トカゲgallery

自己満足で色々かいてる独りよがりブログです。

フラワーカンパニーズ・ワンマンツアー「ROLL ON 48」@大分 CLUB SPOT 2017/11/03 レポートみたいな 前篇

2017-11-08 17:30:45 | 音楽?
フラカン、
周南で置いてきて、長崎で合わせて来て、大分で爆発するっていったやん?
それがその通りになったので、
暑さに朦朧として、あまり記憶もないのだけど、
爆発の一部をちょっとだけ書き残しておきたいと思います。
いつものように、
MCの位置とかそういうのはいい加減ですので、
引き算でご覧ください。

フラワーカンパニーズ・ワンマンツアー「ROLL ON 48」@長崎 studio DO! 2017/11/01 メモみたいな はここ

CLUB SPOTはいかにもライブハウスらしいハコ。
地下にあって、天井低くて、柵がステージにくっついてる。
初め漠然といつものようにTOPSでするんだと思ってたんだけど、
なんと今回こっちだった。
その理由はMCで語られるのであるが。
※TOPSの逆でSPOTね。たぶん。

今回は定位置にIN。
竹安ガン見できるやないですか!ヒャッホウ!
nemuriさんが「遠征なのにええんかー」と一緒にガン見ポジに。
nemuriさんは、未だにhotspringが売れる日を信じていた。

Q太郎のチューニング。
ああ、なんと美しきSGよ。
アームなしなの好きだ。
バリッとしてて。
あの、ガッサガサの子は最近お見掛けしないが、
この子もずいぶん年季が入ってきたなと眺めていた。
チューニング、バチッと合ったので、
Q太郎を見上げたら、
Q太郎『合ったね』と言うので、
ウンウンした。
合ってたから。

小さなハコは結構入っていて、
開演前から暑い。
これは…酷いことになるぞ…と予感させた。

客電落ちてニワトリSE。
小西赤、竹安、Tシャツと「何とも言えないシャツ」、Gデニムの夏服、けいすけラグランシャツ。

一発目はこれまで通りピースフル。
レコ発ライブ。
ガツンとパワーあるアルバム1曲目から始まるのいいよ!
この曲の竹安の歯切れのいいリフが大好きだ。
一気に心が持っていかれる。

けいすけが足をモニターにかけて、
グイッとフロアに身体を乗り出す。
ブルブルと左足が震えている。
力入ってるぜ!

閉じれば閉じるほどー!と、
けいすけが掌を掲げるのに、
フロアもついてくる。
あっという間の一体感。
1分でフラカンがSPOTを支配した。

この曲、私は大好きだ。
新・脳内百景というか。
つながらないことで開いていく一人ぼっちの完璧な世界。
いかにもけいすけらしいというか。
SNSでつながっていく人たちを批判するんではなく、
遠目にみて、辛そうだなと憐れんでるような、
嫌味の寸止めみたいなところ。

言いたいこと言った後の、
ドン!とリズムがユニゾンになるのもいい。
そして、
ギターソロの3連符がたまらん。
ああ、やっとこのプリングオフの嵐を間近でみられましたよ。
ごちそうさまであります。

セトリはこんな感じ。

ピースフル、人生ROLL ON、My sweet sole、チェスト!
NO YOUNG、はぐれ者賛歌、ロックンロール、キャンバス、
花のようでした、HAPPY、あまくない、
深夜高速、ハイエース
消えぞこない、三十三年寝太郎BAP、冬のにおい、最後にゃなんとかなるだろう
EN1)終わらないツアー、NUDE CORE ROCK'N' ROLL、ヨサホイ(激暑バージョン)
EN2)さよならBABY

あんなにセトリ見えてたのに、なんで思い出せないのだろう。
そう、
暑かったのです。

そして、その流れで人生ROLL ON。
標題曲ですけん。
大事な曲です。
なんつぅんですか、
グレートとけいすけの共作なのがキュンとなるんよね。
インディペンデントした初めのアルバム。
共作がその標題曲になっとるのがキュンとなるんよね。
フラカンの意志を感じるというか。
ネガティヴな前向きさが、
やっぱりけいすけらしい。
過去が未来につながり、今生きてる感じが、
時間を浮遊していた切符とは違うと思う。
ダメな過去を厚みと捉え、今を生き、生き抜こうとするリリックが、
あと何年生きられるかなぁと時々考えてしまう自分をハッとさせる。
生き抜いて、どこかに到達しなきゃいけない。
前回のアルバムは遺言みたいだった。
今度のアルバムはいい余生があるというか、(いやまだまだ生かしていただきますけれども)
いつか来る死を受け入れて、邁進していくエネルギーを感じる。
気に入ってるのよ、ROLL ON 48。

なので、
ここであえて、My sweet soleがくるのに、
なんだか意味を感じてしまう。
そこまで意味なくて、ただ演りたかっただけなのかもしれないけど、
生き抜いて、死んだあとは、骨のにおいだけしか残らないよ!という清々しさ。
Stayin’ Alive ときは、次の世代に向けたこの曲にドキッとしたんだけど、
こういう並びで聴くと、
精いっぱい生きて、悔いなく死のうと思えるから不思議だ。
グレートのシャウトもなんだか楽しいし。
Baby!Baby!のときの、
グレートの4つずつルートおいていくのも、
楽しく天国への階段を昇っていく感じになる。

ここでチェスト!なのも、
このシリーズの定石。
初めの島はアゲていきたいしね。

ここでブレイク。
SPOTは既に蒸しあがっている。
け「恥ずかしいよね!(フロアと)近いね!」
「だって、メンバーより近いんだよ!」
けいすけが、目をギョロギョロさせて水筒グビグビ。
暑い。
もし可能だったら、
あなた、その加湿器やめてくれない?
蓋もないからガンガン蒸気が上がってるんだけど。

NO YOUNGの、
ブリブリしたイントロのギターが好きだ。
長崎ではフラカンファンには割合的に野球ファンが少ないとか言ってたし、
けいすけ自身も野球に興味なさそうなのに、
野球の曲多いな!
グレートの曲だからな、これも。
グレートと一緒に、ロートルDH、4番バッター鈴木コールするのが小気味よいよ!
けいすけが、くるくるターンしながら歌う。
そして、
ライトスタンドー!と指さすと、
名バッターがホームラン予告している気がするよ。
きっとこれは、
フラカンのヒット曲予告どころではなく、
ホームラン曲予告なんだと思うよ。
ロートルバッターだけど、一発決めてやるから見てろよ!って、
言ってるんだと思うよ。
一発大逆転待ってるよ!!とスタンドで踊る私であった。
暑い。

そしてはぐれ者からロックンロール。
すみません。
レコ発なんでいい加減な書き方で。
ロックンロールは、
あんなに悲しく聴いていたのに、
そこを超えたなぁと思う。
本当にけいすけに、私たちにロックンロールが帰ってきたんだと実感する。
もうやめて…と思った時もあったけど、
フラカンはこの曲をかけ続けた。
そして、曲は変化した。
竹安の明るいギターソロが、
今はいい意味で懐古的に聴こえるんよね。
小西の四つが未来に跳ねるように感じるんよね。

乾いたSEが流れる。
キャンパスはフォー爆で初めて聴いたのだけど、
単純にいい曲だなぁと思った。
映画のために書き下ろしたけど、結局僕の曲になっちゃった。と言ってたのは、
長崎だったかな?
48歳年男たちの作ったこのアルバムには、
未来がたくさん詰まっている。

そういえば、
この曲のあとに、周南でも長崎でも、映画の話をして、
全国ロードショウだけど、こんな田舎にはまだ来ないだろうという、
ちょっとした田舎イジリみたいなの、
大分ではしなかった気がする。
というか、映画の話そのものをしなかった気がする。
…たぶん、暑かったのだよ。


周南に続き、けいすけのセブンイレブン話。
セブンイレブンでくじを引かされる。
周南ではジュースを当ててしまい、
そのせいで後ろの列が長くなって気になった話だったが、
そのあともくじを引いていたらしい。
長崎でくじを引いたけいすけ、
ミルキーが当たってしまった。
あの、赤い、舌をペロッとだしたあの子のついてる。
しかも、手提げのやつ。
くじに当たると、店員さんが取りに行かなければならない。
その間に後の列が長くなっている。
要らないのに。
そもそも、ミルキーはママの味っていうけど、
僕のお母さんはもう70だからね!線香の味でしょ?

それでね、
次の日もセブンイレブンにいったら、
またくじを引くことになって、またミルキーが当たって!
また店員さんが探しに行くんだけど、見つからないの。
僕はもう『いいです!もういいです!』ってしてるんだけど、
店員さんは『まあまあ!大丈夫です、裏にあります』って、
店の奥まで探しに行くの。
僕の後ろには列が…。
G「どうなっちゃったの?」
本当に見つけてきたんだよ!いいのに!
だから2個目のミルキーもってホテルに帰ってさ。

G「それどうしたの?」
ホテルに置いてきましたよ。
ホテルの人が食べてくれたらいいかなって。
あんなの、車に積むと邪魔だし。(そんなに大きいの?)
本当は、今日ここでみんなにばらまこうと思ったんだけどさ、
(楽屋に)「ステージから物を投げないでください」って書いてあったから、
できなかったのよ。
よかったよ。
※ホテルに置いてきただけだったら、ホテルの人は食べない気がする。
そして、多くのホテルは、トラブルの素だから忘れ物があっても連絡してくれない。7

花のようでしたが好きだ。
独りよがりな愛し方しかできない不器用な男の歌。
竹安がザクザク切り裂くリフを入れるのもいい。
花を育てるのは難しい。
繊細な愛を花に例えるのがけいすけやなと思いました。
ピチャピチャと頬を叩いて月を待つけいすけが花のようでした。

HAPPYは、ベタだけど、ちょっとハッピーエンドを想起する。
HAPPYって言っている割には、
マイナーに抑えた曲。
フォー爆のとき、あまりに幸せだと不安になると言ってた。
哀愁生活でも言ってるみたいに、
多幸感がけいすけを不安にするんだと思うけど。
花のようでしたと共通する、
小さな後悔を未来につなげるための強引な合理化。
さみしさって幸せのルーツは、
けいすけがたどり着いた結論じゃなくて、
誰かが言ってた借り物の言葉だ。
置いていくベースや、控えめなギター、抑えたドラムから、
自分にそう言い聞かせてトボトボ歩いてる小さい男を思う。


それから、
簡単にエンケンさんの話。
周南の時は長いMCの中でずいぶん辛そうで、
長崎でMCはずいぶん整理されていた。
今回もエンケンさんが好きだって言ってくれたからと、
深夜高速。

4人がとても丁寧に演奏するので、
引き込まれてしまう。
竹安の渾身のギターソロにゾクゾクした。

この流れでハイエース。
まだ3回目なのだけど、
今の深夜高速が壮絶すぎてハイエースを凌駕してしまっている。
たぶんまだ、私はハイエースの凄さが分かってないと思う。
なんでしょ、
ハイ!イエス!って、楽しくなっちゃうもの。

私は閉所恐怖症で、
圧迫感のあるハイエースの描写が辛い。
しかし、
突然竹安のギターに解放される瞬間が好きだ。
疾走するハイエースに風を感じる。


さて、
ほとんどアルバムレビューみたいになってますが、
ずいぶん長くなってきたので、
まずはこの辺で。

<予告>
竹安、エンドレスすっぽん話
グレート、バルーンへの思いを熱く語る


あ、スケルトンのボトルネック話忘れてるわ。


フラワーカンパニーズ・ワンマンツアー「ROLL ON 48」@大分 CLUB SPOT 2017/11/03 レポートみたいな 後篇 へ続く
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トカゲのツアー日記 | トップ | フラワーカンパニーズ・ワン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

音楽?」カテゴリの最新記事