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自己満足で色々かいてる独りよがりブログです。

フラワーカンパニーズ ツアー「フラカン28号」@小倉FUSE2Days 1日目 2017.3.18 レポみたいな 

2017-03-22 16:37:21 | 音楽?
まず最初にお伝えしたいのは、
小倉は福岡県ではありますが、
北九州市という福岡二大政令市の中心地であり、
福岡県ではありますが、
所謂、「博多」「天神」を中心とした福岡市とは一線を画したところであり、
文化が違うということであります。
福岡は商売の街、北九州は寂れた工業の街。
北九州の人が福岡県民でありながら「福岡に行く」と言ったりするのは、
「福岡市というキラキラした都会に行く」というわくわく感と「コッチだって政令市だぞ!」というチンケな意地があるわけで、
ええ!ハッキリ言えば!北九州は!
田舎!猥雑!貧乏!問題行動を起こす人が多い!
残念な政令市であります。
こんなことを言えるのは、
まぎれもなく、私は北九州で生まれ育った、
田舎者で猥雑で貧乏で問題を行動を起こす者だからであります。
自虐だから許されよ!
今回は、福岡市からお越しになったみなさんと一緒だったので、
北九州Disりを一身に受けておりました。
ちょ、ちょっと手加減して。


去年、
熊本大分の震災の直後、
苦渋の選択で、LIVE開催を選び、
賛否あったフラカンの、
リベンジを込めた肝入りの2Days。
本当に嬉しかった。

そして、
もうみんな知ってるから書いちゃうけど、
結局またフラカンにシコリが残った。
私の故郷がいつもフラカンに負のお土産を遺してしまうことに、
申し訳なさを感じる。
でも、
おかげで、また来てくれるのなら、
それで、小倉の終わらないツアーが続くなら、
ここまできたら、小倉はもう、
転んだっていい!場所じゃないか!
なにがあったって!何もなくたって!ラッキー!!!
北九州という泥沼に沈むダイヤモンドがフラカンのライブだぜ!

いつものように、
MCなどは適当ですので、
あんまり信用せんようにお願いします。
今回は2日目のこともあるので、
簡単に1日目の穏やかな様子を簡単にご報告しようと思います。





前回はBirthday対バンだったから、
ワンマンは11月ぶりであります。
最近、ヤンフラには冷遇を受けている私でありますが、
けいすけと、竹安がよく見える位置にイン。
小西のドラムが台に乗ってるので、小西も見えそう。
バックドロップはフラカン28号。
まだパリッとしている。
……よくアイロンかけてやりたいくらいになってるからね。
もっと大事にしてよ、バップドロップはバンドの顔ですよ。

あまり押さずにメンバー登場。
小西赤、G夏服、竹安青みがかった黒シャツにジレ、けいすけは白シャツに色の抜けたパンツ。

さあ来い!2Daysってことはほぼ被らないことを期待しちゃうよ!

グレートから入って脳内百景!
レコ発じゃないよさは、こういう定番曲もバンバン聴けるところ、
あれもくれ、これもおくれでゴメン。(おっとハタチ族は後です)
それが、我儘なファンなのよ。

けいすけの喉はいまいち開いてないけど、
珍しい白シャツ袖が長くて着られている感じで、
マイクもってるとニヤニヤしてしまう。(FUSEの近さと視界のよさですごくよく見えた)

セトリは某所からいただきました。

脳内百景、人生GOES ON、33年寝太郎、ライトを消して走れ、
この世は好物だらけだぜ、地下室、ビューティフルドリーマー、感じてくれ、全ての若さなき、
あまくない、人間の爆発、真っ赤な太陽、たましいによろしく、
孤高の英雄、マイスイートソウル、チェスト!、ハタチ族
EN1)最後にゃなんとか、ヨサホイ
EN2)東京タワー


ちょいと時間がないので、
細かい描写は割愛しますね。
最近衰えを感じる私。


人生の明るい竹安の音がいい。
アームなしの新しい子を弾いている。
気持ちよくて、あの双子の曲とは違う進化をしてきたんだなぁと思う。
腐った魚の臭いはゴメンだ~!の後の、
16ビートが色んな嫌なことを笑い飛ばしてるみたいな爽快な気持ちになる。

それから寝太郎とか、
ちょっと前くらいの気持ちよい曲が続く。
私の周りは割と空間があって、
音にのせて楽しく踊れた。
あの、
去年のFUSE。
柵にしがみついて半分泣きながらフラカンが降らせてくれる音を必死に受け止めていた時が、
ときどき頭をよぎって、
小倉はすっかりよくなってることを実感した。

ライトを消して走れで、
急に過去に引き戻された。
2日あると貪欲に色々かけてきてくれるからたまらん。

けいすけは、
この2日間よくスタンドを倒していて、
ポセイドンの銛みたいにスタンドひっくり返して持ったりしていました。

ブレイク。

小倉が気に入ってきてくれた話。
うん、
前回色々あったし…というMCされるよりは、
そういわれた方が嬉しいよ。
去年の前半、小倉ライブのことを、
ずっと九州のライブでグレートが気に病んでる様子が伝わってきて、
申し訳ないような、ありがたいような、
複雑な気分になったし。
遠くから来てる人もいるわけだし、
せっかくのライブだから、もういいんだよ!

※マジらくがきですんません
G「ここだけの話、去年で一番よかった」「波長が合うというか」「みつけた!っていうこと」
「…まあ、北海道で同じこと言ってるかもしれないけど」
け「ボクは一番じゃなかったけどね」
G「…それは、(メンバー)それぞれだから」


ツアーが新しくなって、鈴木くんのシャツが白い話。
白シャツの問題は「乳首の透け」という話。

なので、けいすけはいつもシャツ一枚なのに下にシャツを着ている。
見せんでよし。
G「ボクなんか、もう右に左に(乳首)見えてる」と、
オジサンの乳首事情。



竹安の軽快なイントロからこの世は好物だらけだぜ。
ブンブンと踊ってて楽しい。
なんだろ、いつも曲が進むと、
ライブが終わっていく寂しさが少しずつ侵食してくるのだけど、
明日もあるという安心感からか、
ドンドンこい!フラカンの曲は好物だらけだぜ!と心の余裕があるのである。
けいすけの「んん、nAH~!!」の「n」がいい。
色っぽさとは違う、
涎を飲み込む喉を感じる。
あ、やっぱり色っぽいのかな。


地下室久しぶりに聴いた。
そういえば、
初めに地下室を聴いたのは周南で、
あそこも地下のライブハウスだった。
今日も。
地下室は、ビルのテッペンにある広島クアトロとかじゃなくて、
こういう地下の湿っぽいライブハウスで聴くのがよいね。
実際、もうこのころから蒸しあがってきて、
Tシャツの下の長袖シャツがビッショリになっていた。

けいすけの手がきれいだという話があって、
なんでだろう?と見ていたのだけど、
※最大限かわいく描いています。
指の付け根と第二関節がとても長いからだと気付いた。
あれでマイクもったり、ハープ吹いたりするのに、
けいすけ好きな人はキュンとくるんでしょうなぁ。(他人事)


ビューティフルドリーマー、感じてくれと、
比較的新しい曲が続く。
旧曲も聞きたいきがするが、
明日があるし、まだセトリの初めの方だと思うと、
おお!ドンと来い!と気持ちよく聞く。

この二日間は私は竹安のプリングオフに魅了されていて、

うまく描けてないのだけど、
小指のプリングオフもいいです。
なんともさりげなく弾(はじ)くんだけど、
それがとても綺麗な三連符を繰り出す。


ここから新曲ゾーン。
全ての若さなき~は、
初かけを聞かせてもらったけど、
けいすけ得意のまくしたて曲として、すっかり安定した。
けいすけのまくしたてに、ウンウンウンウンと頷く。

竹安を「バーテンさん」と言い始めるけいすけ。
Bar「TAKE」または「YASU」とアンプの上に光る文字を置いたらいい。
「竹安」はダメ。料亭になっちゃうから。


あまくないも、
広島から2回目聴いた。
カレーライスも人生もあまくない。
けいすけの切ないハープと、マイナー進行が、
なんともブルージー。
けいすけは、腰を左右に振って、
真直ぐな歌い方をする。
割と私はこういうおいていく感じの真直ぐなフラカンすきなんですよ。
結果を求めない衝動みたいなけいすけのそれ、
すきなんですよ。

人間の爆発は広島でもかかったけど、
何回でも聴きたい。
こういうのがかかってくるのが2Daysやなぁと思う。
リーディングから、ドカンと爆発する瞬間が楽しい。

FUSEはステージも天井も低くて、
ステージは後からだと見にくいことがあるかもしれない。
でも、
けいすけがピョンと柵に飛び乗って、
天井の梁の部分に手を当てて歌ってると、
フロアの誰からもよく見える。
けいすけが柵で爆発するたびに、
お客が何度も沸いた。
で、
フロアは蒸し蒸しになった。

※本物のらくがきでごめん。
謎メモは、
小倉で2Daysするのは浜省くらいじゃない?という話の時に、
けいすけがMoneyを「叩きつけやる~」という話のときのメモです。

アコギが出てきて真っ赤な太陽。
2Daysっぽい!
結局ミドルナンバーの枠少ないから、
競争率が上がってしまってなかなか聴かれんのよね。
遠い時を超えて、
まだこれが聴けるのが嬉しい。

たましいによろしくも、
久しぶりに聴いた。
初めて聴いたとき、じつはそんなにピンと来なかったんだけど、
ライブでいい錆がでてるというか、
厚みがある曲に育ったなぁなんて、
そんなことを考えていた。

メンバー紹介。

ギタリスト竹安堅一。
そう、竹安は小学生時代小倉に住んでいた。
もしかしたら、北九州のスポーツ大会とかで私たちは会ってるかもしれない!
竹安は昨夜小倉に着いて、
早速、資(すけ)さんうどんに行った話。

それは嬉しそうに、
竹「あの、天かすとか、とろろ昆布とか食べ放題でしょ?」
「おでんもあるでしょ?」
「あの、おでんの出汁に、とろろ昆布浸して食べてて」(…なに?その食べ方)
「みんなしない(^^)?」(しませんよ)
「大根の上に、とろろ昆布のせたら、出汁がおいしくて……お酒2合いける!
「ぜーんぶで1000円!(幸せそう)」
もう、竹安定食にしたらどうか?と言われる。

普通こんな感じでMC終わる竹安なのだけど、
この日の竹安は饒舌であった。

竹「あのね、とろろ昆布を入れすぎて、出汁がなくなっちゃったら下品

(…タダのとろろ昆布で酒飲んでるあなたは十分下品ですよ)

G「竹安は上品だからね」(初耳です)
「資さんうどん行きたかったんだけど…ほら、ボクは蟹すきじゃない?」フロア、ウンウン。
(好きじゃない?と知ってるテイで話すベーシストも、ウンウンと分かるお客もどうかしている)
たし蟹、蟹が好きな話を書いたこともあった蟹~

G「ホテルの近くにカニのお店があってさ、べつにこっちは蟹が名物ではないんだろうけど、(いや、割とあるんですわ)食べちゃって、
おなか減らしてさっき(資さんうどん)食べたけど」

け「食べ物の話ばっかりだなぁ!ボクたちはライブをしにきてるんだからさあ!」

ちなみにこの話をM~ちゃんにしたところ、
「それ、食べ放題ちゃうやろ!トッピングとしておいてあるだけやろ?あかんで竹安!」と仰ってました。


ドラム、ミスターコニシ。
で、
小西のドラムソロ。
一段高く上がったところから気持ちよさそうに叩いている。
堂々のロールがカッチョイイ!
そして、
小「××…ドラムソロ…〇△※…ました!」

(何言ってるかわからないのは?私の耳がどうかしたのかしら?
おそらく、ドラムソロの方が伝わるからみたいなことを言っていたはず)
G「ちゃんと喋れよ!ドラムソロの方が言いたいこと分かるよ」

と、
ここで唐突に小西がドラムソロ!

(えーーーー!?意味不明…)
G「え!?」
け「ええ!?」
G「小西は何をするかわからんなぁ!」

ベース、グレートマエカワ!
G「また福岡には来ます。後半で。今度は福岡の方で」
「それと、桜島のWALKINと、そのあと、すぐ発表するけど、
その次の日、大分」
(えーーー!?)
「小西の主役の映画、田中要次さんが撮ってくれたんだけど、ドラムマンZをみんなで見ようっていう」
(え…うわい…ミニライブくらいするのかな?)
G「この日は、ツアー中だからね、コニシと竹安とボクと3人だけだけど、トークショウをするので」
け「え!?ボクは?」
G「鈴木は、ツアー中だから、(喉)大事にしないと」
け「え…」
ほんとに寂しそう。ずっと首の後ろをこすってる。
G「それに、小西が主役だから、小西に喋らせないと。鈴木がいると喋っちゃうでしょ?」
け「黙ってるから」
G「いや…」
け「楽屋に行ってもいい?」
G「それはいいよ」
け「僕だってさ、みんながイベントしてるのわかってるのに、家でテレビ見てるのは…あ、ホテルで1人で」
(お願いです。そういう話は楽屋でしてください。マジ凹みしているけいすけを見ていると痛々しいです)


ボーカル鈴木けいすけ!
メンバーチェンジなし!活動休止なし!ヒット曲なし!
4人そろってフラワーカンパニーズ!!


けいすけ、若干凹み気味のここで、
孤高の英雄!
なんてよくできてるんだ。
寂しきカリスマに、
頑張れ~けいすけ~!!!と、
心から叫びました。

それから、マイ・スイート・ソウル。
この曲はグレートのシャッフルが好きだわ。
決して明るいことを歌ってるわけではないのだけど、
グレートのシャッフルが背中を押して歩いて行ける気がする。
最後は骨のにおいしか残せないし。

小西がドカドカッと入れてチェスト!
けいすけのジャンプがキレる。
みんなでクラップして、チェスト!するのが楽しい。
比較的よくかかるけど、
こういうのが入ってこないと不安になりますよ。

けいすけがハープを構えて、ハタチ族!!
柵に君臨するけいすけに群がるフロア。
ヘイヘイヘイヘイ!!とけいすけを盛り上げる。
こんな辺鄙な地下のライブハウスで、
汗だくになりながら小さい人に群がる我々も、
永遠のハタチ族ですわ。


簡単でごめん。
今書き上げないと、また半月以上の塩づけ記事になりそう。


本編終了。
蒸し蒸しする。
絶対、けいすけの加湿器要らんでしょう?
そういえば、
けいすけのあの水筒いいなぁ。
あれほしい。
グッズ、
お弁当シリーズ出しているわけだから、
水筒出せばいいのに。


再登場。
GはオレンジのツアーT、小西と竹安はピーズ武道館のTシャツ。
けいすけはそのまま。

け「……ボクのは…(´・ω・`)」
G「うん、あるんだよ、あるんだけど、今日は間に合わなかったの」
け「……(´・ω・`)」
(だから、こういうのは楽屋で話してください。お願いだから)

竹安はとても嬉しそう。
竹「とても(生地が)いい!」

G「Tシャツじゃなくて、ピーズ武道館を褒めてよ」

コレクターズが終わって、
ピーズの武道館の話。
武道館はすごくいい話。


新曲から最後にゃなんとかなるだろう。
初聴き。
私は、割とこういう単純な曲が好きというか、
ちょっとここんところ仕事などでいっぱいいっぱいで、
これ終わるのだろうか?とか、もしかしたら最悪の結果が出るかもしれない…とか、思っていたのだけど、
この曲聴いてたら、救われたりしていて、
本当は、この日はライブ来られないかもと思っていたのだけど、
どうにか来られたし、
なんとかなると実感していました。
楽観的な人がこういう歌うたったら、
アンタには心配事がわからないだろう?と思うのだけど、
けいすけみたいな、どっちかっているとペシミストが、
こういうことを歌ってくれると嬉しい。
最後には何とかなるさと言うんじゃなくて、
最後の、最後の、最後にはと畳みかけられるのがリアルだ。
だって、本当の最後なんて、最後まで分からないから。
いつも、これが最後かと思ったら、
足元救われて、もう一段落ちてしまうのだもの。
慎重なけいすけだからこそ、
こんなに念を押した最後になるんだろうし、
それはとても共感できるのだ。

そして、なんとここでグレート入りのヨサホイ。
えー!?
まさか!明日があるからって、アンコ1回なの?!と不安になりながら、
ヨサホる。
で、ヨサホイヨサホイを続けさせたい意図があるらしく、
けいすけが「続けて!」と叫ぶのだけど、
フロアにはイマイチ伝わらず、けいすけ必死になっておりました。

最後は気持ちよさそうに小西が立ち上がって終了ー!


…まだ2時間しか経ってないし、
まだ午後7時でありますよ?
もう一回こーい!と思ったら、
出てきてくれた。

竹安のストロークが入り。
照明がスッと落ちた。
東京タワーだった。
あっこちゃん嬉しいだろうなぁ。
深夜高速なかったし、
東京タワーやった方がいいな。
夢がなくて…とけいすけが呟く。
最後に東京タワーポーズ。
終了。


いつもよりちょっと短い、
割と大人しめなセトリ。
いつも通りの愉快なMC。
あの異常な小倉のライブを塗りつぶすように、
いつものフラカンが帰って来た。
普通だと、ちょっと寂しいのだけど、
まだ、第一幕が閉じるだけだから、
ちっとも辛くなかった。
明日、この続きがみられるのだ。
満足だった。


みんなで安酒屋でたくさんビールを飲んだ。
明日が楽しみだった。
あんな感じになるとは誰も知らなかった。

この日の夜、
チャックベリーが伝説になった。



予告としては、
2日目は、いつものような、
こういうレポートを書きません。
ライブの詳細より大事なことを整理したいような気持ちです。
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