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阿部正弘ゆかりの長命寺桜もち

2012年06月22日 | 幕末グルメ

長命寺桜もちは、享保二年(1717)の創業以来現在に至るまで江戸の名物として愛され続けている名菓です。
創業者の山本新六が桜の葉を塩漬けにしたもので餅を包み、長命寺の門前で売ったのが始まりだといわれています。
幕末のころこの店に錦絵に取り上げられるほど美しい、おとよという娘がいて、ひと目見ようという客で店は大繁盛したそうです。
この美しい看板娘に心を奪われたのが老中・阿部正弘で、おとよを側室に迎えています。
阿部正弘は安政四年六月十七日に亡くなっていますが、おとよが入仕して間もない時期であったため、若い娘を寵愛しすぎて衰弱したのではないかと噂されたそうです。
三田村鳶魚の『大名生活の内秘』には、「十万石の諸候、権勢の凄じい老中も、哀れ桜餅の娘のために生命をころした」などと吹聴されたと書かれています。
なお阿部正弘の本当の死因ですが、外交問題による激務からの過労死ではないかと思われます。

阿部正弘ゆかりの長命寺桜もちをいただきに、向島を訪れました。
長命寺桜もちは持ち帰りもできますが、せっかくなので店内でいただきました。
桜もち一個に煎茶がついて250円です。
桜の葉三枚に包まれていて、良い香りです。ややもっちりとした小麦粉の皮に上品なこしあんがくるまれていて、少し塩けが効いていました。
桜もちは春の季節のみ出回るお菓子だと思っていましたが、長年桜もちだけを扱うこのお店では、梅雨どきのこの日も多くのお客さんが桜もちを味わっていました。


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