乗ってもいい。
机の上に乗って木登りすることもある。
だけど、ご飯を食べてる横で机に乗られたら「俺、ご飯食べてるんだぜ」、
(狭くて椅子が少ない時に)どろどろの足で椅子に立つのも「違うんじゃないの?」と。

「昨日良いっていったじゃん」と言われることもある。
昨日良くても、今日はできないこともある。
昨日は人がいなかったけど、今日は大勢いることもある。
子どもに「どう思う?」と問う。

すぐにでも止めなきゃ行けない場合はほんとにいっぱいある。
例えば、雪遊びで盛り上がって来ると石を投げちゃう子がいる。
石が当たったら本当に痛いし、怪我を招くから、こういう時はすぐさま止める。
その時の直感で「ダメ」と言ってもいいし、あとで「しまった」と反省してもいい。
「止めた方がいいだろうけど、プレーリーダーという立場だと止めちゃだめかな」と迷うくらいなら止めてもいい。

ルールやマナーが大事なこともある。
たとえば、ナイフやカッター。
(ガクちゃんは子どもに)「火のつけ方」は教えないけど、「返す時に刃を向けたら危ない」と伝える。

プレーリーダーはいっぱいいるから、みんなが足並みをそろえる必要は無い。
その時その時で子どもに伝えればいい。

プレーリーダーとは?
遊びをリードする人でもない、そこにいる人、見守る人。
「いざ」という時の危険を身構えてる(目だけは周囲を見てる)。
地域の親との橋渡しもする。
(やらせようとする親に)「大人も怖いから、それは無理ですよ」と言ってみたり、子どもの「やりたい」を妨害するような大人の声かけから守る。

「子どもはこうあるべきだ」という子ども観が固定されちゃうと怖い。
「プレーパークの子ども」の理想像も。


大人は、もやしっ子のような「子どもらしくない子」をどうしてもプレパ色に染めてしまいたくなる。
「よっしゃ、遊ぼうぜ!」「よし、来い!」みたいな。

※画像は本文と関係ありません(画像拝借しました)。

キャンプカウンセラーなどはそれでもいいかもしれないけど、プレパにはそれはいらない。
そういう大人は子どもにとって「うざい」。

プレパの最後、「片付け」は子どもにさせるべき?

なるべく子供たちに片付けて欲しい。
小さい子でも戻しやすいような工夫を。
でも、遊びに夢中になってて「今、片付けさせるのは惜しいな」って時は大人が片付けることもある。
(出し放題で、「大人が片付けてくれる」という感覚にするのもおかしい)

子どもに「遊んでー!やってー!」と言われた時、それを全て受け止めなくても「どうぞやっていいよ」と伝えることも。

この子は看板を作ってる。
文字の上に虫眼鏡で光を集めて焦がして作ってる。
いつも遊び慣れてる子だから、この「表札づくり」に丸一日費やした。

そしたらママさんたちから「うちの看板も作って~」と注文殺到。
引き受けたが、途中で「時間がかかりすぎる」ことと、自分が遊べないことに気づいて、途中で投げ出したww

…………午後は現場での学び…………

大の大人が平日の昼に、チャレンジコースの坂を息きらしながら登っていく図(笑)。


お仕事の中身や注意事項など説明受けてます。




子どもたちが来場する前に、大人が試しに乗ってみたりします。
※リスクは仕方ないけど、「ハザード(子どもが予測し対処しきれないような危険)」は極力取り除く努力をしています。




いい笑顔♡


最後は、「3人1組になって、何か一つ作品を作る」という共同作業タ~イム!

ティピをつくろうとしてたチームは、シゲさん、ぽっぽくん、ウクレレ未知くん。

ポージング必要ないっすよ、未知くん。


しかし、ティピつくるはずが、材料が足りず、「バケツに点数入れるゲーム」になっちょった。


※教訓
「ティピを作ろうと思ったけど材料がなくて途中で作るものを変えちゃった」
ここ、大事。
「やり始めたことは最後までやりなさい」と大人はつい言っちゃうが、「子供が途中で遊びを変える」のは有りなのだ。

これ、「教室に入って来た先生に水かける」的な道具でもいいかもね。


丸テーブル(通称「巨大ボビン」)にテント貼るための骨組み作ってるのは、戸田しゃっちょ、アッキー、やーちん。




こちらには、たまたま本職チームが3人集まった。
かむあそうトライブスの太鼓たっちゃん、みやちゃん、水田さん。


「なんでも屋」の水田さん。
プロ級なんてもんじゃない、「プロ」ですわ


完成っ(ふがー!)。
これが端材から作られたとは!!
(毎回、有吉住宅さんhttp://www.hm4.aitai.ne.jp/~ariyoshi/から寄付していただいています。県内産で自然乾燥の高級品♡)


ガク×みやちゃんのキモい図。



ガク「子供たちがここで『こんな変な大人がいるんだ』と思って欲しい。『こんなことに命かけてる大人がいる』って知るのも大事。『こんな楽しそうだったら大人になるのも楽しそうだな』と。プレーリーダーにはそんな役割もあると思う」

私、プレパに集まって来る(変な)大人たちが大~好き。
素敵な世話人、プレーリーダーとの出会い、関わりを、心から幸せに思う♡

ガクちゃんの話、面白いっす

なんと、ガクちゃんが気仙沼で活動してきたことが、田中優さんの新刊(共著)に紹介されてます。

特別授業3.11 君たちはどう生きるか (14歳の世渡り術)
あさの あつこ,池澤 夏樹,鎌田 浩毅,最相 葉月,斎藤 環,橘木 俊詔,田中 優,橋爪 大三郎,鷲田 清一
河出書房新社


最近は講演も増えて来たようだけど、全国各地にガクちゃん呼んで下さい(お仕事として)。
連絡先、教えるよーん。
アホな男に会ったっておくれ。
ジャンル:
きいて!きいて!
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