バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

親の老いと、「今日」は特別で、当たり前ではない

2017-06-17 01:39:43 | 子育て親育ち

この4月から次女は高校に入学し、私の実家に下宿している。

わたしの両親は80歳前後。
それまで一緒に暮らしていたが、私が再婚したのを機に家を出てからは、じじばば2人暮らしだった。 

じーじはばーばのことが大好きで、「お母さんがいれば寂しくない」と気丈だったのに、去年くらいから「寂しさ」なのか「老齢になったことへの不安」なのか、すっかり元気がなくなってしまった。
達筆で文字を書くのが大好きだったのに、一緒に郵便局に行ったとき、手が震えてうまく書けなかった。
局員の女の子を待たせてしまい「手が震えちゃって、早く書けなくてごめんね」と笑って話したけど、自分の老いを悲しく思ってるだろうと感じた。

「親が老いる」 

今まできちんと考えてなかった。
一緒に郵便局で待つ間、わたしは動揺してしまい、父と何を話していいのか分からなくなって、気を紛らすためにスマホを覗いてせっせとメールの返事をした。

老いてしまったじーじとそれを支える母。
いよいよ2人きりにしておけないと、私と2人の姉と今後について話し合った。
交代で泊まりに行くか、姉が一緒に住むか。

そんな状況を知って、次女が
「高校はおばあちゃんの家から通うわ。じーじばーばが生きているうちは私がそばにいる」 
と言ってくれた。

4月から、じじばばと次女の3人暮らしがスタートした。

じーは
「じーちゃんが自転車を買ってやる」
「雨の日はじーちゃんが送り迎えしてやるからな!」
と張り切り出した。

ばーばは毎日、栄養や彩りを考えて全て手づくりでお弁当をせっせとつくる。

両親はめきめき明るくなった。
じーじは元のような元気なじーじに戻った。 

次女の寝具は、季節に合わせてこまめに衣替えされ、しょっちゅう洗って天日に干し、いつも気持ちよい状態にベッドメイキングされている。
次女が
学校からお腹ペコペコで帰ってくると、すぐに食べられるように食卓にずらりとおかずが並んでいる。
朝起きれば、朝食とお弁当、水筒が用意されている。 

ばーちゃんが何でもやってくれるから「自立」という意味ではNGかもしれない。
けど、次女には「自分が大切に思われている」「自分がじーじばーばの生き甲斐になってる」自負がしっかりある。

今日はわたし、体調が悪くて1日実家で寝込んでいたから、実家での1日を感じていた。

掃除が行き届いた部屋は、どこに寝転んでも気持ちが良く、風通しの良い造りの家は常に気持ちよい風が通り抜ける。

実姉と姪っこが猫を連れてやってきた。
お茶を淹れてもらっておまんじゅうを食べながらみんなでおしゃべり。

私、姉に耳かきしてもらった。
続いてじーじ、ばーばも(笑)
 


次女が決まった時間に「おかえりー」と帰って来る。
(うちは昔からふざけて「おかえり」と帰って来る家だった)
「お弁当美味しかった!」と弁当箱を出す。
夕飯を食べながら学校であった出来事を話し、盛り上がる。

なんてあったかで平和な1日なんだろう。
けど、これは「次女が高校を卒業するまでの暮らし」期間限定でもある。 
(高校を卒業したら、進学であれ就職であれ、決まった時間に家を出て、決まった時間に帰って来ることもなくなる。そもそも一緒に暮らせるのかも分からない) 
今日みたいな平和な日が永遠に続くわけじゃないんだ。
貴重な1日なのだとも思った。

じじばばと一緒に住んでくれる次女に感謝。
次女を大切に世話してくれているじじばばに感謝。
いつも実家に訪れて、ばーばと一緒に畑をやってくれている実姉に感謝。
どんな状況でもそれを受け入れて協力してくれるけーすけに感謝。 

家族みんなが健康で元気でいてくれてありがとう。
1日1日を大切にしなきゃなと、あらためて思った。


PS.…Facebookに流れてきた、5年前の投稿。

まだ一緒に住んでたとき、扇風機を切りなさいをこんな達筆に書いてたことにウケていたのだけど、もうこんなに力強い文字をじーじは書かない。
 


 

 

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