「鼻煙壺(びえんこ)とは、嗅ぎたばこの粉末を入れる小さな容器で、中国独自に作られました。
さまざまな素材や技法が用いられ、「中国美術の小宇宙」と言われています。
世界的にしられる沖正一郎コレクションから厳選した約300点をご紹介します。」パンフレットより
実業家の沖正一郎氏は初代ファミリーマート社長
大坂にある東洋陶磁美術館に1200点もの鼻煙壺を寄付しました
もともとヨーロッパのかぎ煙草は箱入りのものでした
アジアに伝わると湿気予防のために薬瓶を使い
そこから象牙 玉 石 ガラスなど様々な素材から素晴らしい美術品となりました
渋谷区立の松涛美術館は前々から興味がありました
鬼才と言われる建築家の作品ともいえる建物
石造りでこちらも芸術品のようでした
この日はまず松涛美術館に行って渋谷から山手線で目白へ行きました
松濤は高級住宅地 能楽堂もあります
少し坂を下るとにぎやかな渋谷の街 また別世界でした
渋谷のハチ公広場のところにあった東急の古い車両
外人の方たちはスクランブル交差点を写してたけど
私一人はこの古い車両が嬉しかったです
「青ガエル」というニックネームがありました
コロンとした感じの車両でたしか床は木造だったような
我が家の鼻煙壺 私たち二人の干支の虎の絵が描いてあります
内画鼻煙壺といってガラスの内側に絵が描かれています
鼻煙壺は5センチくらいの可愛いものがほとんど
その瓶の口からどんな絵筆を入れて描くのでしょう
中国のテクニックはすごいなあと改めて思いました
虎を手に入れたので龍虎そろえたく
青い染付の龍の鼻煙壺をゲット
一応五爪の龍というのがご愛敬
安いものですがひとつは持っていたかったのです