半澤正司オープンバレエスタジオ クリスタルルーム

18年間 世界中で踊り抜いた、プロフェッショナル 半澤正司が見せる!
これが、バレエ・・・
世界に通ずるバレエです!

バルセロナの門衛さん…

2008-02-19 06:32:26 | スペイン
皆様、火曜日から土曜日まで朝11時よりレッスン、そして夜は5時20分から
基礎クラス、7時から中級レベルのレッスンです。尚、毎週土曜日は、朝レッスンと
夜は6時からの基礎クラスのみです。チラシのミスプリントでご面倒をお掛け
いたします。
Dream….but nomore dream!
半澤オープンバレエスタジオは大人から始めた方でも、子供でも、どなたにでも
オープンなレッスンスタジオです。また、いずれヨーロッパやアメリカ、世界の
どこかでプロフェッショナルとして、踊りたい…と、夢をお持ちの方も私は、
応援させて戴きます!どうぞいらしてください。お待ち申し上げております。
日曜日のバリエーションは新しく、「ジゼル」1幕よりジゼルのvaです。
ロマンチックバレエの代名詞とも言えるジゼルは アドルフ・アダン作曲、ジュール・
ペローの振り付けで表現が難しくもありますが、誰でも踊ってみたいレパートリーの
1つですね…じゃあ、やってみましょうよ!
皆様をクリスタルルームでお待ちしております。

(ブルーカーテン){歌舞伎で言う 前の話からの続きです…と言う意味}
細い路地は石畳になっており、下までは日が射しては来ません。ですから薄暗い感じが
しますが、こんなに暑さの厳しいスペインならではの工夫ですね…。そして車の往来が
ないから、子供達が楽しそうに路地でキャッキャと遊んでいても危険がありません。
金髪の子供もいれば、黒髪の子もいます。顔立ちがハッキリしていて、とても可愛い
子供達です。暫く路地を歩いていたら、視界が一気に広がり、そこには とても古そう
な要塞らしき建物が現れました!とても大きい建物は石造りのようで、一体この建物は
何なんだろう?正面に廻って、看板があり その建物がパレスと書かれてある事から、
これがバルセロナ宮殿である事が解かりました。雰囲気がとっても 西洋的で、暫くは
見とれてしまいました。そして目指す劇場を探しますが、劇場らしき建物が見つかりま
せん。またもや、道行く人に、イタリア語ではありますが、劇場の場所を聞くと、私は
既に通り過ぎた事が判明しましたが、そんな劇場は、見なかったけど…。おかしいな?
後戻りして、もう一度人に聞いたら、ここですよと言われて見ると、これが劇場!?と
疑いたくなるような、なんの変哲も無い、ただの建物にしか見えません。バルセロナと
言えば、スペインの首都マドリードに次ぐ、大都市であるのに、その文化の象徴である、
オペラ座がこんな門構えなの!?と、首を捻ります(ひねる)。ガラスの作りの大きい
ドアを押して開くと、守衛さんが 部屋の中にいます。その部屋に近づいて、背中越し
の門衛さんに、「済みませんが、バレエ団のレッスンをしたくて 訪ねて来たのですが
…、あれ?」 門衛さがピクリとも動きません!済みません!と、もっと大きな声を
出したら、門衛さんは背中をビクリと、仰天したようで、慌てて電話を掴んでいます。
私はちょっと声を落として、もう一度「済みません…、あのー、バレエ団を訪ねて、
来たのですが、」こちらを振り返った門衛さんの顔を見て、私は呆れ返りました。
門衛さんは、アゴまで涎を(よだれ)を垂らして、何が起こったのか把握してないよう
です。門衛さんは 腕で口の周りをグイッと拭くと、物珍しそうに私の顔を見ながら、
「何か用か?」 んー、寝起きじゃ、しょうがないか…。「あのですね、バレエ団を
訪ねて来たのですが、ここにバレエ団はありますか?」すると前にある電話がなり、
私の質問はお預けになっちゃいました。門衛さんは電話を取ると、「スィー、(はい)
スィー、じゃあ繋ぎますから、ちょっと待ってくださいよ!」と言いながら、電話の
スイッチを何処かに繫ぎ直して、「何か用か?」私は段々と苛々(いらいら)して
来ましたが、気を取り直して、「バレエ団を訪ねて来たんです。」すると、
この門衛さんは…!?(つづく)
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