石ころ

初ヒグラシ

雨の後のひやりとした風と共にヒグラシの鳴き声。今年初めてなのに、薄暮の山々から一斉に鳴き始める。「せーの!」って感じ・・
ヒグラシの声を聞くと涼しい風を感じる。
主人がぽつんと「ヒグラシが鳴き出すと日が短くなってくる。」とつぶやいた。

最近、ホトトギスの声を聞くことが少なくて寂しい・・ウグイスも賢くなってそうそうは騙されて子育てを引き受けなくなったから・・なんて、どこかで読んだけれど・・。しかし、ウグイスの声そのものが少なくなっている。どうしたのだろう・・。

カワラナデシコが雨に打たれ倒れては起き上がり、倒れては起き上がって、優しいピンクの花を沢山つけている。弱々しそうな切れ長の花弁だけれど、しなやかにしたたかに天を見上げて咲いている。

長雨が嫌だとか、強い雨に叩きつけられたとかつぶやくことも嘆くこともない。身を寄せ合ってしっかりと天見つめて咲いている。
幼い頃に着せられた絽の水色の浴衣には、ピンクのナデシコの花が描かれていた。他のことはみんな忘れたけれどナデシコの花は覚えている。

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