南無煩悩大菩薩

今日是好日也

同時に「同じで異なる」サークル作り

2016-10-17 | 古今北東西南の切抜
(photo/source)

・・心理学者マリリン・ブルーアーは、特異な共通性がなぜこれほど人に影響を与えるかを説明する学説を展開している。

私たちには同化したいという欲求があり、人とつながり、強く結びつき、コミュニティの一員になりたいと思う。その一方で異化したいという欲求もあり、ユニークで他とは違う、個性的な存在でありたいとも思っている。

社会で生きていると、この二つの動機がしょっちゅう葛藤することになる。グループと強く結びつけばつくほど、特異意識を失うリスクが大きくなる。逆に、自分が他人から際立った存在になればなるほど、帰属意識を失うリスクは大きくなるからだ。

では、この葛藤をどのように解消すればいいだろうか。解決策は、同時に「同じで異なる」存在になることである。

つまり、同時に「同化し異化する」方法を探せばいいのだ。

「同化し異化する」ことを達成するもっとも一般的な方法は、特異なグループに参加することである。グループに所属して、関心、アイデンティティ、目標、価値観、スキル、特性、経験を分かち合えば、人とつながっているという意識や帰属意識を持つことができる。

また他のグループと明らかに違っているグループに所属することで、特異意識を持つことも出来る。人は、珍しい類似性を共有する個人やグループにより強く愛着を感じるものなのだ。

共通の特徴が珍しければ珍しいほど、絆が強くなるのである。研究によれば、人は帰属意識と特異意識の両方を与えてくれるグループでより幸福を感じるという。こうしたグループを非常に誇りに思い、強い愛着を抱くとともに、自分が評価されているとも感じるのだ。

-切抜/アダム・グラント「GIVE&TAKE」より-
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
煩悩先生へ (sugiura)
2016-10-18 06:27:55
体験として胸に落ちます。一人の友だけを得て大人になりました。社会に出てからはお付き合いが嫌で独り立ちをしました。

振り返ってもおかしな暮らしです。
sugiura様 (煩悩)
2016-10-19 14:54:17
「おかしな暮らし」ならず、

「暮らしがおかしい」ので困りもんです。

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