BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

グリーンカードLOTTARY

2006-01-31 13:52:00 | のほほん日記
母が3月にNYへ単身で遊びに来ることになった。前から私がNYに居るうちに何とか行きたい、、、などと昨年の秋ごろから口にはしていた。しかし、うちの母は口ばっかりなことが多いからあんまり本気にはしてなかったりします。実家でともに生活した5年間・・・ダイエットのマシーンを買っては2日でやめ、寝ながら腰の運動ができる機械を買ってはいつの間にか箪笥の肥やしに、京都にバスで旅行に行くとバス会社に2ヶ月も前になってから申し込んでは、やっぱりやめたなどといいそのあとキャンセルをする。それを近くで見てた私からしたら、この申し出も来れるもんなら来てみい、的に思ってました。しかしそれ以降口にも出なかったので、やっぱりなしになったのかな?などと思ってました。私は3月に学校のバケーションをとるつもりで(うちの学校は最大2ヶ月取れる)、グランドキャニオンなどを巡るツアーの参加を考えてました。覚悟を決めて参加を申し込んだ直後、一応気になるので母に電話をしたところ、私もそのツアー参加したい!!などと言い出した。
私はてっきりNYに来る話は流れてたのかなぁ?などと思ってたのでちょっとびっくり。向こうはずっと考えてたそうだ。ただ仕事が1月も2月ももちろん12月の忙しくてそんな状態ではなかったそうだ。加えて3月は父が仕事仲間と旅行に行く計画を立ててるので、微妙だとか。私は4月にしたら?と提案したのだが、結局父の旅行は延期になり母の旅行が確定したのである。
母はまずNYに4日間観光をしたあと、私と一緒にラスベガスへ移動しJTB主催のツアーに参加して、後日私と一日レンタカーでドライブして、その次の日サンフランシスコ経由で帰ることに決まった。けっこうな長旅である。お父さんも今回は奮発したなぁと思った。うちは自営業なので通常母がいないと父がすべてをやらなくてはならなくなる。しかし母以外に事務員は居ないので、営業をかねてる父は大丈夫なんだろうか?などと今更私が心配したとこでどうにもなるまい。
そこで母がNYへ来たときのホテルの手配やら、一緒にラスベガスへ行く国内線の飛行機やらを手配するためにHISに行きました。HISのNY支店は公立図書館の真向かいという非常にいい場所にあるために非常にお世話になってる。
実はうちの語学学校の知り合いの人の友人がHISで働いててKさんというのですが、彼女には今回非常にお世話になった。グランドサークルのツアーのことから、ツアー後私が母をラスベガスで見送ったと一人旅を計画してて、レンタカーの手配やら、そのことを含め色々相談にのってもらった。
私も日程が正確に決まるまで何回も足を運んで、さすがになんだか恥ずかしくなるくらい通った。無事すべてのチケットが確保できると、今回ツアーを申し込んで、たくさん使ってくれたのでこれ、、、とKさんはいい、封筒に入った「LOTTARY」を何枚かくれた。LOTTARYとはこっちのいわゆる宝くじで、主にスクラッチである。デリやニューススタンドなどありとあらゆるところで買え、1$からなので非常にポピュラーだ。しかもものすごく種類が多い。安いだけに当らないのが常だが、(それでも小金1$とか2$の小金当るらしい)このLOTTARY実はものすごい高額が出たりする。日本と違い海外の宝くじは桁が違うので当れば何でもできるだけもらえる。実際いくらかは私もわからないが何億円だろう?しかしものすごく当らない。
ところで、LOTTARYといえば、アメリカ永住権のグリーンカード。これもグリーンカードLOTTARYというそうだ。そのわけは、グリーンカードは毎年決まった数だけくじで選ばれる。当然希望者はものすごくいるのに、何年待ってもなかなかもらえない。なのでこれをLOTTARYにひっかけてグリーンカードロッタリーというわけだ。
さて、HISにもらったロッタリー、その後調べてみたらなんと2$が当った。早速デリに行きムスっとしてるアラブ系のおじさんに替えてもらったのである。

春節とクイーンズ動物園

2006-01-30 14:53:00 | のほほん日記
旧正月がやってきた
旧正月と言えばチャイナ、2月のチャイナと言えば春節です。(実際には1月末ですね)
旧暦は毎年変わるものなのですが今年はヒュウチが話してた通り、今月の最終日曜日が旧正月です。
我がアパートの一階に住む大家さんのチャイニーズファミリーもアパートの入り口に今日になって大きな飾りを張り出した。
紙でできていて真ん中に春という文字が、そしてその左右に伝統的な中国服を着た男女の子供がいる。真っ赤で黄色で、すごく中国らしく、いかにもめでたそう。
週末はチャイナタウンで爆竹セレモニーがったりしたらしいのだが、私は残念ながらバイトのピンチヒッターで行けなかった。ああ、見たかったなぁ。まぁ、来週末にライオンダンスのパレードがあるらしいのでそれは絶対見に行こうと思ってます。
チャイナタウンのお店はほとんどが旧正月には休むらしいのでそれも見にいってみたかった。しかし、我が近所の中国人が経営してるお店はほとんどが開いてました。ランドリーマットや99Cショップなどなので、休まれるとやはり庶民にはきつい。

さて、土曜日は夕方からバイトなのでそれまで時間があったので、クィーンズにある動物園に行ってきた。
NYの動物園と言うとブロンクス動物園が有名だけど、実はNY市の他の4区にもちゃんとそれぞれ小さな動物園があるのだ。マンハッタンのはセントラルパーク動物園。他にブルックリンのプロテストパーク動物園、スタテンアイランド動物園。
そして今回私が訪れたクィーンズ動物園。とっても小さいけどかわいらしい動物園。この日は天気も良くてポカポカしててなんだか日向ぼっこできちゃうような陽気だった。まるで春のような雰囲気である。こういうときの小さな動物園が非常に私は好きだ。休日の大きな有名動物園は家族連れでものすごく混んでる。ガヤガヤしてて落ち着いて動物も見れないので私はあまり好きではないが、小さい動物園だと、家族連れもそんなに多くないし、みんなのほほんと静かに見てるので好きである。
昼ごろにい行ったのだがそれでもお客さんはそれなりに居た。みんな近所の人だとお思われる。大きな水鳥の池があって白鳥や鴨がのんびりしてる。
クマは藁の上で気持ちよさそうに頭をもたげて寝てるし、ハクトウワシは小走りに走る姿が滑稽だったりする。
どちらかと言うとアメリカに住んでる動物が中心で、ゾウやキリンといったおなじみの動物はいない。でもそこが私的にはものすごく新鮮である。コヨーテやピューマやリンクス、ヤマアラシ、エルクにバッファロー。アメリカの国立公園に住むと言われる動物がめちゃくちゃ近くで見れるのはうれしい。
もう一つ向かいにある家畜の動物を集めた別園では、これまたラマや毛むくじゃらな牛、ヤギに羊に触れ合える動物園ですごく楽しい。係員さんが園内で販売してる動物の餌をただでくれた。本当ならクォーター(25c)するのだが、「セイブ・ア・マニー」と言いながら、私に両手を広げさせて、そこにペレットをガバっとくれた。手から餌がこぼれおちてそれを恨めしそうにヤギが見てる。
もともと動物園と言う場所がものすごく好きな私。臭かったりするのだが、なんか和んじゃうのだよねぇ。すごくリラックスできるし。無垢な動物を見てるとなんだか癒される。久々に来て良かったなぁと思った。しかも、今日みたいな暖かい冬はおすすめだ。夏ほど動物もだるそうでないし、人は少ないし、匂わないし。まだ行ってないほかの二つの動物園も今度行こうと思うのでした。

タイム・ワーナー・ケーブル

2006-01-28 12:39:00 | のほほん日記
ついに私の部屋で、タイムワーナーケーブルを見れるようになった。
先週、中古テレビを買うも接続できず、今週頭にケーブル会社に電話したのだ。これも大変だった。まず私の英語が通じず、終いには韓国語か中国語の電話対応があるからそちらで。。。と言われる始末。ああ、へこむ。
しかしめげず、私は日本人だ!と言うと向こうも諦めて辛抱強く私の話を聞いてくれ、サービスマンを派遣してくれることに。木曜日の12時ー16時にサービズマンが来てくれることになりました。
しかし、そうはいってもアメリカの会社ですから時間にはいい加減だろう、もしかしたら4時過ぎてから来るんじゃないか?!なんて思ってました。全然信用してません。
この日は午前中にでかけ、私は12時には家に帰るつもりでした。しかし、なんと11時に電話が来た。その頃私はタイムズスクウェアにあるうちのアパートを仲介してくれた会社に家賃を払いに来てたのである。見慣れない電話に出てみると、なんとケーブル会社だ。
なんでだ?!遅く来ることは想像してても、早く来ることは全然思いつきもしてなかった私。なんていい加減な、と驚きつつ約束が違うだろ、12時にもう一回来てくれ!と話す。向こうも納得してくれた。
さて、私は12時前に家に帰り、いつでも来い状態でスタンバイしてたのですが、10分たっても20分たっても来ない。何でだ?
もう一度電話する。向こうはしれってしてて、私は何で来ない?というと、おお、家にいるのか?と逆に聞いてくる。10分で行くと電話が切れた。ああ、なんでこうなる。。。私の英語が悪かったのか。またへこむ。
しかし、今度は10分ほどして来てくれた。アパートへ入るとき私のうちは土足厳禁だから。。。と言ったのに、やつは会社の規則だから、、、と訳のわからぬことを言い出し、絶対こいつ靴脱ぐのめんどくさいんだと内心私は思いつつ、言うのもいやなのでそのまんま部屋にとうした。
接続はケーブルテレビのデッキを新しいものに取り替えるだけで終了した。
早速チャンネルをひねるとやはりアンテナと違いものすごくクリアだ★しかもチャンネルがたくさーんある。
うれしいことにこのケーブルでは日本語放送を見れる。一日限られた時間であるが、日本語の番組が63チャンネルで放送されるのだ。久々に「トリビアの泉」を見たがうれしくて感動した。いや、テレビライフも楽しくなりそうだ。

古畑<松嶋奈々子編>

2006-01-26 14:07:00 | のほほん日記
2夜連続古畑任三郎を見てる。見れば見るほど一回目の話が見たくなった。
さて、久々の松嶋奈々子。出産後はじめて見る?のかな。でも全然変わりなくキレイ。むしろ前よりやせた気がするのだけど、私は彼女のふっくらしたほっぺが好きだったので、役の中で影が差した顔は逆になんだか怖いなぁと思ってしまった。
しかし今回は最後まで真相に気がつかなかった。やられた、、、と久々思ったかも。双子が入れ替わってることに気がつかなかったです。
おかしいと思ったのですよ。始めもみじさんが殺されたと思ってて、かえでさんがもみじさんに成りすまして杉浦さんに別れの挨拶のようなことをわざと言うのですが、いくら双子でも長年働いて二人を見てた人がそう簡単にだまされるものかなぁと。逆に後半かえでさんに成りすますもみじさんに気がつかない杉浦さんもおかしい。いや、悲しみに打ちひしがれたってことかな。
面白かったのは西園寺君が古畑さんにブルガリ刑事(このネーミング最高!)について、なんで今泉モデルの鶴橋刑事が出て、自分モデルのキャラが出てこないのか?!納得いかないと言ったところ。あの西園寺君が古畑さんに口答えしてる。いかも今回はミニ古畑並みの推理までしてる。
今泉君の走りっぷりも笑えた。こういうシーンにちゃんと時間をかけるところが日本のドラマのいいところ。
松嶋VS田村正和、、、どちらも迫力があって面白かった。ただ相手が相手なだけに今回の古畑さんはシリアスっぽかったな。

古畑<イチロー編>

2006-01-25 14:04:00 | のほほん日記
久々に日本のドラマを見た。
古畑任三郎シリーズの新春スペシャル。
日本でお正月にやったものだが、もちろん私が見れるわけも無く、それでも今回は豪華な顔ぶれということで、日本人の中では噂になってた。
さて私が入手できたのはクラスメイトの韓国人の子がビデオを持ってたのである。
彼女は日本に住んでたことがあり、日本のドラマは大好きで彼女の友人が古畑のビデオを録画して送ってくれたのだ。
私はそれを見事借りれたのである。非常にラッキーである!!
もうさすがにずいぶん日本のドラマは見てないので、恋しくなってたのだ。
いつもは邪魔臭いと思ってたコマーシャルでさえ、すごく新鮮で当たり前なのだが日本語なのがなんだか感動する。そんな訳でCMも隅々まで堪能し、新しいCMを見るのが楽しい。またアイフルのCMを見てなんだか懐かしく、このギャグセンスがうれしい。日本人のCMってやっぱ細かいところに気を配ってていいよなぁーーなんて思ったり。
さて問題のイチローですが、演技はどうよ?ってあまり期待してなかったのだが、これがけっこううまい!
イチローってこんな声してるのか、と感心。CMだとほんのちょっとなんで今回改めてイチローの声を聞いた気がする。あのイチローが演技してるのがまた不思議でならない。しかも、犯人なのにものすごく健全である。
イチローもかなり楽しんでやってるなぁと言うのが見ててありありとわかる。
また設定が受ける。イチローの兄貴が小林さん、、、ああ、懐かしい。新撰組!以来なんですよね、この人見るの。今回は今泉君も久々にフル回転しててうれしい。なんか気のせいか髪の毛増えた気がするのだけど。。。
田村正和の古畑も相変わらずくどくてしつこくて好きだ。なんか彼も年とったなぁと目じりを見て思いつつ、この作品だけはすっとやっててほしい。
次は松嶋奈々子編です。実は第一話の藤崎竜也編はこのビデオには入ってないそうで私は見れない。お正月シリーズ中この第一話が一番面白かったと聞いたのですがほんとですか?だとしたら日本に帰ってからなんとしても見たい。

ホームレス・ボランティア

2006-01-24 12:40:00 | のほほん日記
友達からホームレスに食事を配給するボランティアを持ちかけられた。NYでもなければ、なかなかホームレスと接する機会もないだろうから試しに一度行ってみることにした。
場所はNYC(ニューヨークシティ大学)の側にあるユダヤ人の学校の中である。ここ主体ユダヤ人組織でやってるボランティアで週一回月曜日に食事をホームレスの人々に配給する。
彼女の高校時代の教師がユダヤ人で、この学校へ現在通っておりそれを教えてくれたとか。4時に友達と一緒にその学校へ行くと、食事の準備が始まってた。リーダー格の30代の女性に挨拶をして、早速参加した。
食堂となる広間では、丸型の机がすでにテーブルクロスを付けて配置されていた。
私達はビニル手袋をして、まずお皿にサラダを盛り付けドレッシックングをかけていく。ボランティアの人もユダヤ人らしく、老若男女様々な人が15人ほど手伝いをしてた。みんな優しく私達に話しかけてくる。気さくでいい感じの人達だ。サラダの準備が終わると、バナナやオレンジなどのフルーツやパン、クッキーやコーヒーの準備をして準備は終わり。あとは配給開始の5時を待つのみになった。
ここでは食事の配給のほかに洋服などもホームレスの人にあげており、暇な時間をみて友達が洋服置き場を案内してくれた。クロークのようなその場所では白髪のおばあちゃんがてきぱき働いており、色々話しかけてきてくれた。クロークには中古衣料らしきブラウスなどがたくさんあり、今日は新品の下着類の寄付があったのでそれをたたむ仕事を頼まれた。私達はたくさんの靴下や、日本人の私達には想像もできないような大きいサイズのブリーフパンツをたたんだ。
5時ギリギリ前に暖かい料理が運ばれてきた。サラダを盛り付けた皿に次々とそれらの料理を盛り付けテーブルに並べる。今日のメニューはマッシュポテトにニンジンのグラッセ、茹でほうれん草にチキンのクリーム煮で盛り付けてもらってみてるだけで私もよだれが出そうなくらいおいしそうだ。そういえば自分もそろそろお腹が空いてくる時間だ。ああ、でも食べられないのよね、、と思いつつ準備をしてるうちにホームレスの人達が現れた。
ホームレスといっても見かけはなんら普通の人とは違わない人が大部分。匂いがある人も中に入るが、圧倒的にそうでない人のほうが多い。服装も普通で、汚れてる人も居るが擦り切れたコートみたいな姿の人はいない。中にはほんとに紳士のようなおじさんもいて、彼がホームレスなのか?といぶかんでしまう。他にもパンクをやってそうなロックミュージシャンっぽい青年やその辺でストリートダンスをしてそうな黒人の若者もいるし、腰の曲がったおばあちゃんもたくさんいる。なんだか不思議な光景だ。みんな座るなりおいしそうに食事を始める。当然だ、みんなお腹が空いてるだろうに。ホームレスの人達も顔見知りがいるのか楽しそうに話をしてるテーブルもあって、なんだか和やかな雰囲気だ。普段彼らは一緒にテーブルを囲んで食事をすることなどあまり無いのだろうに、一人暮らしをしてる私達もそれに違いは無いのだろうが、やはり落ち着いてテーブルで食事が取れること、誰かと一緒に食べられる夕食はおいしいだろうなぁと思った。
私はコーヒー係になり、テーブルを周りながらコーヒーがほしい人にサーブして行った。他にもバナナを配る人、ミルクを配る人、パンを配る人など、ボランティアはいっぱいいる。今日は中学生が手伝いに来てて彼らも大活躍だ。
私の友達が顔見知りなホームレスの人がいて私の名札を見て、そこには私の苗字の工藤(KUDO)が記されていたのだがそれを見て「それに似た言葉を知ってる。KUDOにSを付けて、KUDOSと言うんだ。ものすごくいい意味だ。」と教えてくれた。辞書で調べてみな!!というので、後から調べてみたら本当だった。名声、栄誉、賞賛という意味で、どちらかと言うと口語なのであまり学校では聞かない単語だが、生の会話英語をホームレスから教えてもらえてうれしい。あっという間に配給時間終了の6時がきた。お土産の食事やたくさんの衣類を抱えたホームレスの人達が去り、私達は全部テーブルをかた付けに入った。終わったのは6時半ぐらい。リーダーの女性達が話しかけてきてくれた。きてくれてありがとう、また来てねって。うん、そうだな、また来てもいいかも。。。と思った。しかし、終わったあとは自分もお腹がペコペコで帰りにスーパーでたくさん食材を買い込んでしまった。
しかし、週一度ホームレスに食事を振舞うなんてさすが世界一のお金持ち民族ユダヤ人である。

カウチ・ポテト族

2006-01-22 12:45:00 | のほほん日記
ネットの掲示板で見つけた中古のテレビを買ってきた。
なんと10$という破格だ。
相手の人はアストリアの女性で待ち合わせの時間に彼女が迎えに来てくれた。
駅から2ブロックと言うすごく便利な場所のスチューデオ(1ルーム)に住んでた。
お部屋も素敵でこんなとこに住みたい!と思ったら、800$だそうで悪くない。。。
テレビはすごく状態も良くてしかもテレビデオ!!なんでも電源のボタンが壊れててリモコンでしか電源を入れられないとか。
しかしたったそれだけである。十分十分。
早速帰って家に取り付けてみた。
実は私のアパートはタイムワーナーケーブルに加入してる。
これは100チャンネルもあるケーブルテレビで日本で言うスカパーなどと同じものだ。というか、テレビ文化はアメリカのほうが断然すすんでると思う。
ディスカバリーチャンネルなどこっちにはケーブルテレビはたーくさんある。
よく言うのが『カウチ・ポテト族』という言葉。カウチ(寝椅子)に腰かけ、片手にポテトチップスを持ち、一日中テレビを見ながらポテトを食べる人のことをいう。これにオバケサイズのコカ・コーラが付けば完璧でしょう。
日がな一日中同じ姿勢で、ものすごく不健康で怠惰な様子をさすのだけど、実際いっぱいいるのだろう。
私もテレビを手に入れればケーブルテレビが見放題で、カウチポテト(私はソファーですが)だ。。。と思ってたのですが、テレビにつないで見たところ、全く写らない。どういうことなのか?!
ルームメイトに相談してみたところ、つないだらおかしなメッセージが。
読むとこのケーブルは繋がってませんの文字が。画面には電話番号が書かれており、電話すると音声が流れる。。。しかし難しくて何を言ってるのかわからない。ルームメイトにお願いしたが、結局うちらのメッセージを残すのみになってしまった。相手から電話くれることを期待しつつ、土日は休みだなぁと思って諦めた。残念である。
すぐ見れると思ってたのに、たぶんもう一度設定しなおさなければならないのか、他のルームメイトは始めの契約時に業者が全部やってくれたそうで、私はその後に越してきてるので、違うのかもしれない。
いずれにしてもケーブルいテレビを楽しめるのはもうちょっと先になりそうだ

黒のNY・赤の中国

2006-01-21 12:04:00 | のほほん日記
冬だと言うのにものすごく暖かい日々が続いてる
はっきりいいってダウンコートでさえいらなくなるような陽気だ。
こんな気持ちのいい日は外でランチを・・・と思い、サラダを抱えブライアントパークに行ったら、横で白人の女性がTシャツ一枚で談笑してる。
いや、すごい光景だ。
こちらの人を見てると真冬にTシャツという格好がけして珍しくは無いよなぁと思う。
学校の先生にしろ、大方の白人は暑がりだ。誰かに聞いたことがあるが彼らは私達黄色人種より体温が高いと。それが嘘か真実かはわからないが、たしかに街を歩いててそれはないんじゃない?!っていう格好を見る。だからあながち嘘とは言い切れまい。
そんなニューヨーカーであるが、服装は割りとモノトーンを好むというイメージがある。私がNYに来てからしばらくの間は初夏から夏だったので、どちらかと言えばピンクなどビビットカラーもちらほらしてて、NY=モノトーンというイメージはつゆも感じなかったのであるが、この季節に来て私は大いに実感してる。
ニューヨーカーは黒を好む。特にダウンジャケット。冬の定番だが、とにかく地下鉄でもストリートでもどこで見ても真っ黒に思えるときがある。これは私の独断だがざっと周りを見渡して80%以上は黒い服を着てるのではないか?正確にいうと黒やアイビーなどの濃紺色である。アイビーも傍目に見て黒には大差ない。
今日何気なく私の前を歩く人の群れを数えてみて20人中、白やベージュなどの色を着てる人が二人しかいなかったときは驚いた。何でみんな黒を選ぶのか。落ち着いてるからか、かっこいいからか、汚れが目立たないからか。
汚れに関して言えば私のダウンジャケットは真っ白である。それもオフホワイトのようなやさしい白ではなく、どちらかと言えば降りたての雪が太陽に照らされたまぶしさのようなまっさらな白だ。なだけに、汚れるのもいとも簡単に早かった。今では汚れて純粋な白とは言いにくい。。。見かねたクラスメイトからは早くクリーニングしろと勧められる始末だ。
だから皆が黒を好む理由もなんとなくわかっているのだが。

さて、今日は夕方久々ヒュウチにあって夕ご飯食べた。チャイナタウンへ行った。来週の旧正月を向かえ、今のチャイナタウンは迎えうつ正月モードでいっぱい。往々にしてごちゃごちゃしてるチャイナタウンの店先がさらに正月用品グッズでど派手にデコレイトされてるのだ。
その華やかさといったら。。。ものすごい。
中国の正月のトレードカラーは赤に金!!
赤いランタンや戸口に貼る御札のようなもの、爆竹いれ、人形、お年玉袋などとにかくどこもかしこもとにかく、まっかっか。
中国の正月は爆竹を鳴らして祝うのが通説だが、NYは禁止されてるのかな?どうだろう。店先に爆竹をかたどったイルミネーションなどたくさん売られててなかなか美しい。
ヒュウチが歩く道すがらその正月用品について色々説明してくれたので楽しかった。そういう彼女も今日大掃除をひと段落かたづけたばかり。
旧正月にはチャイナタウンで様々なイベントが催されるので実は私も楽しみである。

プロデゥーサーズ ! !

2006-01-19 15:32:00 | のほほん日記
先週地下鉄で帽子を忘れてから6日間、ついに指定の水曜日がやってきた。
朝起きて8時に早速朝一の電話を入れた。
ものすごくけだるそうな愛想のない女性が電話に出た。
私は帽子を地下鉄の中でなくした。。。と申し出た。相手の女は何色?とだけ聞いたので、青、、、いやライトブルー!!と私は勢いよくかけこんだ。
そのままで、、、で言われてそのくらい待ったろう。無機質な空気音が電話から聞こえてきてものすごく長く待たされた気がする。やがて女が戻ってきて、ない、、、と言った。ああ、やはり無かったのか。期待はしてなかったけど、やはり電話した後はまたまたショックを受けてしまった。2度同じものをなくした気分だ。これでもう2度とあのターコイズブルーは私の元には返ってこない。暗澹な気持ちで学校に行ったが、なんだかあんまり1間目は集中できなかった。
さて、そんな気分を打開するためにミュージカルを見てきた。映画が上映中の「THE PRODUCERS」である。
一ヶ月に一つブロードウェーのミュージカルを!!というのが私の目標だったのだが、この間オフのブルーマングループをみたので、今月は2作になってしまった。まぁ、予算はオーバーしてるけど、いっか。。。と思った。
時たまどうしようもなくミュージカルを見てスカッとしたい気分になるときがある。
学校が終わったらtiktsへ向かった。いつもはタイムズスクウェアのtiktsへ行くのだが、今日はサウスストリート・シーポートにあるもう一つの支店へ向かった。実はガイドブックなどに載ってないので、こちらのtiktsはならばずにすぐ買える。タイムズ・スクウェアのほうが観光客には有名だし、NYという気がするのだが、同じ時間に開けるのでこっちで買った方が実は断然お得である。待ち時間がないので早く行って並ぶ必要もないし、いい席が先に手が入るというものだ。私もオープン時間の3時に着いたのだが、小さなその店にはこれまた小さな窓口が一つだけ目立たぬように空いており、まるでお客が全然来なくて。。。。という状況を物語っているようである。私がいくと担当のおじさんは珍しいというような顔をしてすぐに対応してくれた。チケは手数料3$込みで59$もした。
席はF18でオーケストラ。開演時間に44stの劇場へ行くと、私の席はかなり前のほうで右端のほうの席だった。前なので俳優さんがちゃんと見えて悪くないが、正面から見えないので斜めに舞台を見る感じ。なんだかラッシュチケットと大差が無いようなチケットな気がした。
しかも映画が今公開中の割にはそんなに混んではなく、後ろのほうには空席がたくあんあった。ま、はロングランなのでこんなものなのかな?
映画を見てるのでもちろん舞台もものすごくわかりやすい。映画がほんとに舞台に忠実に作られてるのだなぁということがわかった。しかも俳優さんの雰囲気や声までまるで一緒。二人のプロデゥーサーズのコンビの息は相変わらずぴったり、しかも始終笑いが耐えないミュージカル。私が今まで見たミュージカルの中でもこんなにみんなが笑いっぱなしなものは初めてかもしれない。
とにかくこのミュージカルはキャラクターがそれも濃くて面白い。ゲイのマダムの俳優さんに、ヒトラーまがいの男、、、など、私が好きなのはタップダンスが見事なところ。それに全体を通して華やかなダンスがけっこう多くて好き。明るくて派手で面白くていかにもブロードウェーというかNYらしい。これがオペラ座の怪人あたりはロンドンらしいのだろうけど、プロデゥーサーズはNYらしいミュージカル。舞台がそのまんまブロードウェーだから当たり前か。
歌ももちろんすごいけど、このミュージカルはどちらかといえばダンスに舞台衣装にギャグがメインでしょう。おかげで楽しませてもらいました。これで明日からバイトもがんばれそうです

二人のジェイソン

2006-01-15 13:17:00 | のほほん日記
1月に入りクラスの担任が変わった。うちの語学学校(マンハッタンランゲージ)では、2ヶ月に一度クラスの担任が変わる。他に4ヶ月を一つのセメスター(学期)とみなして4ヶ月ごとに自動的にクラスのレベルが上がる。私は入学当初アドバンス1だったのが、来て2週間でその4ヶ月目に当り、いきなりアドバンス2にあげられたのには戸惑った。ま、クラスメイトも同じなので特に劇的な変化があるわけではないのだが。
さて、今度の担任はジェイソンB&Cである。ジェイソンAがいるわけではない。ただ苗字でジェイソン・ブルックス(=B)のように分けられてるのである。
午前のグラマークラスがジェイソンB.顔立ちのはっきりしたおしゃれな先生である。はじめにクラスのみんなにクラスで何を学びたいのかアンケートをとったり、生徒のやりたいことを授業に組み込ませようとするなど、なかなか感じがいい先生だ。と初めの頃は思ってたのだが、けっこう気分にムラがあるっぽい。ゲイだということを別の生徒から聞いてなるほど、、、と納得。別にゲイがすべてそういう性格だとは言わないが、なんとなく女性の気分にムラがあるときの雰囲気に似てる。妙に乗り気のあるときと少し投げやりっぽい雰囲気が交互に表れるのだ。けっこう授業としては面白いのだけど、ときどき言動が冷たいなぁと感じるときもある。そんなジェイソンはマンハッタンランゲージのCMムービーをHPで公開してる。クラスメイトから聞いたのだがうちの学校のHPでそのムービーが見れるらしい。なんかジェイソンっぽいような意外なような・・・?でも私はけっこう好きだな。(http://130.94.235.1/lesson.mov)
もう一人がジェイソンC。黒人のハーフで、アフリカンアメリカンっぽい。鼻の脇に開けたピアスが印象的で見た目はちょっと怖い。しかし、この彼がまためちゃくちゃいい先生。生徒の評判もいい。見た目と反してすごーく物腰が柔らかいし、彼の授業ははっきりいいって居心地がよい。イングランド出身なので英語はイギリス英語なため、発音がクリアで私達にとっては非常に聞きやすい。しかも生徒に話す時間をちゃんと与えて自分は黙って聞いてる。やさしく見守ってると言う感じがして、他の先生のような話せ、、、みたいなプレッシャーみたいなものが彼には感じられないのだ。だから私達も思いっきりリラックスして話せる。トピックスも豊富だし、イングランドのことも色々教えてくれるので私は彼の授業がすごくである。