どんぽのばぶさん61~

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退院して22日が経ちました。不便を生きる。

2017-11-12 08:02:25 | 日々の暮らしの中で
私を気遣って「調子はどう?大丈夫?無理しないでね」といろいろな方がいろいろなタイミングで声を掛けてくれます。ついつい病人になりそうなひと時です。
相手の気遣いや心配に感謝しつつも『病気になっても病人になるな』です。

こういった意味合いで、脳内出血というダメージを受けたことが、肉体的な面よりも精神的な面のほうに影響を見せだした頃でもありました。確かにけがをした以前の自分と比べると自分の体内から出てくるオーラのテンションが低いです。相手の方はここを感じ取っての見舞いの言葉です。
この点は致し方ないので徒に否定したり無理に元気を装ったりはしないように努めています。

『無理』『無理しないで…』 何度も聴くこの言葉です。
私は自問自答してみます。 無理って何でしょうね。
試みに国語辞書を引いてみますと、
①道理に反すること、筋が通らないこと。
②困難な事。不可能。
③あえてすること
「無理が通れば道理が引っ込む」という教えなどは私が長く親しんできている言葉です。
無理をしないでやりたいことをやる方法を新たに創造する時期にはいています。

今まではいつもやりたいことが次々あって45年間ワクワク暮らしてきましたからよる夜中でも、閃いたら起き出して作り物やら試作やらなどしてきました。
遠距離でもとんぼ返りのようにフットワークも軽く行動してきました。
確かにこれらはいわゆる無理の範中であったかもしれません。

左被殻出血というシグナルで脳がそのことを私に教えたのでしょう。そろそろ休憩しましょうよ。
いつまでも若い時の体力ではないのだから宗旨替えしましょう、という脳からの提案です。

今回入院中リハビリの先生から大事な心得として諭されたことは『夜は脳を休ませる時間』ともかく夜は早く寝て脳を休ませることを優先させる。「21:00から遅くとも22:00前には就寝する」という心がけを実践しています。まれに20:00代にも就寝します。長い間の生活習慣ですから早々に眠りにつけません。けれども「眠れない」ということを気に病むことをやめにしました。まれにシュッと眠りにつけることもありますが、一進一退、時には一進二退、何があってもこんな時もあるさと受け止めるように努めています。
退院時Dr.からは『おおむね向こう二カ月間は車の運転はやめてください』とドクターストップです。
そこで自転車と徒歩を駆使しての暮らしになりました。バイト先への通勤はかつて自転車でしたが、リハビリを兼ねて徒歩38分しています。コインランドリー往復1.9キロは車でなく自転車の荷台に洗濯物をバッグに詰めて運びます。車で移動していた買い出しも『歩いて行ってみよう』と片道30分。
不便という感じ取り方よりも『新たな付加価値をつけている買い物』という風に思うようになりました。

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