あきらめない１号

かあさんめんどりから聞いた話。

ちび１号、学校から帰って来た時は、学校で何があったのか、先生が何を言ったのか、全く覚えてないようで、「しら～ん、わから～ん」しか答が返ってこないのであるが、将棋教室から帰ってきたときは能弁。

大抵は「勝った～」「勝った～」の自慢話であるのだが、この前は、「自分よりとっても強い人と対戦して、何度も何度も王手をかけられて負けそうだったんだけど、粘って粘って最後には、僕、勝ったたんだよ。とってもうれしいんだ」ととても嬉しそうに話していたとのこと。
好きなものには、大変なパワーがでるようだ。
小さい時にそういう経験ができるのは素晴らしい。

あきらめないで粘っていると状況が変わることもある、ってことを体験していければ、きっといろんな場面で、苦しくても耐えてみる、いろんな手を尽くしてみる、といったこともできるだろう。行動の選択の幅が広がる。

世の中、すぐにあきらめる子が多いと聞いている。
やればできる、きっとできる、っていうのも、捨てたもんじゃないよ。
どんどん好きなことに打ち込んで、その過程で素敵な経験を積んでほしいと思う。親が口で言っても伝わるものではないので。
ちび１号、がんばれや～。