白夜の炎

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今の日本の政治とは…

2013-09-28 23:07:45 | 政治
 「副総理兼財務大臣である麻生太郎は先ごろの講演で、「ナチスの手口」に学んで憲法を改定しようと語った。聴衆席の政治家や財界人たちはゲラゲラと笑ってこの発言を迎えた。この野卑さと軽薄さこそが耐えがたい。これこそがファシズムの温床である。だが、日本社会で麻生発言を追及する声は弱々しい。

 「きっと、こうだったのだろうな」と私は思う。白バラの学生たちが生きた時代、彼らを「きわみない孤独」へと追いやった空気も、きっとこうだったのだろう。」
(徐京植)

以上は http://japan.hani.co.kr/arti/culture/15669.html より。

 日本にも反戦反軍活動した人たちはいたのに。今の日本は彼らを顧みようともしない。外地で殺戮し、敗戦後はアメリカにおもねり傀儡になる。そんな人間が支配者となっているのが今の日本。

 そんな連中の歴史認識や政治意識が「日本」の歴史認識とされ、政治理念とされる。それを傀儡の雇い主アメリカが活用する。

 当然そのような歴史認識が中国や韓国の懸念を呼び起こさないわけがないので、深刻な外交問題となる。 私たちは恥じるべきだ。

 そういえば日本の歴史教科書に、戦時中言論の自由を求めた横浜事件や、中国の反戦兵士のことなど1行も出てこない。日本人の、日本の歴史なのに。

 要領のいい人間。傀儡に簡単になれる人間。道徳性を書いた人間。金と権力以外に判断基準のない人間。こういう人たちが戦後政治を担ってきた。

 の最悪の後継者が、安倍、麻生だ。そうもう一つ付け加えるべきことは、彼らが知的能力に欠けるということ。だから官僚に自分の頭脳になってもらう必要がある。かくして官僚-政権の安定して関係が生まれ、財界に支えられて、かつての黄金のトライアングルが再現される。

 そこから生まれる経済政策は、既得権益層へのばらまき以外の何物でもないことは明白。付け加わったものは、TPP参加。傀儡らしい政策ですね。


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