まるちゃんの めざせ!快適シンプルLife

本当の幸せを見つけて・・・
  第2の人生を歩き出した
      まるちゃんの徒然日記
    
 

「慈悲喜捨」って?

2015年02月12日 | お釈迦様

きのうの補足です。

 

とは・・・
心を解放する「友情」の心
「慈しみ」とは、自分の親しい人、友達などを見たら、心に現れる気持ち、とても仲のいい友達に久しぶりに会った時の気持ち。要するに「友情」。徐々にこの気持ちを成長させて、一切の生命に対して慈しみを感じられるところまで成長させなくてはいけないのです。
仲の良い友人のことを思うと、明るい気持ちになります。楽しくなります。リラックスした気分になります。元気になります。微笑みが現れます。その気持ちが、どんな生命に接しても現れてくるならば、なんという幸福な気分でしょう。・・・・幸福を目指すならば、慈しみを実践することです。友情を実践することです。
友情というのは、束縛なく、義務・義理も感じない、一緒にいて楽しい人だから友人との間に芽生えるものです。・・・・・すべての生命が友人たちだという気持ちをつくってみれば、想像を絶する無制限の解放感を感じるのです。民族的な差別や、国に対する区別や、あれやこれやの制限がすべてなくなり、みんな仲間であるという気持ちになるのです。・・・・・友情の実践によって、自我の気持ち、怒り・嫉妬・憎しみ・差別意識などは消えてしまうのです。他人から何かしてもらうことばかり考えている人が、他人に何をしてあげるべきか、ということを優先にするようになるのです。

とは・・・
エゴをなくす「憐れみ」の心
不幸に陥っていたり、悩んで苦しんでいたり、被害に遭っている人を見ると、心に現れる気持ち。人を助けてあげたい、苦しみをなくしてあげたい。悩んで悲しんで不幸に陥っている人を見ると、「ああ、何とかできれば」という気持ちが生まれるでしょう。・・・自分のことばかり考えたり気にしたりすると、心は自己中心的になって閉じています。自分のことばかり心配すると、心は閉じてしまうのです。・・・・人を助けたいという気持ちは、心を解放します。活発にします。「関係ない」とそっぽを向くと心が閉じます。・・・ほかを憐れむ気持ちを起こせば開放的になります。・・・内向きの心が、「助けてあげる」という気分になった瞬間、パッと自由になって開きます。・・・・覚った人は、一切の生命が幸福になってほしい、悩んでほしくないと自動的に思うようになります。しかし、私たち凡人は、解脱者のような自動モードを持ち合わせていません。・・・その気持ちを少しずつ育てていけばいいのです。そうすると、あたかも太陽にでもなったかのような、たいへん強力なパワーが自分の中に生まれてくるのです。

とは・・・
嫉妬を壊し広い心をもたらす「喜び」の心
相手の成長、成功、幸福、勝利などを見て、自分も共感して一緒に喜べるといった、相手の喜びを自分のもののように感じる気持ちのこと。
自我の意識が異常に強い人は、他人が成功すると嫉妬したり、落ち込んだりします。関係ないのに恨んだりもします。危険で自己破壊的な性格です。みんなうまくいっていると、それを見て悔しいと、うらんだりしてしまうのです。自分とは関係ないと思うことができないのです。
「ああ、よかった、おめでとう」「しっかりがんばっているんだから、当然ですね」と思うと、解放感を感じます。・・・この解放感を目指して、まず誰か一人に対して・・・・そして、二人、三人、四人・・・と、どんどんたくさんの人に広げていきましょう。

とは・・・
愛欲から心を解放する捨は「冷静」という意味
特別な感情を持たない、平静に見守る、差別意識が全くない、他人の感情にのったり同情したりしない。「一切の生命は平等である」という立場で、他者に接すること。
無関心はエゴのむき出しなのです。他者のことに関心はあるが、自分が他人の気持ちによって揺らぐことなく、冷静でいること・・・。・・・・自分の心は他者の感情に振り回されないので、他人の問題がなんであろうとも、正しく接することができるのです。・・・・人を助けてあげることをイメージしてください。・・・・「なんのこともない。当たり前でしょうかえって私が楽しいです」という気分で助けてあげると、相手がすごく気楽になります。・・・必要なのは冷静に対応することです。同情ではありません。・・・・立派な人は、相手の気持ちによって自分の心が動くことはないのです。「まあまあ、落ち着いてください、何とかしますから」というように冷静です。これもまた、心の自由を意味します。
「捨」を実践するためには、一切の生命は平等であると、まず知ることです。あなただけ特別ではない、私だって特別ではない、ということを知るのです。

電車に乗ったら友情、困っている人や生命を見たら憐れみ、成功を収めた人に出会ったら喜び、一人でいる時は冷静、というように、実践するのもよいのです。目指す結果は、心の自由、精神の自由であり、そこに達する道が四つあるということです。 (…以上、「不安を静めるブッダの言葉」から抜粋)

「慈経」の中に「慈しみ」についての心構え、実践の仕方があります。参考になります。(「不安を鎮める・・・」の中でも分かりやすく説明してあります。)
慈悲の実践は、世の中の現実を語っているのではなく、高度な?生き方を推薦しているのです。やってみると、心が成長していきます。差別意識が壊れていきます。 

慈悲の瞑想をしてもいいと思います。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへ  

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「不安を鎮めるブッダの言葉... | トップ | 姪の高校受験 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

お釈迦様」カテゴリの最新記事