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1994年の「包装・古紙・タイヤ」から始まったスウェーデンの製造者責任制度は、98年の「自動車」を経て、2001年の「電気・電子機器」にまで発展してきました。
スウェーデンの電子機器の販売量は92年に対して99年は重量ベース(トン)で3倍以上となりました。電気・電子機器は人や環境に有害な多くの化学物質を含んでいます。スウェーデンのエコサイクル委員会は94年に、この制度の検討段階で調査されたスウェーデン製の電気・電子製品に含まれる有害物質の結果を公表しました。
スウェーデンでは臭素化難燃材(例えばPBDEs)が注目されています。PCBsの母乳中濃度は減少していますが、PBDEsの母乳中濃度は過去5年間に2倍となりました。ある電子機器の解体工場の作業員の血液サンプルからPBDEsの濃度上昇が認められています。
明日から数回にわたって、「電気・電子機器に対する製造者責任制度」の概要を紹介します。
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