医大に問い合わせてみると診断書は出来ているとのこと。すぐに取りに行きますと言うことで、午後ではあったけれど出掛けた。
電車の中で心はシンと落ち着いていた。主人と一緒に下りた駅で降りて、一緒に歩いた道、一緒に渡った信号を渡るときも心は静かに落ち着いていた。
すべての手続きを終えて、持って来ていた封筒に書類を入れて封をし、ポストを見つけて放り込んだ。
コトンという音を聞いた瞬間、「ご苦労さんやったなぁ・・ありがとう。」という主人の言葉が体の中に入ってきた。
「もうええでぇ、ありがとう。ようやってくれたなぁ。お前やさかい出来たんや」
「いや、あの時はごめん・・もっと・・」
「そんなこと、もう言わんでもええ。全部、言うとおりにしてくれたやろ・・もう満足や。また会うときまでさようなら」
「えっ。さようならって・・」
「幸せに暮らしや。イエス様と一緒やさかい安心や。もう、俺のことで悲しまんでもええ」
ホームに立っているときも言葉が続いていた。私も思いの限りを言葉にして内に話し続けていた。
「さようならって、そんな・・、でも、それでええんやね。うん、また会う日まで幸せに暮らすよ」
茜色と藍色が出会う空の下で心に決めた。のど元に出来ていた涙の塊がゆっくりと溶けていった。
今朝、日記に書かれていた昨日の祈りを見て、そのことが主のご真実であったことを知った。
「『いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。』みことばを私に実現してください。」と書いてあった。
祈っても忘れていたのに・・、すべては主のご真実によって、主人の言葉を備え私を導いてくださったのだろう・・。
昨夜も今日も心がほっこりと温かい。それは、いつもある喜び、どんな時も持ち去られることのない喜び。涙の塊は消えた。
いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
すべての事について、感謝しなさい。
これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。(Ⅰテサロニケ5:16~18)
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ムベ
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