読売ホール。「ザ・インタープリター」試写会。
公式サイトも始動していなくて予告編だけ。チラシは10行程のコメントのみ。
急に公開が決まったらしいけれど、こういう映画こそ、細かな事前情報が重要な気がする。
2003年に国連内で起きた不可解な実際の殺人事件を基にした映画。
国連通訳のシルヴィアとシークレットサービスのケラー捜査官がある国の暗殺計画に巻きこまれて行く政治サスペンス。
映画史上初、本物の国連内での撮影許可が下り、国連職員もエキストラ出演している。
基になる事件は、自殺とも殺人事件とも不明らしい。
その事件とこの映画の内容とどの位リンクしているのかわからないし、少し出来すぎで甘い部分もあるけれど、ストーリーは全体的によく出来ていて最後までサスペンスとして楽しめる。
初めの、南アフリカの国の政治情勢の辺りがわかりづらい。
そこでついていけないと、面白く観る事は出来ないかもしれない。
通訳する形を取って語られる、独裁的な大統領と民主化の為闘い殺されていく活動家達との関係や国の内政。
セリフが早く、字幕の意味を汲み取る前にどんどん流れていくので、相当集中して観ないとのっけから置いて行かれる。
初めの方でもう観る気をなくしたカップル、眠りに落ちたおじ様、足をブラブラしだしたおば様。でもみんな最後まで頑張って観ていた。昨日の「さよなら、さよならハリウッド」は早々に席を立つ人が何人かいたけれど、ニコール・キッドマン×ショーン・ペンならまだ何とか観られたのか。
何とか話について行くと、中盤のクライマックスシーンでサスペンスタッチに俄然勢いが増し、急にとても面白く、手に汗握る展開に。その後またトーンダウンするが、最後までニコール・キッドマン演じる女性シルヴィアに引っ張られ、退屈する暇はない。
ニコール・キッドマン作品は、ただでは終わらない筈と決めつけて観ているので、何となくラストも想像出来るのだけれど、まあそんな予想も裏切られずに、期待通りの意外な展開を楽しむ。
ニコール・キッドマンが演じているのだから、普通の女ではないだろう、といつも過剰に期待してしまう。実際、期待通りのちょっと意外で、魅力的で、奥の深い、影のある、謎の女をいつも見せてくれるから、段々彼女への期待感が増していく。でも、「ステップフォード・ワイフステップフォード・ワイフ」のような事もあるので、過度に期待しない事にしている。
今作、「アカデミー賞俳優ニコール・キッドマンとショーン・ペンの演技合戦」というキャプションがあったので、そう言う目で観てみれば、ショーン・ペンに軍配か。
この映画ではわざとぼさぼさ髪を一つに結っただけ、いつもそっけないパンツスーツで地味さを出してはいるものの、ニコール・キッドマンは美しすぎる。
顔にシワが全然ないので、シワだらけの顔をクシャクシャにして演技するショーン・ペンと交互に観ているとまるで能面のよう。
表情が全然なくて(この役はあえてそういう演技なのか??)、色が白過ぎて泣く場面でも涙が見えない程!
対するショーン・ペンは、たとえその前後のシーンで寝ていても、このシーンだけ観て泣ける!という恐ろしい演技を魅せてくれる。
ニコール・キッドマンは、この映画でショーン・ペンと初共演。
貪欲な彼女はきっと、ショーン・ペンから何かを吸収し、また更にパワーアップして、こちらの期待を良い意味で裏切るような新しい演技を魅せてくれるだろう。たまに痛い目にあっても、気になってしまう、つい期待してしまう人。
初めの方からすごく気になったのは、ブロンドの長い前髪でずっとニコール・キッドマンの右目が隠れている事。
あんまりずっと、いつも隠れているので、これは良く言う、何かを隠している事を暗喩するためにわざとやっているのかも?なんて余計な憶測をしてしまう。
アカデミー賞監督、シドニー・ポラックの演出なのか?
でも、髪が垂れて目が見えなかった直後にカットバックした同じ場面で、髪が耳にかかっていて目が見えたりして、明らかに繋ぎがおかしいシーンが何回もあった。
これ、わざとでなかったら、編集の問題なのか、そこまで撮る方は気にしていないのか。観た人は気にならないのかな。すごく気になった前髪だった。
はい、仰せの通りにしますですよ。
順番であれこれ、アタフタ見ねば!で、また参りますね。ゆっくり書き込ませて貰いますですよ。
「コーラス」だけTBできない・・・あ、こんなとこに書いてしまった!
私も同行者に「初めのあれはこういう事だったの?」(初めからわかってなかったのか!?)とか聞きましたが、でも最後まで面白くは観られました。
色んな方の感想を聞いてみたい映画ですね。
金曜の夜に観るにはいい映画だったと思います。今後、ブログが普及していくと、試写会後は感想記事があふれることになりそうですね。
まだ一ヶ月も経ってないのに、映画の細部を忘れてしまいました。
そういう時の為にもブログを残しておくのはいいのかもしれません。また遊びに来て下さいね!
公開直前ギリギリの試写会行ってきました
途中「長いなぁ」と思ったときもありましたが、最後まで堪能しました♪
ニコール・キッドマンの肌、アレはもう陶器ですよ
違反です、ずるいです(笑)
映画の話とは関係ないですが、私も映画の後は美味しいものがお約束です♪
昨日はタイやインドネシアなどのエスニック料理がグーでした♪
でも試写会ばかりじゃないので、レディス・デイでも結局高くついちゃいますけど(トホホ)
美しいですねー。相変わらず。
彼女に美しさ以上の物を要求してしまう事が間違ってるのでしょうか??
試写で見に行くようになってから劇場公開作品を全然観なくなってしまいました。真の映画好きとは言えないかもと最近よく思います。
映画観た後に、美味しい食事しながら映画の感想をあれこれと語り合うの、最高に楽しいひとときですよね!
また遊びに来て下さいね!
確かに、シルヴィアの前髪ちょっと気になり
ましたねぇ・・・ 神経質みたいな演出なんで
しょうかね??
あの長ーい前髪、もの凄く気になってしまいました。 細かい所気になってしまうんですよね。
なんでもブログですが、お暇な時にでもまた覗いて下さいね!
旅費が浮くどころか遊びまくったよヽ( ・∀・)ノ
http://houkei.yycola.net/gyaku/wkUGFaSv.html