半澤正司オープンバレエスタジオ クリスタルルーム

18年間 世界中で踊り抜いた、プロフェッショナル 半澤正司が見せる!
これが、バレエ・・・
世界に通ずるバレエです!

ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中)第8話

2017-07-16 08:49:50 | ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダン
皆さん、バレエ教師の半澤です!よっしゃ~っ、レッスンしましょう~っ!!
http://hanzanov.web.fc2.com/top.html (ホームページ)
http://hanzanov.web.fc2.com/index-J.html(オフィシャル ウエブサイト)
皆様、12月23日 天皇誕生日の祭日に私の発表会があります。
もし、良かったら出演してみませんか?バリエーションでも良いですし、
グランパドドゥでも良いですよ!もちろんコンテンポラリーでも
良いですし、オペラでも舞台で歌います?
どうぞ、どんどん出演してください。
私のメールアドレスです。
rudolf-hanzanov@zeus,eonet.ne.jp

連絡をお待ちしてますね!!

朝は11時から初中級レベルのレッスン、夕方5時20分から初級レベルの
レッスン、夜7時から中級レベルのレッスンがあります。
皆さま、お待ちしております!

Dream….but no more dream!
半澤オープンバレエスタジオは大人から始めた方でも、子供でも、どなたにでも
オープンなレッスンスタジオです。また、いずれヨーロッパやアメリカ、世界の
どこかでプロフェッショナルとして、踊りたい…と、夢をお持ちの方も私は、
応援させて戴きます!
また、大人の初心者の方も、まだした事がないんだけれども…と言う方も、大歓迎して
おりますので是非いらしてください。お待ち申し上げております。

スタジオ所在地は谷町4丁目の駅の6番出口を出たら、中央大通り沿いに坂を下り
、最初の信号を右折して直ぐに左折です。50メートル歩いたら右手にあります。

日曜日のバリエーションは「タリスマン」からのバリエーションです。
ではクリスタル・ルームでお待ちしておりますね!
連絡先rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp

ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中)
第8話
夕暮れも終わり真っ暗な夜空の下、気丈なショージの
母は7歳の誕生日を迎えたばかりの息子、そしてまだ
3歳になったばかりの娘を自転車に乗せて当ても無く
彷徨った。母が息子に言った。「ここなら雨が降っても
大丈夫だから、ここで寝ましょう…」と降り立ったのは
入間川に架かる橋の下だった。ショージにはいつまでも
その橋の名前を忘れる事はなかった。その名は「富士見橋」。

ショージの手をとって橋げたの下まで降り立った時に
母の背中におぶ紐(ひも)で背負われている3歳に
なったばかりの妹を見ると頭を後ろにだらんと下げて
寝ていた。母親は急に何かを見ていた。その目線の
向こうには橋の袂(たもと)の近くを石焼きイモの
屋台を引っ張って移動して行く一人の老人の姿があった。

母親は急いでショージの手を引っ張り、橋の上まで
来るとそのリヤカーの屋台の主に声を掛けて、石焼き
イモをたった1本だけ買った。老人が言った。「え?
1本だけでいいのかい?」その一本の芋を買う他に
金は持っていなかったのだ。

そして芋を大事に抱えて3人は橋の下まで行き、普段
母親が布団作りの仕事で使っていた唐草模様の風呂敷を
コンクリートの上に敷き、背中に背負われている娘を
降ろした。母親はその娘を身体の前に抱っこしながら
「ほら、お芋があるよ!起きて食べなさい…」3歳の
娘は目を覚まし、匂いを嗅いだ瞬間から小さな口が
見る見る大きくなり、母親が半分に折って熱を冷ました
芋にがぶりと食らいついた。そうとうに腹が空いて
いたんだろうがあまりに食べるのでショージは大きな
声で、叱り飛ばした。「ば、ばか!そんなに食べたら
ママのがなくなっちゃうじゃないか!これだけしか
ないのに、そんなに食べちゃ駄目!」

すると母親は優しい声で言った。「しょうちゃん、
ママはお腹が空いてないから大丈夫なのよ…ほら、
こっちの半分はしょうちゃんのだからお食べ…」
そんな優しい母に向かって泣きじゃくりながら
少年ショージは「それじゃあ、本当にママのが
無くなっちゃう!ウワーン…ママのが無い、ママのが
無いよー!ウワーン…」

母親は微笑みながら食べさせたが、ショージには
ボロボロと流れる涙と一緒くたになって芋の味なんか
ちっとも分からなかった。新聞紙を娘と息子に巻き
つけて3人で風呂敷の上で朝まで抱いていた優しい
母親だった。胸に抱かれたショージは上を見上げた。
夜空があまりに変わった色なので母に聞いた。

「ママ、空を見てよ!なんで夜なのに紫色なんだろうね?
変な色だね?」母は、息子と娘を抱きながら、「あら、
本当ね…変な色…さ、しょうちゃん、ここで眠りましょう…」
その日何処に行く当ても無い3人の親子はこの入間川に
掛かる富士見橋の真下で寝た。その日…実にその日から、
ショージの野宿は始まったのだった。
(つづく)
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