永ちゃんタオル投げ講座

検索にかかりやすいようにキーワードをたくさん入れておきましょう。
矢沢永吉、YAZAWA、永ちゃん　をフェスで初めて見た方が多いらしい。
そして、タオルを投げてみたかったけどできなかったと悔やまれたとか、
次回こそ投げてみたいとか仰る。
でも、
イマイチどこでどう投げていいのか？
永ちゃんとタオルとは？
そういう質問をよく頂くのです。

私が永ちゃんのライブばかり行っていた頃…
年間１０本ライブに行っていたのは、もう２０年も前。
最後にライブに行ってから１０年以上経ってるので、
今は変わっているところもあるかもしれないです。
でも、最近のライブの様子をテレビなどで見ていると、
そんなに変わってないような気がするので、
私のわかる範囲でお答えしましょう。

○YAZAWAタオルについて

みなさんがライブで購入するタオルの多くは、
マフラータオルといわれる、
首に巻くタイプのものと思われます。
中には３００円のバスデタオルのように、
温泉旅館でもらうタオルよりペラッペラのものもあります。
永ちゃんの「YAZAWA」タオルは、
よくバスタオルと言われますが、
実はビーチタオルといわれる、
バスタオルよりさらに一回り大きなものです。
赤地に黒字のスタンダードなものがありますが、
ツアーごとに、ロゴや文字が変わって、
実に色々な種類があります。
私は白地に黒の筆文字のが好きでした。

大きいですので、
かなり重量感があります。
冬なら防寒になるほどのタオルです。
利用方法としては、
ライブで投げる以外に、
「今からYAZAWAのライブに行くんだぜ！」というアピールや、
お部屋のインテリアなど様々あります。
私も車のリアシートに敷いていた時があります。

かなりお値段がはりますので、
フェイスタオルでもよいと思います。
また、タオルがないと会場に入れないなどいう誤解もあるようですが、
そのようなことはありませんので、
ご安心ください。


○タオル曲

タオルを投げる曲は決まっています。
有名なのは、
止まらないHa～Ha　と　トラベリンバスです。
それ以外にもSOMEBODY'S　NIGHTなど、
回して投げるという高等な技を必要とするものがありますが、
今もその文化が残っているのかわかりませんので、
今回はフェスでもかかりやすい、
止まらないHa～Ha　と　トラベリンバスを解説しましょう。


・止まらないHa～Ha

こちらは簡単です。
チャラッチャー、チャ、チャーラ、ララッラー♪とイントロ後、
永ちゃんが「のってくれ！」と歌いますので、
「ハーハー！」と言いながらタオルを上げます。
また、
永ちゃんが「ROCK'N'ROLL　NIGHT！」と歌いますので、
同じように「ハーハー！」とタオルを上げます。
永ちゃんがちゃんと「C’ mon！」と言ってくれるので大丈夫です。

２番以降も一緒です。
簡単です。

慣れてきたら、
イントロや間奏部の「ハーハー！」にあたるところで投げてみましょう。

レッスン



・トラベリンバス

こちらは少し難しいです。

永ちゃんのライブではまず「花火」が上がる曲です。
花火の準備をしていたら、
タオルの準備です。
よく見えないポジションであっても、
後半、必ず来ると思って、
いつでもタオルが投げられるような心づもりが必要です。

永ちゃんが「ルイジアナ！」と叫びます。
その直後、花火が上がりますので、
それに合わせてタオルを投げなければなりません。
ですから、
永ちゃんが「ルイジ…」となったときには、
もう投タオルフォームに入ってないといけません。
ここでピッタリ花火と合わせていきますので、
頑張りましょう。
花火の使えないような会場でも、
タオルタイミングで強くドラムが鳴りますからわかります。

「ルイジアナ！」でタオルを投げられたといって安心してはいけません。
その後、たたみかけるように「テネシー！」「シカゴ！」と来ますので、
それぞれの地名の後に投げます。

ルイジアナ（タオル！） テネシー（タオル！） シカゴ（タオル！）と、
リズムよく投げていきます。
永ちゃんが「はるかロサンゼルスまで」と歌えば安心です。
最初の難関は乗り切りました。
永ちゃんのパフォーマンスにしばらく酔いしれて下さい。

そして、
１番の後すぐにまた「ルイジアナ！」が来ます。
タオルを投げましょう。
その後、「メンフィス」「ジョージア」が来ますが、
ここは永ちゃんが流してくることが多いので、
必ずしも投げなくてもいいかもしれません。
空気をよく読んで、
永ちゃんがタオルほしそうだったら、
投げましょう。

その後も、「ルイジアナ　モンタナ アラバマ」など地名が続きますが、
アレンジによってかなり雰囲気が違います。
見極めとしては、
永ちゃんが「ルイジアッナー！」と上げる時は投げます。
「ルイジアァーナァー↓」と下げる感じの時は投げません。

慣れてきたら、
「はるかロッサンゼルスまっでぇ！」の後に裏で４回投げてみましょう。
速いですので、
投げるというよりは、
「上に突き出すように振る」のがコツです。

レッスン




かなり高度ですが、
ライブを楽しめていたら大丈夫です。
かならず投げられるはずです。


○FAQ（よくある質問）

Q　できるだけ高く真上にタオルを上げたいと思います。
　しかし、あの大きなタオルをどうやって高く投げればいいのでしょうか？

A　タオルを広げたまま投げていると思ってはいけません。
　あれはある程度クルクルと丸めて投げているのです。
　ですから、トラベリンバスであれば、永ちゃんが「ルイジ…」と言った時に、
　すでにクルクルポジションになってなければいけません。
　慣れです。きっと高く投げられるはずです。


Q　ライブ中のタオルをどこに置いておけばいいのですか？

A　永ちゃんのように肩にかけておく方法もありますが、
　ライブが熱いですので辛いかもしれません。
　永ちゃんはホールのライブが多いですので、
　椅子の上に置けばいいでしょう。
　前の人の椅子にかけると迷惑になりますので止めましょう。
　永ちゃんのバラードナンバーは「必ず座る」という鉄の掟があります。
　前の人の椅子にかけると、お尻に敷かれてしまうかもしれません。


Q　YAZAWAタオルはないと困りますか？

　困りません。
　彼氏につきあってやってきた女性など、タオルを持ってない人もたくさんいます。
　ウッカリタオルを忘れてしまった人がジャケットを投げていることもあります。
　しかし、金具がついたものは危ないです。
　タオルを投げるのは楽しいですので、
　小さくてもタオルを持つのがいいでしょう。
　他のライブではそのアーティスト以外のTシャツやタオルを持っていくこともあるかもしれませんが、
　永ちゃんのライブに関してはおやめになったほうがいいでしょう。
　もしかしたらちょっと怖い雰囲気になるかもしれません。
　もちろん、フェスはどんなタオルでも構いません。


Q　タオルはなくなりませんか？ウッカリ別の人のところに投げてしまったらどうなるのでしょうか？

　まずなくなりません。
　どんなに熟達していても、タオルを別の人のところに投げてしまうことはあります。
　当然それは永ちゃんのライブでは日常的に起きていることです。
　ですので、タオルを他の人のところに投げてしまった場合（大抵、前側に投げてしまいます）は、
　「私のです！」とその人に言って下さい。
　あっさりあなたの愛用タオルが返ってくるでしょう。
　永ちゃんファンはとてもいい人たちです。
　どさくさに紛れてヒトのタオルを奪おうなんて思いません。
　もちろんあなたも、「ハーハー！」と叫んだ後に、
　急に視界が悪くなって頭にタオルが載っていることに気づいたら、
　後を振り返ってみてください。
　申し訳なさそうに「私のです！」と言っている人がいます。
　私は７列くらい前まで飛ばしてしまったタオルが、
　ちゃんと持ち主に返っていくのを見たことがあります。
　ただし、興奮してステージに投げてしまったタオルは二度と（終演後も）返ってこないというルールになっていますので、
　気をつけて下さい。


次回は「永ちゃんのライブ前、大阪城ホールの池の中で、
特攻服を着た集団が『永ちゃん！永ちゃん！』と言いながら旗を振っていた時の鑑賞の仕方」です。
ごきげんよう。

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