おひさまぶんこ

たくさんの絵本にかこまれて、親子でゆったりした時間を過ごしませんか
おはなし会やかんたん工作、本の貸し出しをしています

2月のつくろう会

2014-02-27 | つくろう会記録
2月26日 「ロープウェイ」
       (別冊幼児と保育95.7「牛乳パック&ペットボトルでつくる」P.74参照)
 
 (絵本 「でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」 間瀬なおかた作 ひさかたチャイルド・ 「ちょうちょうひらひら」 まどみちお文 にしまきかやこ絵 こぐま社)

 (準 備:)
 ① 角形ペットボトル(2リットル・ふた付) 1本
 ② トイレットペーパーの芯 1本
 ③ たこ糸(1.5~2メートルにカット) 1本
 ④ ストロー(3cm程度にカットしたものを2本)
 ⑤ ビニールテープ
 ⑥ シール
 
 (手 順)
 ① ペットボトルをビニールテープやシールで飾る。トイレットペーパーの芯も同様に飾る
 ② ペットボトルの片側にトイレットペーパーの芯をビニールテープでとめる。
 ③ たこ糸の両端にストローでそれぞれ持ち手をつける。
 ④ たこ糸をトイレットペーパーの芯に通す。たこ糸を半分に折り、輪の方がペットボトルの口の側に来るように通す。


 (遊び方)
 たこ糸の輪の部分をやや高めの釘などにひっかけるか、大人が持つ。ストローの持ち手を開くと進み、閉じるとバックする。
 
 
 (スタッフによる試作品です。)

 ☆ 2歳児の男の子が来てくれました。乗り物大好きな子なので、興味をもってくれるのでは…と期待したのですが、反応はいまひとつ…お家に持ち帰って楽しんでもらえたらいいなぁと思います。お母さんが赤ちゃんを抱っこしていたので、製作はスタッフがフォローしました。男の子は、ビニールテープを貼る部分をスタッフと一緒に行ないました。
 ☆ お母さんには、たこ糸の扱い、巻き付き等への注意を喚起しました。
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2月のオススメ

2014-02-04 | 本の紹介
 1月のオススメコーナーをお休みしてしまいましたので、こちらで新年のご挨拶となりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 インフルエンザが、相当な勢いで広がっているようです。皆さんのご健康をいつも以上にお祈りいたします。

 さて、今年も(出来るだけ)毎月、おひさまぶんこにある本を紹介していきたいと思います。この文章を書いている今日は立春、ですが、この冬(春?)初めて本格的な雪が降りましたので、今ならまだセーフかな?…と雪の季節のお話をひとつ、そして、今年の干支にちなんだお話をひとつ、ご紹介いたします。




 「ねずみのおいしゃさま」 なかがわまさふみ作 やまわきゆりこ絵 福音館書店

 真夜中の急患の電話に、雪の中を出動したねずみのおいしゃさま。病気のりすのぼうやのところにたどり着けるでしょうか。寒い寒い大雪の日のお話なのに、なんだかほんわり温かい、優しいお話です。夜中に寝ないで仕事をしている方々、大人はくすっと笑えると思いますが、子どもたちの反応はどうでしょう?
 初版は1957年ですから、もうすぐ還暦を迎える絵本、ということになりますね。今の時代に読んでも違和感を感じない作品だと思います。ぜひお子さまと一緒に読んでみてください。




 「ぶどう畑のアオさん」 馬場のぼる作 こぐま社

 「11ぴきのねこ」シリーズをはじめ、たくさんのお話を描き、2001年に亡くなられた馬場のぼるさんの、遺作となった作品です。
 心優しく、のんびり穏やかなアオさんは、夢の中でぶどう畑をみつけます。夢の通りに道をたどっていくと、なんと本当にぶどう畑がありました。さて、アオさんはぶどうをお腹いっぱい食べられるでしょうか…
 他の作品でもそうですが、この作品でもちょっといじわる、ちょっとずるい…といった、「ちょっと」をつけてもいいような、悪の部分が出てきます。でもそれらは、「成敗」など必要なく、登場人物(動物?)の優しさ、柔らかさに包まれて、いつの間にか消えてしまいます。馬場のぼるさんの作品が、永く愛されているのは、このような部分ではないかなぁと思います。
 ぶどうの季節からは、ずれていますし、ちょっと長いお話ですが、ゆっくり手にとって読んでいただきたいと思います。

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