AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

3.0から4.0 全てが誘う先(5)

2017-04-05 17:21:47 | 世界標準の消費価値

これからマーケットが成長していく新興国で、マーケティング4.0を展開してもいまは意味がないという点です。「マーケットが成熟した日本やヨーロッパなどの先進国こそ、こうした先進的なマーケティングが必要になってくるということです。逆にいえば、そうしなければ稼ぐことも利益率を上げることもできないというわけです。」と高岡ネスレ日本株式会社代表取締役社長兼CEOは述べております。
消費者が求めている「消費価値」は洞察していくこと。消費者が望んでいる欲求を市場に要望するとは限りません。
例えば「ペルソナマーケティング」も市場を開拓する一つのヒントです。

ペルソナ(英: persona)とは、カール・グスタフ・ユングの概念。ペルソナという言葉は、元来、古典劇において役者が用いた仮面のことであるが、ユングは人間の外的側面をペルソナと呼んだ。(ペルソナ Wikipediaより引用させて頂きました。)



名前:秋野つゆ 37歳 女性
職業:都心で働くバリバリのキャリアウーマン
特徴:社交的な性格
自分の時間を大事にする
独身か共働きで経済的に余裕あり
シンプルでセンスの良いものを追求
個性的でこだわりがある
人生を楽しみたい
フォアグラよりもレバーを好む
プールに行ったらいきなりクロールで泳ぐ







このように人格・好み・ライフスタイルを細部にわたって再現し、彼女をターゲットとしてあらゆる設計を行ったそうです。
10年で42億円の売り上げを達成した「Soup Stock Tokyo」です。

AIDMAのマーケティングのアイコンに我々は、既に無きアメリカン・ドリーム「市場マーケティングのカタ」にとらわれ過ぎたのかも知れませんAISASにW AISAS 、SEO にターゲティング広告、Owned Media などなど、これらを知って入れば成功したかの様に思わせる。1+1=2 この回答に酔っている方々も多いのです。問題解決は1+○=2 この○は幾らでも数字は入るでしょう。この事が一番重要な事であり、マーケティングにもクリエーティブな作業が求められているのです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿