裏風撃バカキュン

とり♀、いしい♀、夏子♀、ぜん♂、おバカな4人がゆるゆる綴る胸キュン音楽blog。
風吹く裏街でテキトーに撃ってます。

一緒にうたおう!

2008-05-08 22:10:42 | とり

2ヶ月ぶりにCDを買った。昔は、1年に50枚買って、50枚売る、みたいな買い方&聴き方をしてたのに、最近はさっぱり。うーむ、ネットで調子に乗って、大人買いしすぎたか、、、。

 

「一緒にうたおう!NHKみんなのうた〜おとなver.〜」(こどもver.もあり)。HARCOの「山口さんちのツトムくん」はじめ、真城さんの歌う「ハメハメハ大王」あり、「メトロポリタン美術館」のカヴァーあり。こどもの日に行ったコンサートでも歌える曲ばかりで、さすが“みんなのうた”、恐るべし。そして、作詞・作曲陣の豪華さに改めて驚く。

 

しかし、何といっても、堂島くんの声で甘さが加わった名曲「メッセージソング」(←ピチカートのカヴァー)。コンサートのときはこども達と一緒に歌っていたけど、CDのほうが断然、アレンジがかっこいい(←単にドラムが小松さん、というだけではなく・・)。

 

哀愁のさらばシベリア鉄道

2008-04-22 13:39:27 | いしい
何の脈絡もなく、季節にもまったく関係なく、こんなシングル盤をどん。『哀愁のさらばシベリア鉄道』フィヨルド7 (81年)。



フィヨルド7というのは架空のバンド名で、実際は大滝詠一さんのプロダクト。中味はまあタイトルを見ればわかる、「さらばシベリア鉄道」のインストカバーです。マニア本「All About Niagara」には、このシングル盤についての詳しい情報も書いてあったような気がするけど、本棚の奥から出してくるのが面倒なのでまたの機会に(だってあれ重たいんだもん…)。

このシングル盤は普通にレコード屋で定価700円で買いました。購入場所は、忘れもしない立川のレコード屋だったと思うんだけど、当時、このシングル盤に関する情報を何も持ち合わせてなかったので、買うかどうかレコ箱の前でしばらく悩んだ記憶がある。フィヨルド7なんて得体の知れない名前だし、でも「さらばシベリア鉄道」だし…。

裏もこんな感じで真っ白で(インストで歌詞ないしね)、手がかりになる情報なし。



大滝さんのソニーのシングルは「07SH」で始まる番号のはずなのに、これは「07SP」で始まってたのも謎で。『いったいコレは大滝詠一なのかそうでないのか…』レコ箱の前で悩む女子高生(私)。(今調べると、「SH」は邦楽で「SP」は洋楽みたいだね。「シングル邦楽」「シングルポピュラー」の略なのかな。)でも実体がイマイチわからないながらもやっぱり買おうと思ったのは、盤のラベルに印刷されてるアーティスト番号が「TB-7」(=多羅尾伴内)だったから、だった気がするなー。さすがナイアガラーだけあって的確な判断。まあ、そんなところで的確でも人生何の役にも立ちませんが。

で、ナイアガラーなので、このジャケの元ネタになったシングル盤も持ってるのだ。どん。



ザ・スプートニクス『霧のカレリア』。何年の発売のものだかレコードのどこにも書いてないんだけど、定価¥370だって!私はこれ、中古屋で1000円で買ってるみたいです、レコ購入メモによると。ザ・スプートニクスはスウェーデンのギターインストバンドで、日本でもけっこう人気あったみたいだね。じつはつい何日か前、ぜんぜん別のCDの情報を検索していて、このスプートニクスのアルバムが去年どさっと再発されてたことを知った。だから、ちょっとは脈絡がある記事なのだ。ちょっとだけだけど。ところでスプートニクスの説明に「世界3大エレキバンド」とあるんだけど、ベンチャーズとあともうひとつって何なのかな?

サディスティック・ミカ・バンド

2008-03-15 17:04:58 | ぜん
去年(2007年)はサディスティック・ミカ・バンドの2度目の再結成があった。木村カエラちゃんをフロントに迎えて制作されたアルバムが「ナルキッソス」。前回再結成時(桐島かれんの時)と同じように、各メンバーが何曲かずつ持ち寄った形になっているため、過去の名盤「黒船」のようなトータルなイメージは希薄で、作者の個性がストレートに楽曲に表れている。それもまた、強烈な個性派集団ミカ・バンドのカラーでもあるんだよね。そんでもって、サウンドのどこをとっても余裕が感じられる。「Low Life and High Heels」の間奏では、ストーンズのキース・リチャーズ得意のフレーズをはさんでみたり、とか。遊び心がある。

このアルバムで特に気に入ったのは高橋幸宏さんの作品「The Last Season」と「Tumbleweed」の2曲。淡々とした曲なんだけど、しみじみイイな〜って思う。自分の声が、どうやったら一番生かせるかってことを知り尽くしているんだろうね。木村カエラちゃんも、「イエ〜イ!」って飛び跳ねるような歌ばかりではなく、こういった物憂げなミディアムテンポをこなせるようになれば音楽の幅が広がってくると思う。彼女のアルバム「Scratch」の中の「ワニと小鳥」あたりは、ちょっとそんな感じでイイ。

ところで、ミカ・バンドというと超絶技巧のイメージがあるが、基本は意外にもシンプルなんだなあ。シングル・ヒットした「Big-Bang, Bang!(愛的相対性理論)」なんて、初めてギターを弾く人にお勧めしたいような基本コードで出来ている。そういえば「タイムマシンにおねがい」はE、A、Dの3コードだった。しかもギターの高中正義は、レコーディングに一切のエフェクターを持参しなかったそうな。メンバーに「さすがにピックくらいは持ってきてるよね?」と言われたとか。なんだか、スーパーの食材だけでフランス料理フルコースを作っちゃったみたいで、凄いことである。

結論:木村カエラちゃんって可愛いなあ・・・。ぽっ。

シューベルトのピアノソナタ

2008-01-11 06:53:22 | ぜん
このところ、CDでずっと再生しているのはワルター・クリーンの弾くシューベルトのピアノソナタ。二枚組3セットのコンプリート。実はもう1年くらいに渡り、なんとかモノにしようとトライし続けているのだが、糸口がつかめずにいる。私がクラシック作品を理解する手順は、何度か聴いて印象的なメロディー(たいていテーマ部分)を覚え、それを手がかりに全体像を把握する、というもの。シューベルトのピアノソナタにはそれが通用しない。いつまで経っても作品を貫く一本の芯になるものが見えてこないのだ。

わからないままホッタラカシにしていたところ、村上春樹の「意味がなければスイングはない」を読んで、その理由がよーくわかりました。詳細はそちらを読んで頂くとして、シューベルトはピアノソナタを誰かのためにとか、世間で好評を得ようとか一切考えず、自分の脳内に湧き出たメロディーの数々を片っ端から五線紙に書き留めたのだ、と。だからまとまりに欠けていたり、妙に長かったり、予想を越えた展開するのか〜。

考えてみれば、音楽はもちろん絵画でも小説でも、ちんまりまとまって見てくれがいいだけの作品には興味がない。作者の凄惨な生涯や、清濁の全て、心の内側をうかがい知れるような作品にこそ、対峙したい。歌曲や交響曲において、あれだけの傑作の数々を生み出しながら、正当に評価されなかったシューベルトの葛藤は想像を絶するものがあったと思われる。

真の天才が何の拘束も遠慮もなしに書き上げた作品。ほら、聴いてみたくなるでしょ。手強いけれど、しばらくコイツと付き合ってみよう。

くぐり抜け、ゆけ

2007-11-27 22:22:57 | とり
毎朝、最寄の駅からiPodを聴きながら、満員電車に揺られて地下鉄で山手線の内側に突入。降りる駅の手前で、ちょうど8曲め「サーファー・ガール」になる。奥田さん(NONA。男前)のギターに、シュンちゃん(cafelon。言わずもがなの男前)のピアノ、玄さんのペダルスチール、そして、坂田さんの柔らかいドラム。もちろん、土岐さんの美しくてやさしい声。

2年ぶりのオリジナルアルバム(メジャーデビューアルバムらしい・・・。知らんかった)は、とにかくキュートでポップ。もう10歳若ければ、きっともっと夢中になるのに。背の高い男の人に雑じってライブで盛り上がったり、、、。腰痛で動けない今となってはもう遠い夢か(笑)。


「ああ、体力ないなあ」と思いつつ、階段を登って地上に出て、ゆっくり立ち上がる古本屋さんの前を通り抜ける。うまく都会の波をくぐり抜けられてるとは思えないけど。

あ、ちなみに小松さんも他の曲でドラムを叩いてます(キャー)。

うらいしー

2007-11-24 15:21:34 | いしい
うはー。これ、めっちゃ難しい。
でも、選んでみました。

・「恋のナックルボール」大滝詠一
・「憧れのラジオガール」南佳孝
・「ブルー・ベイビー・ブルー」太田裕美
・「はいからはくち」はっぴいえんど
・「やさしい娼婦」クミコ

ポップさの中に覚悟が、
壮絶さの中に風が。

うーん、やっぱり難しい。
悩みまくる。

でも、まったくしばりナシで
いしいの松本隆ベストをたとえば20曲、
好きに選んでいいよって言われたら
いったいどんなプレイリストになるんだろう?
選ぶ過程が壮大すぎて
取りかかる自分が想像もつかないけど…。

うらぜん

2007-11-22 20:26:26 | ぜん
では、ワタクシも何曲か選んでみました。

・ 「シャドー・ボクサー」原田真二
 これ、まだどこにも入っていなかったよね?風街ミーティングで青山陽一さんが歌ったんだよな〜。

・ 「MOON BABY」鈴木茂
 アルバム「Caution!」のラスト・ナンバー。小品ながら、松本ワールドが一行目から炸裂。月の絵筆がひとすじ、君の瞳をぬらしちゃうんだぜ!もちろん、オープニング・ナンバー、映画のラストシーンみたいな「レイニー・ステイション」も大好きです。

・ 「恋人たちの水平線」祐木奈江
 く〜っ、これはたまらんなあ。無色透明のインクなんてなくたっていいから、「愛してる」って言ってチョーダイ!

・ 「セシールの雨傘」飯島真理
 元カノが新しい彼と歩いているところにバッチリ遭遇しちゃったわけなのです。その時、彼女がとった態度は・・・。俺の気持ちは・・・。く〜っ、わかるなあ。今夜は飲まずにいられねえ!明日、もしも二日酔いになったら松本隆さんのせいである。

・ 「恋のハーフ・ムーン」太田裕美
 はっきり言って、歌手太田裕美さんの世界の相当な部分は松本隆さんのエキスで占められているのです。でも、この作品あたりを最後に、裕美さんは新たな世界へ一歩踏み出し始めたように思います。決別したんじゃなくて、それがあったからこそ進めた、次なる段階へ。

うらトリ

2007-11-21 17:13:28 | とり
むむむむむ。
「甘い・胸キュン・ポップス」の3大好き好き要素を加味して・・・

フォレスト・グリーン(ヒックスヴィル)
スピーチ・バルーン(大滝詠一)
顕微鏡(TICA)
代官山エレジー(藤井隆)

そしてラストは、

KISSからはじまるミステリー

でしょうか・・・。

うら夏 補

2007-11-19 20:54:37 | 夏子
元々。
このブログタイトル「裏風」というのは、風街の裏、の裏だったような気がする。
さんざん本丸で暴れていた我々。
あとキリンジの「風を撃て」と合体したのかな。
撃つ、というのは決して本家と対立しようとしたわけでもない。
きゅん、も本来は「キュート」からの異形。

本家「風街」で「少年」「少女」盤が出るということで、あちらは有名著名人が選ぶ盤。
こういうときのために有名人になっておくべきだった、と激しく後悔しているんだけど。
せっかくこっちの裏があるんだから、こっちの中年で1枚分選んでみませんか。
と今、勝手に思いついた。

「うら俺」夏子
あーでも、わたしのベストもほとんど「少年」「少女」に入っているわけだ。
でも、がんばる。図鑑にもクロニクルにも少年少女にも入ってないのをがんばる。


【ボビーに片想い 手塚さとみ】
これは以前にも書いた。リリース当時は歌本をみて、詞の世界と掛詞に惚れた。
曲はユーミンだったはず。
この一曲が聴きたくて、フォーライフのアイドル寄せ集めアルバムも買った。

【真冬物語  永積タカシ 堀込弟 畠山美由紀】
この歌から、うちの白いAIBOは「真冬」と命名。

【凍った息   松田聖子】
これはSEIKO SUITEでの音が良すぎ。後頭部にジンジンくる。
いちばん高い音で♪半年も待つなんて 永遠と同じ
と歌わせるニクい歌詞

【COOL   南佳孝】
かっこいい。大好き。♪オレをわかってくれなくていいさ
惚れる。惚れた。げ、それから25年。
佳孝さんが歌う松本世界は、どれもこれも好き。理想。
「口笛を吹く女」も「夏服を着た女たち」も。

【未確認飛行体 藤井隆】
これは、通勤途中に頭のなかで妄想リピート。
仕事前、家事前、に口ずさむとしあわせになる。

THE CHILL

2007-11-13 20:56:18 | ぜん
立花ハジメさんの新しいバンド、THE CHILLのデビュー・アルバムであります。どうやら女性ヴォーカルをフロントにしているらしい、という以外の情報は一切なしに聴いてみました。

まず一曲目、調子っぱずれで歪んだギターサウンドにをバックに、天国的な女性のウィスパー・ヴォイスが淡々と流れる。二曲目、調子っぱずれで歪んだギターの激しいストロークをバックに、女の子の明るい歌声が響きます。何なのだ、このサウンドとヴォーカルのギャップは?

ケースからCDを取り出すと、立花さんのコメントが読めるようになっている。えーと、どうやらこの変則チューニングはB-52’sのギタリストだった故リッキー・ウィルソンから教わったもので、5本しか弦が張っておらず(しかも無いのは3弦)、1B2B4D5A6Dということになっているらしい。なんじゃ、それは。しかも、ただでさえ弦が1本少ないっていうのに、1弦と2弦が同じBって、いったい・・・?

で、トータルな作品としてどうなのかというと、いいんだよねえ、これが。ジミヘンを初めて大音量で体験した時みたいな不思議な感覚に襲われる。ネオ・ニュー・ウェイヴというのでしょうか。立花さんのマジックに見事引っかかってしまったようです。

立花ハジメさんという方は、間違いなく天才的なミュージシャンである。例えば鈴木慶一、細野晴臣、坂本龍一といった中に並んでいても全く引けを取らない。それでいて、その天才性を自ら否定しちゃうみたいなところがある。せっかく美しく完成したものを敢えて壊して、はいどうぞって差し出してしまうみたいな。そんなアンバランスな美学を体験してみたい方にお勧めします。

結論:ヴォーカルの紺野千春ちゃんって可愛いなあ、ぽっ。

Mio Fou

2007-10-20 06:35:54 | ぜん
私の敬愛する鈴木博文さんと、私の溺愛する美尾洋乃さんによるユニット、ミオ・フーのセカンド・アルバムであります。ジャケットにはお二人のサインが!レコ発ライヴに行けなくなったワタクシのため、いしーちゃんが気を利かせて入手してくれたのである。ありがと〜!この御恩は一生忘れません。

これが美尾さんのサインかぁ。うっとり。ヴァイオリンの弓を持つ手で書いて下さったのだなあ。時折、髪をかきあげたりする手で書いて下さったのだなあ。普段、お箸を使う手で書いて下さったのだなあ。・・・妄想はまだまだ続くけど、きりがないからこのへんにしておくか。

23年ぶりの録音だというのに、昨日別れて今日また会ったみたいな雰囲気。博文さんはソロでは切なく渋い歌声なんだけど、ミオ・フーではさりげないんだよね。つぶやくみたいで。美尾さんも全編マイペースで。クールなようで、ヘンテコリンでユーモラスなサウンドも健在。この世界観が好きだなあ。

好きなんだけど、感動とは無縁の音楽だと思っていた。油断しました。ラストの「銀の蜂」でギュギュンと涙腺を刺激されてしまいました。不意をつくなんて卑怯だよ、これは。

ところで、去年のミオ・フー再結成ライヴ、今年のレコ発ライヴ、先日のジャック達レコ発ライヴ、美尾さんが出演するライヴに行くはずが、ことごとく仕事に邪魔されて参戦ドタキャン。悪魔が私を翻弄しているのか、神様が「夢は夢のままとっておきなさい」と操作しているとしか思えない。10月26日のメトロトロン大集合ライヴも微妙な雰囲気。はたして私がナマ美尾さんを拝める日は来るのか!?

ラフマニノフの24

2007-09-05 20:28:27 | ぜん
「24の前奏曲集」というとショパンが一番有名で(だよね?)、私も大好き。多くの作曲家がそれに取り組んでいる中で、二番目に好きなのがラフマニノフの作品。なぜ24曲なのかというと、世に存在する全ての「調」は24種類(ハ長調とかト短調とか)であり、それぞれの調でピアノのための前奏曲を一曲ずつ作曲しているのだ。こういうのって、鍵盤楽器ならではの発想だよなあ。ギターだったら、例えばEフラットの曲なんて作ろうと思わないよね(絶対ないとは言えないが)。

ショパンのほうは、一曲が1分にも満たないものもあり、全部通して弾いても40分くらいで終わる。こちらはだいたいその倍の80分。もちろん作曲者は当時知る余地もなかったはずだが、ショパンはちょうどLPレコード1枚分、ラフマニノフは2枚分(CDだとぎりぎり1枚)に相当する。

ショパンが24種類、バラエティの限りを尽くすこと気を配ったとすれば、ラフマニノフは、そのフォーマットの中でいかに芸術的かつ深い感動を込められるかに挑戦したのではないだろうか。(※ラフマニノフのほうは、三種類の前奏曲集をまとめて24曲に仕立てているので、ショパンとは最初の立ち位置が違っていたのかも。)

一曲あたりは2分から5分といったところ。なにしろ技巧と美しさを両立させる巨匠ラフマニノフであるから、ピアノを弾ける人にしかわからない技術的なマジックもあるとは思う。が、素人が楽しみとして聴く分には一曲単位の短さが親しみやすさに通じ、無理なく聴ける。全部通して聴く必要はなく、どこからでも、好きな部分だけ聴いてもいいのだ。

この盤は74〜75年の録音。今では指揮に活動の中心を移しているアシュケナージが、ピアニストとして一番乗っていた時期じゃないかな。

紅茶の温度

2007-09-03 06:51:25 | ぜん
タイツの「紅茶の温度」。失恋の歌にもかかわらず、マーチング・バンドとチンドン屋を足して2で割ったような、やたら元気がよくって吹っ切れたようなリズム。歌の内容と合ってねぇよ、と思われる方もいるかもしれない。でも、これでいいのだ。実際、失恋の時に悲しいフレーズになんてひたってらんないもん。派手にばかばかしくパーッとやるのが正しい(経験談)。

それにしてもこれはいい曲である。あっという間に終わっちゃうのがもったいないくらい。ヴォーカルが一色さんではなく、宮崎祐二さんであることから、これからタイツを聴いてみたいけど、いきなり濃い一色さんのヴォーカルはちょっと怖い、と尻込みしている方には特にお勧めです。

スティーヴ・マックイーンといっても

2007-07-14 06:30:40 | ぜん
発表当時はさっぱり知らなかったんだけど、最近試しに聴いてみたらあまりの良さにびっくりしている一枚。プリファブ・スプラウトの「スティーヴ・マックイーン」(1985年)であります。このタイトル、なんか誤解を受けそうな気がするんだけど、いいのかなあ?

それは置いといて、とにかくこれはイイ。何がいいって、メロディーと歌声と演奏とバックコーラスとサウンド処理ですよ(歌詞はわからん)。ほとんど全部いいってことですね。ネットや音楽誌をあさると、ほとんどのレビューで「青春」という言葉が使われている。そうそう、まさに青春。そのまっただ中にいる人にはわかんなくて、過ぎ去ってしまった人の胸をこそ打ち抜くような世界がここにある。繊細で無防備でがむしゃらで傷つきやすくて・・・という、二度と手に入らない青春の美しい要素がてんこ盛り。バンド名もそういう意味が込められていそうだしね。これは世界中の大人たちにお勧めしたい作品だなあ。ただし、1回聴いただけでは「ふーん、こんなもんか」って思うかもしれない。基本的にシンプルな作りなんだよね。できれば5回以上じっくり耳を傾けて欲しい。

プロデューサーがトーマス・ドルビーというのが泣かせます。エコー処理が絶妙。ウェンディ・スミスのハーモニーと、10ccの「アイム・ノット・イン・ラヴ」を思わせるストリングス風キーボード・サウンド、それらがパディ・マクアルーンの切ないヴォーカルをますます際だたせることに成功している。

参考までに、私の一番のお気に入りナンバー、「When Love Breaks Down」がここで聴けます。
http://www.youtube.com/watch?v=Oh6k052-e_Y
ただし、上で申し上げたように、一回聴いてOKというものではありません。そこんとこ、よろしくお願い致します。尚、このときはランニングシャツ姿で青春してますけど、今はそのままグレイトフル・デッドのメンバーと言っても通用しそうな髭のおじさんになっちゃってるみたいね。ますます好感持ったぜ。

児島未散

2007-05-29 17:04:05 | 夏子
♪逢えるかもしれない・・・

アルバムラストの「逢えるかもしれない」のサビのフレーズから、一曲目の「オーシャンブルー」へ繋がってエンドレスな夏の恋たち。児島未散のデビュー曲「セプテンバー物語」が含まれたアルバム「Best Friend」。これがね、ずっと欲しかった。先月オクで落とさせていただきました。ラブFOR LIFE。
ちょっとまえからコレを入手したことを書こう書こうと思っていたのですが、今日がベストな日和。ミスユニバースで日本人が40数年ぶりにグランプリのニュース。40数年前の世界一の美女がが児島さんのお母様・児島明子さんなのだ。パパは宝田明。バンバン音楽番組に出ることはなかったけれど、児島未散の楚々とした清潔感が好きだったな。
名古屋の土曜夕方「5時SATマガジン」で歌ったときは、ドラムスが古田たかしだったこともあるし。1985年のことらしい。

「セプテンバー物語」をはじめ全曲・松本隆作詞+林哲司作曲で。編曲は新川博、松原正樹。ジャケットが未散ちゃんが赤いオープンカーで髪をかき上げて、その背景は青い海。学校帰り、海へのドライブにぴったりな蒼さよ。いいよねえ、全編そのカラーで統一、それがアルバムっていうもんだ。いいねえ、恋に時間を費やせる学生時代。

ああ、せつなし「セプテンバー物語」鼻に海の砂がちょっとくっついてホニョホニョするカンジ。いや、もう鼻は夏の終わりの香りをこの歌から嗅ぎ取っているのだ。それは、20数年たっても。歌は決してお上手ではないのだけれど、この歌詞に忠実にがんばって歌います、っていうカンジがかわいくてしかたがない。


ジャケ画像をただいま探索中。とりあえず家のジャケをボケて写。