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みんなの党とアイソン彗星の類似点

2013-12-14 17:27:24 | 日記
みんなの党とアイソン彗星の類似点

風刺です。
川柳
アイソン星、近づきすぎて、分裂し。
みんなの党、すり寄りすぎて、分裂し。

若干翻訳
アイソン彗星は、11/29未明、巨大な太陽に近づきすぎて、分裂してしまった。
みんなの党も、強大な自民党にすり寄りすぎて、分裂してしまった。12/9。

みんなの党とアイソン彗星の類似点

2013-12-14 17:27:24 | 日記
みんなの党とアイソン彗星の類似点

風刺です。
川柳
アイソン星、近づきすぎて、分裂し。
みんなの党、すり寄りすぎて、分裂し。

若干翻訳
アイソン彗星は、11/29未明、巨大な太陽に近づきすぎて、分裂してしまった。
みんなの党も、強大な自民党にすり寄りすぎて、分裂してしまった。12/9。

特定秘密保護法案

2013-12-01 19:53:15 | 日記
<根本はなにか>
最初に、根本的な原理原則をきちんと考えてほしい。
何を決めるのか。本質的な目的を明確にする。本質を見定めて原則を決めて、拡大解釈できないような普遍的な原則は何か。それを原則としてきちんと決めてほしい。具体的な項目を、考える前に必要なことだろう。

<人権>
個人の自由と尊厳とはなんだろうか?自分のことは自分の考え方に従ってきめる。自分の運命は自分できめる。(<=自分のことを自分で責任を持つという意味。)。 自分たちの運命は自分たちが決める。これは意志を持つものに対する尊厳である。尊重されるべきものは、普遍的な人権であり国民の権利であり義務(自分の尊厳を保つ)である。国民主権であるならば国の運命は主権者たる国民が決める。

<間違いはすぐ正す>
人間は間違いを冒しやすいという性質を持つならば、権力を持った人間の決めた国の方針を軌道修正する権利と義務は国民の側に確実に担保されなければならない。機密は確実に期限を決めて、例外なく公開にするのが正しいと思う。国としての秘密事項があったとしても、もし国の政策が間違っていれば、国民が権力者の間違いを修正できる機会が必要だろう。秘密の内容によっては国民に重大な不利益が及ぶかもしれない。修正が手遅れにならないようにする為には、早めに不要な機密は解除するべきだろう。そうすれば国民が機密内容を知って、修正あるいは是正することができるだろう。。不要な機密をため込まないようにきちんと第三者機関が監視すべきだろう。

<抑圧>
各個人や各集団の意志が尊重されない世界で何がおこるか。それは殺人であったり拷問であったり、弾圧であろう。権力者が一般国民を烏合の衆と見下して蚊帳の外に置く、知らしむべからず、という考え方だろう。それを避けるためには、権力側が秘密を持っていたとしても、いつか必ず公にしなければならない。一部の権力者のために、国民が何も知らされず、破滅の運命から逃れられないとするならば人権はない。人の尊厳はない。

最近の一番大きな国民に犠牲を強いた出来事は太平洋戦争だろう。旧日本軍の大本営の嘘の発表、敗戦が濃厚であることが国民に知らされれば、もっと早く戦争を終わらせることができただろう。「嘘は泥棒(=犯罪)の始まり」というけれど、まさしく秘密は嘘の始まりであり、国家の嘘は、国家の犯罪の始まりなのだ。このような例は世界の歴史の中にいくらでもあるではないか?今後はこういう負の歴史の復活はあってはならない。

<原則>
そういう原則をきちんと担保するためには、以下の項目を考慮する必要があると思う。

①機密はある時期に必ず公開すること。例外を設けてはいけない。(例外や、但し書きをつけさせるのは政治家や役人の仕掛けとなることが多い。例えば東日本大震災の復興予算を全然関係ないところで使うための仕掛けであった。)。例外を作らないことが必要。党利党略のために枝葉末節の議論だけをし、文言を盛り込もうとするから、例外ができて法律が骨抜きになる。

②機密は破棄できない。公開することなしに、闇に葬ることはできない。機密を破棄したら罰せられるべき。(※上記①と同じことだが、きちんと定義しておかないと抜け道になる。例えば、機密を破棄してしまえば、機密はないのだから、公開も何もないという屁理屈がまかり通るかもしれない)。 例えば、従軍慰安婦問題、韓国から一方的に言われても、戦後生まれの我々は反論ができない。反論のための事実をしらないからだ。もし仮に何らかの証拠が残っていれば、実態に即して反論もできるし、従軍慰安婦問題が事実であれば、謝罪もできるであろう。証拠がなければ反論も謝罪もできない。事実が共有できれば国どうしのいさかいはない。(※言いたいことは、「事実を知らされなければ、後の代の人々は、反論もできない」ということだ。日本の国が冤罪の被害をこうむることになりかねない)

③秘密の指定には第三者機関を設置して監視する。
 理由は、どんな人間でも間違うことが有る。組織の中には、地位に関係なく、私利私欲で物事を決めるような悪い人間も必ず存在する。悪は善人をひきずりおろす。朱に交われば赤くなるの例えの通り。猪瀬知事の借用金問題などは、そのよい例だと思う。

④時の政府は、特定秘密を決める権限と同時に、特定秘密を解除する権限をもつこと。政権が変わった場合は、再チェックを入れ確認する。まちがいをできるだけ早く修正することは、国民、将来を担う子供たちや、若者への義務だろう。誠意だろう。事実上効力を失った秘密事項は、その時点で秘密解除することが必要だ。特定秘密を解除できないとどういうことがおきるか?例えば、沖縄返還で密約があったが、アメリカが秘密解除して密約が公表された。日本では、秘密事項が続いている。そうすると密約はなかったとその後数十年嘘をつき通すことになる。事実が明らかになっているのに、国のトップが嘘をつかざるを得ない。嘘をつく政治家、官僚、嘘をつくことが、当たり前の日本。こういう日本は美しい国とは言えない。日本は求心力を失い、崩壊しかねない。

⑤特定秘密の全ての内容について第三者監視を行う。
第三者監視を「項目だけに留める」という議論があるが、それでは第三者の監視の意味はない。項目というのは、都合の悪いことはいくらでもかくせるからだ。また、身内が監視しても意味がない。独立した、チームが必要だろう。(直近の例では年金使い込み事件が、いい手本である。一人で管理したり身内で管理しても、事件防止にはならないのは明らか。)この秘密情報の権力者への一方的な集中は、必ずや、重大な人権侵害を引き起こすことは歴史を見れば一目瞭然だろう。一方的な秘密管理は、基本的な間違いである。ナチスや、旧大日本帝国大本営のように、権力が嘘偽りを作り出す悪をだれも止められなくなる。
政治家の物事の決め方は非常に論理性に欠けるように思う。個々の派閥や党の思惑をもとに、その思惑を実現するための思いつきで法案を作っているようにしか見えない。何が原則かということに全く思いが至ってないように思う。根本的な、論理展開がないから、例外はできるわ、抜け道はあるは、官僚にとっては、「運用」と称して何でもで好き勝手にできる法律ができる。原則が見えないから、ロジックが見えないから、国民は権力によって何をされるかわからないという構図が出来、不安要素がぬぐえないのだと思う。まさしく安心できない法案なのだ。(国民にとって、原発がいつどこで事故が起きるか安心できないように、いつどこでヒトラーのような人物がこの法案を根拠に国民を支配するか、安心できないのだ。)

<論理性の無さ>
ちょっと理屈っぽい話かもしれないが、数学的に考えてみる。

文A:その国が国民主権ならば、=>(すべての)秘密は開示される。
文B:(一部の)秘密が開示されないならば、=>その国は国民主権ではない。

文Aと文Bは数学の言葉を使えば「対偶」であり、論理的に完全に同じことなのだが、これをしっかりと認識できる政治家がどれだけいるだろうか?これを読んで「何をくだらないオタクみたいなことを言っているのだ!」と思ったとしたら、本質的な物事を論じるにはほど遠いと思う。


この文Bの意味は、「もし法案が通れば、日本は、国民主権の国家ではない」、ということを示している。(「文Aが正しければ」という前提は必要だが。)これはどんな人も否定できない真理である。「日本は、国民主権を放棄した」ということが、証明されてしまうことになる。日本が、国民主権を謳うので有れば、秘密は、必ず開示しなければならない。すなわち、絶対的な要請であるということを理解しなければならない。こういう論理が分からなければ、議論は所詮「言い合い」に終始し、口げんかに勝った/負けたの勝負でしかなく、自分都合の勝手な理屈を戦わせるだけの議論になってしまう。これが、今の国会の実態でな無いかと思う。
「こんなのは机上の空論だ。あるいは現実は理屈通りにはいかない(実際そうなっているが)」という人も、いるだろうと思うが、議論を尽くせば尽くすほど、「この理屈が動かしがたい根本原理だ」ということに気付くことになるだろう。なぜならば、これは人類がたどり着いた真理だからだ。国民主権の国家を謳いたいのに、秘密にしておきたい。論理的には完全なる矛盾である(数学でいえば”空集合”となる)。国会でこういう議論をしていることこそが、まさしく机上の”空論”ということだろう。

<秘密にされそうな具体的な候補項目>
核のゴミ問題
核のゴミ処分場が秘密裏に決定され、準備が進められる。核のゴミをどこにどれだけおいてあるか?住民に知らされない。放射能の高いエリアがどこかも知らされない。もしこうなったら、逃げるにしても、放射能の状況がわからない。そのほかにも、いろいろ各界から不安視されている具体項目がある。

では、このような候補項目に対して、民間人が逮捕や警察の取り調べに巻き込まれない保証があるのか。その保障となる具体的法律はどれか。政府は、国会や記者会見で”民間人が巻き込まれることはない”と口頭で言うだけではなくて、具体的に歯止めとなる、法律がどれかを示すことが必要だと思う。この法案に賛成した党も同じ義務があると思う。

<党利党略批判、嘆き>
上記を鑑みれば、今回衆議院での「みんなの党」や「維新の会」の自民党へのあからさまな「すり寄り」にはにはがっかりした。こういう基本的人権にかかわる事を駆け引きの道具として物事を決めていくというのは、権力の私物化、党の私物化以外の何ものでもない。(←国民を主体に物事を考えてないという意味)

最近のみんなの党は信念をもった行動をしているとはとても思えない。国民の顔色を窺って、どうやって国民の目を引くかに終始しているように思える。みんなの党にはぶれない主体性を期待していた。日本のため国民のために、泥をかぶっても意志を貫く党だと思っていたのだが、やはり自分の身が大切なのか。物事を国民みんなのために是々非々で判断し、権力の横暴には敢然と対峙するのがみんなの党や維新だと思っていたが、何と党利党略、自己保身に走ってしまった。今の「政治家には命を懸けて信念に従う」という志は消えたのか、魂が消え失せている。これまでに支持してきた有権者に対する裏切りだろう。渡辺党首は、かつて、自民党時代に霞が関改革を、最後の一人になっても戦っていた姿を見て、素晴らしい政治家だと思っていたのに残念だ。世は移ろい人は変わるということか?自身の信念を通すためには、命も投げ出すくらいの気概がなければ党首としてはふさわしくない。

維新の会の自民党との交渉担当議員の耳を疑う突然の妥協。その妥協させられてしまった構図は、まんまとだまされてしまった子供のお使いと一緒ではないか。「第三者機関の設置に関しては”検討する”という文言を盛り込むことで妥協した」というが、”検討する”ということの実質的意味は何も無いことは明らかではないか。これは交渉ではない。これこそが妥協することを目的に、自民党と交渉しているように見せかけている「やらせ」の明確な証拠だろう。国会議決で、自民党側につくことが、目標となっているといわれても仕方がない。賛否は、自己都合ではなく、是々非々でやってもらいたい。

こういう政治家ばかりになっては、本当の日本を取り戻すには100年かかってしまうだろう。