ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

雹(ひょう)か、霰(あられ)か

2006-03-30 22:31:54 | 言語の表現
朝はきもちよく晴れていたのに、9時過ぎから前線が通過して、風・雨に雷、そして雹(ひょう)の嵐。
「大きなあられが降りましたね」「ひょうだよ」「同じなんじゃない?」
同じだと思っていたらちがった。俳句をやる人が言う。「雹は夏の季語で、霰は冬の季語。」
辞典をひいたら、積乱雲から降ってくる氷の粒が雹で、雪が凍ったものが霰なんだと・・・知ってた?あら、そう。

痩せる隙(ひま)なし

2006-03-22 14:19:37 | 歳時記・行事
彼岸なのに、荒れ模様の寒さが続いたけど、中日のきのうからはおちついた。でも「これで彼岸?」という温度の低さ。海水温も低くて、漁師さんはカツオが獲れずに困っている。

きのう・きょうと「あがりやれ」といただいたオハギが18個!
仏様のある家は、作ったり戴いたりのオハギがモッチャク(持余す)してるから、仏様のないわたしのところへまわってくるわけ。
マグン(けれど)、どれもおいしくて、正月太りから回復するまもなく、彼岸太りになりそう。

ドキュメンタリ「蟻の兵隊」

2006-03-21 09:05:24 | お知らせ・情報
蟻の兵隊

3月10日の毎日新聞(ここでは図書館も購読紙が限られていて気づかなかった)の「銀幕閑話」でとりあげられた映画。
監督は池谷薫という人。
香港映画祭で受賞すれば、あちこちで上映されるかもしれないので、気をつけていよう。

伯父を思い出します。南京に入城した日本軍の兵卒でした。
「日本に妊娠中の妻を残してきた自分には、できなかった」
と言うだけで、南京虐殺のことを話すことはなかったそうです。
いつまでも夢に苦しめられていたそうです。

**さんのために注解
蟻(アリ)
銀幕(ギンマク=映画のスクリーン:こんなにいい日本語訳があるのに)
閑話(カンワ=おしゃべり →「閑話休題」etc.)
     写真は毎日新聞から


ワイが王様

2006-03-19 10:49:45 | 雑感
WBCで準決勝に進む王ジャパンの試合がとても楽しみ。王貞治監督の堂々とした試合が好きです。

この人は悲運というか理不尽な目にあうことが少なくなかったのに(国籍が日本でないとして国体に出られなかったり、巨人軍では・・・、奥さんを早くに亡くされたり、その遺骨を盗まれたり)、いつも堂々としていられました。国民eiyo賞を授与されるべくして授与されたときも、はしゃいだりしませんでした。もちろん、けっしていばりません。
心から尊敬する、わたしの王様です(5月生まれの双子だし)
たった一度テレビのCMで王監督の太極拳を見たことがあります。静かな、すごい迫力!確か西川のCM、なんとか映像を入手できないかとさがしましたが、見つかりません。幻だったのでしょうか・・・

探してます・・・ブランコの童話

2006-03-13 06:22:19 | 世の中
天童荒太『包帯クラブ』を読んで、中に挿まれた<ブランコの童話>が印象に残っている。

戦争のさなか、ブランコの鎖は、溶かされて爆弾になり、敵国の公園に落とされて、そこで遊ぶ子どもが多勢犠牲になった。その公園のブランコが怒って「私たちを溶かして爆弾にして」と頼む、そして爆撃が行われて、こんどはこちらの子どもが死ぬ。だれもいなくなった公園に、鎖のないブランコが残った。
その童話は主人公の街に伝わっているけれど、内容が半分になっていた。
敵国の爆撃で子どもたちが殺されたことに怒ったブランコが「私の鎖を溶かして爆弾に使って」と志願するという話に・・・。

本が手許にないので不正確な紹介です。
この<ブランコの童話>は、どこかにモデルか実際の童話があるのでしょうか?

天童荒太評
天童荒太
戦略爆撃1  戦略爆撃2

古都とはいえ・・・

2006-03-07 15:14:28 | 雑感
京都で地下鉄に乗ろうとしたら、ものすごい電車がやってきて、思わずパチリ。
20周年記念ということだけど・・・なんだか醜悪。お金をすごーくかけて、苦労して塗装したのだろうけど。
大江戸線の六本木駅も、金と黒のデザインで「ナニ、コレ!」とびっくりしたが、ただキンキラキンで、かえって暗い、おぞましいイメージだった。
復古調にするなら、何を<復古>させるのか考えてほしいなあ。

やっぱり京都に地下鉄は似合わない。

ボタンひとつ、石ころひとつで

2006-03-02 15:51:19 | 雑感
マウスの中央にあるボタンの使い方を初めて知った。
画面を上下させるのに、いちいちポインター(光標)を、計算尺(slide rule)の目盛り尺みたいなところに合わせて画面を操作し、ポインターを元の位置にもどしてから作業をするという、めんどうくさい作業から解放された。
たまたま指が滑って、中央ボタンを動かしたために、発見したこと。
マウスの使用説明書を読めば書いてあるのは重々承知、だけど、知っている左右のボタンですめば、変なことやって失敗するよりいい、と無視していたもの。中央ボタンを使わなくたって、用は足せていたから。
しかしながら、悔しいことに、やっぱり知らないことで、大量の時間をむだにして、神経も消耗させてきたわけで・・・。

知らないでもやっていけることは世の中にいっぱいあるけれど、どうも、知らないでいていい、ということはないのかもしれない。

写真は一ヶ月も咲き続けたガーベラ。タコノキのわきに挿しといただけで、ずっと元気だったのは、石の力だった。軽石みたいに穴がたくさんあるゴツゴツ石が水を活性化させていたみたい。

惨・・・イルカが

2006-03-01 10:51:55 | できごと
千葉の海岸にイルカが70頭も打ち上げられたというニュース。
Asahi から引用すると、

イルカ70頭打ち上げられる 千葉・一宮町の海岸
2006年 2月28日 (火) 20:56
 28日正午ごろ、千葉県一宮町東浪見の九十九里浜・東浪見海岸で、約70頭のイルカが約1キロにわたり、砂浜などに打ち上げられた。イルカは大きな群れを作ることで知られるカズハゴンドウで、サメに襲われたり、リーダーが寄生虫にむしばまれたりしてパニックになる例があるという。普段は沖合にいるが、何かの原因で群れが方向感覚を失ったらしい。

 浜ではサーファーや住民、町職員ら約100人が波の動きに合わせながら運んで多くをいったんは海に戻したが、弱った一部は波で浜や消波ブロックに押し戻された。日が暮れたため午後5時で救助は打ち切られた。

 地元で21年間にわたり海洋生物を観察している秋山章男・元東邦大教授(海洋生物学)は「これほどまとまった数は初めて」としている。


今朝になって浜辺に死んだイルカが打ち上げられ、
かろうじて息をしている20頭を助けようとしているけど、
自衛隊出てきて!と叫びたくなる。
海の中でなにが起こったのだろう・・・
潜水艦が変な電波を出したとか、
地殻に変動が起きているとか、
怖い。東京のみんな、イルカさんからの警戒警報だよ。